【感想・ネタバレ】あの日のレビュー

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当事者からの真実の訴え

2016年02月09日

毎日新聞・須田記者の「捏造の科学者」は、どうも読んでいていてスッキリしない、違和感がぬぐえなかった。かの本は、単に須田記者の取材日記でしかなく、真実に近づいているとはとても思えなかったし、書名には悪意すら感じ、須田記者の妄執のみが伝わってきた。NHKスペシャルにしてもそうだ。
しかし、この本を読ん...続きを読むで、ようやく真実は見えた気がする。前半では、彼女の研究が徐々に乗っ取られていく様が見事に描かれている。後半は、終わりなきジェットコースターのような拷問だ。
世間は既に彼女のことを忘れていた。しかし、自分から蒸し返す勇気には拍手を送りたい。

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小保方さんに研究をさせて下さい

2016年02月03日

このスタップ細胞事件(敢えてそう呼びたい)はまるで東京裁判みたいだと以前より思っていました、戦争責任を全て東条英機一人に負わせて私は関係ないと逃げる輩、マスコミも無責任な報道で世間を煽り開戦へと導き、敗戦すれは悪いのはこいつですと世間を煽る

ちょっと常識ある人ならノーベル賞級の研究、発表を掛け...続きを読む出しの若い研究者一人でやるわけ無いだろ、見てなかった、知らなかったで片付けるな、トカゲの尻尾切りも良い所
これで世間にも小保方さんの言い分(自分の擁護も有ると思うけど)思いは伝わったと思います

でも小保方さんにはこれ以上はこう言った暴露本は出さないで欲しい、人間の醜さが見えて気分が悪くなります
もっと未来に繋がる建設的な、人間の神秘、可能性を書いた本を出して欲しいです

誰か(日本なんかよりアメリカかが良いなぁ)小保方さんの好きな研究をさせてやって下さい
ただ科学が大好きだった女の子だったのにね、どうしてこうなるの??

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胸が詰まります

2016年03月02日

報道の相次いでいた当時は、同じ30代の女性として、苦境に立たされている彼女に同情を感じていました。
一般人の彼女がマスコミによってひたすらあら探しをされ虚像を作り上げられていくことへ驚き、恐怖感を持っていました。
常に誰かが槍玉にあげられている昨今ですが、科学の論文で、最終的に自殺者まででてしまった...続きを読むことは本当にあり得ないほどで、マスコミの対応は自制心のかけらもなかったと思います。
彼女の心境を本書でくわしく知ることとなり、当時マスメディアに感じた幼稚な暴力性が、当事者にとっていかほどの試練だったのか、垣間見ることができて非常に胸に残りました。
本人は反論したいことが山ほどあるだろうと、当時全く関係ない立場の私でも思っていましたので
本書で一端でも 吐き出すことで先にすすめたらいいな、と彼女の今後を応援したいです。

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Posted by ブクログ 2024年03月03日

小説よりも小説的、一方でリアリズムに満ちた作品だった。この読後感は、10年以上前に読んだアンネの日記に似ている。
現実に起こったことなのに、小説よりも奇異で無惨で情けなく、不条理にすべてを奪い去り、見返りもなく終わる。悪い者は明らかにされず、ただ不条理な結末を受け入れるしかない。序盤には楽しい日常の...続きを読む日々や将来の希望が語られ、自分の関与できないところで大人や組織の思惑や私欲がうごめき巻き込まれ、耐え忍んだ上にようやく浮上できそうな希望が見えたところで徹底的に叩き落とされる。その様子や経緯が重なってくる。
私は専ら小説が好きだった。大人になってから心動かされる小説に出会えることがほとんどなくなっていた。図らずもここまで心を動かされる作品が小説でなかったことに、衝撃を受けている。
現実は小説よりも奇であり、それは体感するまで本当の意味で分かることはないのだと知った。

