小保方晴子のレビュー一覧

  • あの日

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    ネタバレ

    とりあえずおぼちゃんは、権威のある2人の先生の間の板挟みになって(特に若山先生が悪者)今回の事件の被害者になったことがわかった。ゲルの切り貼りや実験ノートの件など、ネイチャー出す研究者がそんなことせんやろ〜と思ってたけど、やはりメディア側のとり上げ方が問題だった。

    当時流行った「リケジョ」ワードも、女性研究者をフォーカスしたいメディア側の目論みがあったと思う。上げて落とすのはメディア側も美味しいんだろうなあ。

    もちろん、おぼちゃんの言われるがままに流される感じや、研究者としての自覚が足りない故に起きたミスは許されないことかもしれないけど、あそこまでメディアに叩かれる必要はないと思った。

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    2022年10月25日
  • あの日

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    結局STAP細胞ってなんだったんだろうと急に気になり読んだ。
    この本の内容をそのまま受け取ると、若山先生に騙され日本中から袋叩きにされ、マスコミにも粘着され精神的にも肉体的にも追い詰められて最終的に研究者としての道が閉ざされてしまった私かわいそうという事は読み取れたが、なぜ自分の研究の一部に不正があったことに気付かなかったんだろうという謎が深まるばかりだった。
    殺意のこもった取材内容を送りつけてくる記者であると名指しで書かれていたマスコミ記者によるこの騒動の本も借りたので、そちらも併せて読んでいこうと思う。

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    2022年02月23日
  • 小保方晴子日記

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    とても強い方で、どんなに落ち込んでも最後には復活する。力の源となったのは今までの仕事のやりがいであると感じた。何か1つ、とてつもなく好きなことがあると、それを失ったとしても、強く生きようとする信念が手に入るのかもしれない。また、周りの人に救われたということも大きいと感じた。親友さんや、瀬戸内寂聴先生、海外の研究者など。やっぱり人間は一人では生きていけない。

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    2021年02月28日
  • あの日

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    本の内容は私には評価出来ない。

    しかし、リーダーのポジションでおこなったあらゆる判断が、個人の責任とする環境には戦慄を覚えた。相対的な価値が大事な世界なのだろうか、、?

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    2020年03月13日
  • 小保方晴子日記

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    さわやかな自分の好きな色味の空色のカバーに引かれ手に取り読んでみた。判官びいきでそれでいながら素直な自分としては、この本を読む前もだけど読んでもやっぱり小保方さんが悪いとは思えず、被害者や犠牲者に思えてならない。そもそも彼女が仮にSTAP細胞に関して真実でないことを言っていたとしても、あそこまで(一度はもち上げておいて)堕とすようなことは人権や尊厳の観点からもどうかと思う。彼女は昨日までとは態度を一変させる人と数多く会ったことだろう。そして本当に親身に寄り添ってくれるわずかな人を知ったことだろう。
    確かにこの本を読むと、小保方さんって例えば「死ぬ」を「息絶える」と書いてしまうような若干装飾過多

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    2020年01月05日
  • 小保方晴子日記

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    あまりにも自分がかわいそうという立場からの日記。うつ病の一つの判例としては面白いのかもしれないが、もう少し厳選しても良かったのではと感じた。

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    2019年03月22日
  • 小保方晴子日記

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    小保方晴子さんの日記。
    非常に大変な状況だったことがわかる。
    この状況でも日記を書き続けていたのはすごい。

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    2018年12月14日
  • あの日

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    研究を志すまでから研究者人生が終わるまでの話。
    山梨大の若山先生が問題だったという主張。
    マスコミの取材のすごさを感じる。
    世論やマスコミの流れの強さを感じる。

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    2018年12月13日
  • 小保方晴子日記

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    STAP細胞騒動後、死の淵をさまよった孤独な闘いの記録。精神科入院、博士号剝奪、手記の執筆…小保方晴子が、理化学研究所を退職してからの650日間を綴る。『婦人公論』に掲載された瀬戸内寂聴との対談も再録。

    いろいろ辛かったんだなぁと思う反面,芯は強い人なんだろうなぁとも思った。

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    2018年09月10日
  • 小保方晴子日記

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     読み終えて「彼女が生きててよかった」と思う。
     あの時から彼女の置かれていた環境を考えると、死を選んでもおかしくないレベルだし、どう考えても守られた環境で長期間の静養が必要だ。
     しかしながら彼女は生きた。がむしゃらに。

     これを読んで、綴られていたであろう日記のうち、出版されなかったもの、描かれなかったもの、省略されたものの多さにおののく。
     ある一定のあだ名で呼ばれる人、友人、とひとくくり、あるいは複数にまとめられた人、固有名詞を出される人、あるいは記載されなかった人。
     明確に敵意をあらわにしているのは早稲田大学に対してだ。(確かに、彼女の言うとおりであるとすれば、早稲田大学の組織は

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    2018年08月05日
  • 小保方晴子日記

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    使ってもいないのに毎月引き落とされるインターネット手数料。解約方法は電話しかなく、長い間、知り合い以外には本名で電話しておらず、2時間悩んだ末、勇気を出して解約の電話をする。名前を聞かれ、小保方晴子です。自分の名前を名乗るのにとてつもない緊張がある。名前を変えることもできるが、変えないのは小保方晴子の存在を自分までもが否定したくないから。自分は必ずこの人生の中でもう一度自らの望む生き方をする。状況が変わらないのなら自分が変わるしかない。まだ生きるのなら、この状況より強い力で、自分が変わるしかない。人生のトラウマを一つひとつ着実に乗り越えていく姿が清々しい。他方、相変わらずしつこく嫌がらせをして

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    2018年07月21日
  • 小保方晴子日記

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    日付付きで著者の毎日の日記が掲載されている。時期によってはかなり弱ってて怖い。なんとか立ち直り小説書くことにしたみたいですね。実際スタップ細胞があるかないかは専門外でよくわからないですが、あると良いなと思いました。

    早稲田大学からの学位取り消し通知がパスワードがかかってるけど、同じメールにパスワードが書かれて誰でもひらける状態だったというのは、セキュリティ事故なんじゃ、と思う。

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    2018年05月06日
  • あの日

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    学者というのは世間知らずのせいか、どこか歪んでいるのかもしれない。この本の内容は真実かどうかはわからないが、ここまで恨み事(本の中では否定しているが)を書く以上、真実の部分を含んでいるはずだが、まだ釈然としない事が多い事件だ。

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    2022年09月10日