高橋巖のレビュー一覧

  • 自由の哲学
    シュタイナー四大主著のひとつであり,純粋な哲学書。外的な世界を認識する知覚と内的な世界(=概念)を知覚する直観とを思考が繫ぐという独自の一元論を展開する。外的世界とともに概念も実在の半面である。
    「思考によって近くないように結びつけられた概念の内容は主観的ではない。その内容は主観からではなく,現実か...続きを読む
  • いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか
    ルドルフ・シュタイナーという人をちっとも知らなかった。2016年の秋、ただ自宅にいた時、ふとものすごい感覚的な世界に入り込み、世界と自分のつながりを感じた。この感覚はなんだろうと思っていろいろ調べたところ出会ったのが本書であり、シュタイナーだった。その時はものすごく納得して読み切り、その後ちらちらと...続きを読む
  • いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか
    何度か読み返しているが、その度にその深遠な世界に圧倒される。と同時にシュタイナーが、謙虚さと敬虔さを持って無知な私たちに語りかけてくれている愛を感じる。一生、繰り返し繰り返し読み込んで実践していくことを決心させられる。
  • なぜ私たちは生きているのか
    長い間、この世界を支配してきた考え方が、少しずつ崩れてきていることは多く感じているのではないでしょうか。そんな時代に、その根幹を今一度見つめ直し、今まで過小評価されてきた「見えない存在」というものを考え直すことが、お二人の対談のテーマとなっています。こういった本質を考え直さなければいけない時代が近づ...続きを読む
  • シュタイナー 生命の教育
    想像力と哲学と世界観。人を選ぶ本かもしれないし前提になる感じもあるかもしれない。でも、いい本だったと思う。好きな作家が沢山出ててよかった。
  • 自由の哲学
    正直、シュタイナー四大著書の中で
    一番苦手な本。

    だって「知ってて当然」みたいに出てくる哲学者たちの名前
    全然知らんし。

    でも「一番好き」って言うアントロ友だちもいる。
    あなたはどちらなのか、まぁ一読を。
  • 神智学
    高橋巌さんの翻訳は
    私は読みやすいです。

    いま、読みこなせなくても
    手元に置いてスタンバっておいていい本。
  • いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか
    アヤシイ題名ですが、内容は現実社会で実践できる具体的な取り組みを紹介しています。
    むかしの秘技参入は導師に見守られながら臨死体験せねばなりませんでした。現代は、思考によって一人で理性的に試みることができます。
  • 神秘学概論
    難しかった。人間を肉体、エーテル体、アストラル体、自我という4つの要素に分けたのは、面白かったが、宇宙との歴史にからめ、これらを解説しているのは全くよっくわからなかった。地球記に入り、アトランティス期における解説はとってもわかりやすく面白かった。人間がもともと遠い祖先の記憶を全部持っており、アトラン...続きを読む
  • いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか
    不思議な力を得るためでなく、
    人生をより豊かに幸せに感じるために。

     神智学徒はいかなるときもひっそり自己沈静する時間を
     生活のなかに確保するべき。

    物事を比較・批判・二者択一によって観察することを
    世の中の人は当たり前にしていますね。
    ちょっと人よりえらくなったような。
    それについて人柄(畏...続きを読む
  • いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか
    四大主著。実践本、修行の書。
    永遠に読んでそう・・・
    書いていることはいたって『まとも』
    自分の成長段階で読めるところまでしか読めない不思議な本。
  • いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか
    ルドルフ・シュタイナー。

    13才〜14才にかけて、世界が分からず、人生が分からず、人間が分からず、
    何が真理か分からず、自分自身さえも分からず、身動きが出来なくなった事がある。

    ルールが分からないままゲームを続ける事はしんどい。
    でも私が探し求める‘ルール’に対する答えは、学校からも家庭からも宗...続きを読む
  • 自由の哲学
    シュタイナー初期の著書であり、最高傑作。私見ですが、シュタイナー思想を現実に共有可能性を持たせたのが本書であり、オカルト的要素を含ませて語ったのが神智学等の文献である。
  • シュタイナー 生命の教育
    語り口はやさしいけど、書かれていることはたいへん高度だと思う。一回読んだぐらいだとわからない……。

    久しぶりに再読したら、心が揺すぶられた。
    暗いヴィジョンのところと、エーテル教育のところ。
  • いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか
    人生をより豊かに幸せに感じるヒントを求めて読みました。
    幸せになりたい人はいかなるときもひっそり自己沈静する時間を生活のなかに確保するべきだ。

    半分も理解していないと思う。また数年後に読み返したいと思った。
  • いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか
    全てこの本を理解するにはまだ自分自身が人間できていないことが改めて分かる。
    精進すること、よりよい人間になるための心構えがためになる。
    瞑想が大切であること。
    都会生活者は大自然の平和な安らぎや優しさに身をおくことが大切である点は心から共感。
  • 神智学
    この本は過去に少し流行ったらしい。旦那が言っていた。そして、ワタシは幼稚園で知ったシュタイナー。旦那はスピリチュアルな人だと思ってたので幼稚園あるなんてビックリしてた。神智学とは、人間はどういった存在なのかといった話しです。人間はただ生まれて人生終えてハイ終わりってワケではない。体に宿った魂が肉体を...続きを読む
  • シュタイナー 生命の教育
    「シュタイナー思想の核心を平易に解き明かす」

    平易かどうかは分かんないけど、高橋氏のおかげで
    ニーチェやノヴァーリス、ヘッセも
    (ちょっと読んでみようかな?)
    という気になります。


    「他者における目覚め」

    を共同体形成のキーワードとして
    >意識→感情→意思の共有
    という段階を...続きを読む
  • 神智学
    はい、ラスボス級の本を1冊。しかし、ラスボス級ですが、ラスボスではありません。笑。さて、これをいかに卒論にしていくか。
  • いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか
    ルドルフ・シュタイナーいかにして超感覚的世界の認識を獲得するか 髙橋巌訳 ちくま学芸文庫

    物質的な五感による外的世界観に囚われた中で
    忘れられたグノーシス的な内的意識や
    第六観を取り戻すのは指南の技である
    この本の内容はこの事について
    雑誌に連載されたものをまとめた論文だけれど
    説明に適した言葉や...続きを読む