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Posted by ブクログ 2023年10月06日

色んな人に読んで欲しいと思いました。当事者じゃないと分からない感情や人の悪意、日記の方も併せて読むといいですね。小保方さんのために何かしたいという気持ちになる人も多いのではないですかね。

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Posted by ブクログ 2023年03月21日

とてもつらい内容だった。
過ちを繰り返さないために私たちに何ができるのか、深く深く考えさせられる。
科学の詳しいことはわからないが、少なくとも言えるのは、情報管理がひどく杜撰で情報統制が驚くほどできてない。そんな中で真実を証明するのは無理だと思う。

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Posted by ブクログ 2022年08月20日

まったくの知識ゼロから興味があり読み始めましたが専門的な知識が多く入っており多くのことが学べとても楽しく読めた

この本に書かれていることのどこまでが真実だかはわからないが非常に考えさせられる1冊

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Posted by ブクログ 2020年04月25日

読み終わって、強いいきどうりを覚えた。何か月間毎日のように報道されていた、小保方氏のSTAP細胞事件。一方的な報道に違和感を感じていたが、こういう事だったのかと納得。何故この本があまり話題にならなかったのか?政治的な意図も感じる。実名を挙げて個人を糾弾しているが、ほぼ事実だろうと確信。山梨大学/若山...続きを読む教授、毎日新聞/須田記者、NHKスペシャルの記者の罪は重い。著名な科学者を葬り、前途ある科学者の将来を完全に奪ってしまった。売名をしようとする行為、自分だけ儲ければいいという考えは浅ましいとしかいいようが無い。須田記者の著作の前に出版されていたらという思いも湧いてくる。

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Posted by ブクログ 2018年10月09日

面白い。まず事件とは別に理系の研究の魅力を感じた。著者はずっと学問一筋というわけでもなかったのは意外。早熟な人なのだろうと思っていた。しかし事件に関して、どうもこれを読むとかなり大学の内輪の話というか、あんまり分かりやすくないような気がして、論文不正がどうのとか、ふつうピンとこないだろう。再生医療と...続きを読むいう研究対象の性質で話題になったのか、そんなに売れるような本だろうか。

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Posted by ブクログ 2018年05月03日

科学者であれば誰でも自身の研究によって脚光をあびる姿を夢見ると思いますが、本書はその一歩手前で真逆の結果になってしまったというものです。
加害者であるか被害者であるかはまだわからないですが、事件の当事者による手記というのは珍しく、当時の小保方氏の心境がひしひしと伝わってきました。
内容については、特...続きを読むに理系の方は賛否があると思いますが、こう言った立場に置かれた方が書かれたというだけで、十分に一見の価値があると思います。

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Posted by ブクログ 2023年12月28日

一時世間を揺るがした
事件も、忘却の彼方に
消え去ろうとしている。

事件そのものを知らぬ
若者も増えてるだろう。

仕組まれた出来レース。

マスコミを避けようと
すれば逃げたと言われ、

向き合えば揚足をとり
人権などおかまいなく
糾弾される。

反論しても世論に扇動
されて事実が捻じ曲げ
られ...続きを読む

頷けば不正を認めたと
見做される。

公に完璧を求める風潮。
不道徳への過度な責苦。

そしてなにより多勢を
盲信する愚かしさ。

本来是正すべき不正義
は見て見ぬふりのまま、

典型的な弱虫よろしく
すでに弱りきっている
人に容赦なく牙を剥く。

しかも匿名で・・・・・・

膝をついている背中に
物陰から石礫を投げて
憂さを晴らしてる人は、

その醜い己の姿を自覚
しているのだろうか。

獲物を見つけた群衆が
いかに残酷になるもの
か。

著者の前途が穏やかで
あることを祈願します。

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Posted by ブクログ 2023年09月22日

『STAP細胞はあります』
と言った理由が書いてあった。
事件当時は、不正して研究成果をでっち上げたのかなと思ってたけど、この本に書いてある事が真実なら全然違うんだなと思った
また、たとえ不正があったとしても1人の人間を追い込む姿勢は社会として如何なものかと思った
研究内容など、新発見ならその分野の...続きを読む専門家でもちゃんと分からないんじゃないかなと思う
それを、外部から粗探しをして潰しされたという主張もある程度納得出来た
論文に間違いはあったんだろうけど、論文発表時は筆頭著者を取り合ったけど、取り下げの時は小保方さんに責任を擦りつけ、理研は出稿料まで請求するとは酷いなと思った。理研の様な組織が、本当にそんな運営なのかと疑問に思ったが、これも外部からではわからないなと思った。

山梨大の若山教授や毎日新聞の須田桃子記者についてなかなか悪く書かれているが、調べたらその方達は今なお活躍されてるようで、悪事がバレてないのか、本書の記述に認識違い等があるのかどっちなのだろう

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年12月15日

何が本当なのかわからないけど生徒を育成できなかった先生の問題はよく見えた。それ以外にも若山先生、NHK、理研、須田記などみんなクソすぎて読むのが辛い。

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Posted by ブクログ 2021年11月08日

研究者は自分の信じる道を突き進める一途な人間でないと務まらないと思っているので、
STAP細胞問題が出た当初も小保方さんが何かちょっとした解釈を途中で間違ってしまっただけなんだろうと思っていた。
それなのにあんなに叩かれて可哀想だなとニュースを見るのが嫌になっていた。
今回数年経って真相がどうなのか...続きを読む気になり本を手に取った。
私が想像できないほどたくさんのドラマがあり人が関わり、波があったのだと思い知らされた。
こちらまで息苦しくなり、途中で何度も数日の読書中断をすることになった。
この本はあくまで小保方さんの視点で書かれていて他の人の主張も気になるが、一つ思うのは優秀な研究者を1人失ったんだなということ。
結局STAP細胞の真相はわからなかった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年03月16日

マスメディアの怖さを知った。
当時、自分が研究者を志したいと思うきっかけになった。(今は研究者を目指してはいない)

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Posted by ブクログ 2020年11月14日

彼女の側からの一方的な手記なので本当のところは知るよしもないが、かなりはっきり真犯人を暗示しているところに少し驚いた。最初の方は実験手順など科学的な記述が多く、ちょっと読みにくい印象。騒ぎが大きくなり、マスコミが騒ぎ出してからのどうにもならない大きなものに流されていくあたりの記述はかなり感情的で詳細...続きを読むがわからないのがやや微妙だが、迫力はあり、ついつい読み進めてしまった。

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Posted by ブクログ 2020年03月29日

当時、STAP細胞について知るのはニュースくらいでした
これを読んであれは一方的な報道だったんだなと知る
でもほとんどの人は報道だけを鵜呑みにしている
と思うのでだとすると事実と異なることが世に流れて
いってしまっていたのでしょう
小保方晴子に起こった出来事を知ることができました
ひとり悪者にされた...続きを読む著者
とてもやりきれない

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Posted by ブクログ 2019年09月16日

真実は藪の中。
ただそこは置いといても、マスゴミが情報操作を通じて作り上げる”ストーリー”と”善と悪”。
そして一度、悪と判定された人間に人権、プライバシーなど存在しない。餌を求めて低俗で下品極まりないハイエナどもが蟲の如くたかるのである(実名で糾弾されている須田桃子記者やNHKなど全く白こい顔をし...続きを読むてるものだから恐ろしい)

この本にある記述をすべて鵜呑みにすることはできない。それでも、確実に私は小保方さんの文章、思いに少なからず胸を打たれた。若山氏は説明責任を凡そ果たしていないと思われる。

繰り返し言うが小保方さんの言っていることがすべて真実かどうか、そんなことはわからない。
ただ、それを一方的に証拠不十分な段階で証拠十分に仕立て上げようと手段を選ばない、1人に全責任を押し付ける仕組みが機能していたのは間違いない。

非常に考えさせられる一冊である。

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Posted by ブクログ 2018年12月03日

著者の一方的な視点から書かれているので、信用するしないは読んだ人の判断だと思う。

一人のみが持ち上げられ、糾弾された騒ぎだったように見えたけれど、少なくともそれだけは違うらしい。

前半、それまでやってきた実験の内容がが書かれ、細胞の種類などをメモしながら興味深く読んだ。

事件が起こってから最終...続きを読む章までは、ここまでされなくてもと気が重かった。

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Posted by ブクログ 2018年09月16日

細胞うんぬんは知識がないから疑惑の判断はできないけど、とにかくマスコミと世間様に恐怖と怒りを覚えた。
何様なんだろうか、人を裁く権利があるとでも思っているんだろうか。
正義という名のただのいじめだなと感じた。

あと思うのは、小保方さんが男性ならこんな風に面白おかしく騒がれることはなかったのだろう。...続きを読む

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同じ研究者としては同情する

匿名 2016年02月26日

お金をとってきてくれる上司には逆らえないのはよくわかる。Nature論文撤回の際に、STAP現象の再確認はできたのならヴァカンティ研へ行って別の雑誌に発表されたらよかったと思う。当分日本に戻れない覚悟で。キメラマウス作成は今のところ無理とあきらめられたかどうかがポイントでしょうね。本はよくできていて...続きを読む、同じ研究者としてとても興味深い。

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小保方晴子の未来を祈る

2016年02月11日

まだまだ若いです、健康に気をつけて!10年後20年後発展、幸福をお祈り申し上げます
これまで経験、苦労が将来、約立つと思います

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Posted by ブクログ 2023年12月28日

この方の最初のニュースの時
おーーすごいねぇ~~
最近は 綺麗な人も 科学者になるんだぁ~
なんて 思っていたら 
捏造?!
ニュース見ていて 憤りを感じました。
自分も卒論を書いたので 論文というのは
一人では書けないというのに 
彼女だけ バッシングされていて 不思議でした。

だから どうして...続きを読む こういう経緯になったのか 解明できるのかな?
と 思って期待して読みました。

しかし、、必要なんだろうけど
最初の方は 科学のお話。彼女の研究内容や 
どんな風に 他の先生と関わってきたのかという事が書かれていました。
科学の内容は 読んだというより 見たという 感じです。

この本は 彼女の方からの 話なので
反対の話も読まなくては 捏造うんぬんに 関しては なんとも言えませんが
取材している人達の行動は ひどすぎますね。。。
他の本でも そうでしたけど
取材に対して きちんと対応しているのに
ある 部分だけ 切り取って 情報や 映像を出して
(メディアなどが)悪者と決めたら徹底的に その線の情報しか出さない。
できれば メディアの感情を入れないで 
中立に情報を 公開して欲しいと思いました。

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Posted by ブクログ 2023年06月11日

STAP細胞騒動、よく覚えてる。
可愛らしい女性(しかもこの本読んだら当時まだめちゃめちゃ若かったのね…、)が容姿だの割烹着だので異様にメディアに祭り上げられ、
疑義が生じたら一転、袋叩きにされ、STAP細胞はあります、の一言は意地汚い芸人に笑いを取るために真似され。
祭り上げられたときも叩かれたと...続きを読むきも興味なかったけど、あの頃は目に入るもの全てが小保方さん関係だったのではと思うレベルの状態だった。
赤の他人の私でもそう思うので、小保方さんご本人はよく生き抜いたなあ、と思う。
いまSNSでの中傷が問題になってるけど、最近の事件と比べ物にならないくらい相当に酷かったと記憶してる。

この本を読んでも、すべての真実は分からない。
小保方さんの身から出たサビという部分は充分ある、文系の自分からしても それは甘いよ確認しろよ…とか、知らなかったで済ませちゃダメでしょ…というシーンも多かった。
一方でまだ駆け出しの一研究員の小保方さん1人が悪とされるべきものでもなかったのでは。そんなに権威実績のある若山先生たちが、不正に気付かないの?主導していた先生たちが矢面になんで立たなかったの?と思う。
化学って再現性があるものが認められるんだろうし、STAP細胞ありますって嘘ついたところで誰が得をするんだろう??謎のまま。

でもやっぱり、小保方さんの心を壊し、笹田先生を自殺に追いやるほど、彼らを追い詰める必要あったのか?という、メディアに対する疑念が1番。それだけは私も当時自分の目で見てたものだから、本書の情報も補完されて、やっぱりおかしいなと思う。あの時のメディアは真実を知りたい•報道したい、ではなくて、誰が悪いのかを報道したい、でしかなかったんじゃないか。
本当にすべきは、小保方さんの論文や研究に対する甘い姿勢を正せなかった体制とか、不正や不備を見抜けなかった仕組みに対する抗議だったんじゃないのか?

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Posted by ブクログ 2023年04月30日

ここに書かれていることが本当なら、小保方さんが可哀想すぎる。
若山教授というのはとんでもない人なのか。
この本では、若山教授が悪のように描かれているが。
真相を誰か教えてくれ。

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Posted by ブクログ 2022年11月21日

読むのがなかなかに辛かった
小保方さん自身は普通のポスドクだったのかなという印象
データ処理、バージョン管理、サンプル管理等が雑だったのは確かなんだろうけど、その辺の大学でポスドクやってるくらいであればそんなに問題にもならず、キャリアを積んでく上で改善されたりもしたんだろうに
先生の引きがやたら良く...続きを読む、またその先生が望んでいたデータを作り出していたからこそ、重用されて異例の抜擢に繋がったのかなと
ずっと見たかったデータを提示されたことで、そのデータの信頼性を十分に検証することなく突き進んでしまったのかな

若山氏に対する告発が後半は続いたが、本気で告発するならば図表、生データ、メールの公開等したらいいのに、書籍でつらつら恨み言を書くのは中途半端に感じる
STAP現象の再現には成功していた、としているが、誰も追試に成功していないことについての言及はない
若山氏から反論が出ることはきっとないんだろうな
もしかしたら本当に本気で、自分は騙された被害者だって信じているかもしれない

最も論理的に構築されるべき科学界は、時に理不尽に非論理的な力によって歪められる、ということを提示する本だった

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年10月25日

とりあえずおぼちゃんは、権威のある2人の先生の間の板挟みになって(特に若山先生が悪者)今回の事件の被害者になったことがわかった。ゲルの切り貼りや実験ノートの件など、ネイチャー出す研究者がそんなことせんやろ〜と思ってたけど、やはりメディア側のとり上げ方が問題だった。

当時流行った「リケジョ」ワードも...続きを読む、女性研究者をフォーカスしたいメディア側の目論みがあったと思う。上げて落とすのはメディア側も美味しいんだろうなあ。

もちろん、おぼちゃんの言われるがままに流される感じや、研究者としての自覚が足りない故に起きたミスは許されないことかもしれないけど、あそこまでメディアに叩かれる必要はないと思った。

当時のマスメディア(今もそうかもしれないけど)によるおぼちゃんの叩きっぷりは見ていて酷いものがあったし、本人が受けた精神的ダメージは計り知れない。その点ではおぼちゃんは被害者だと思う。

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Posted by ブクログ 2022年02月23日

結局STAP細胞ってなんだったんだろうと急に気になり読んだ。
この本の内容をそのまま受け取ると、若山先生に騙され日本中から袋叩きにされ、マスコミにも粘着され精神的にも肉体的にも追い詰められて最終的に研究者としての道が閉ざされてしまった私かわいそうという事は読み取れたが、なぜ自分の研究の一部に不正があ...続きを読むったことに気付かなかったんだろうという謎が深まるばかりだった。
殺意のこもった取材内容を送りつけてくる記者であると名指しで書かれていたマスコミ記者によるこの騒動の本も借りたので、そちらも併せて読んでいこうと思う。

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Posted by ブクログ 2020年03月13日

本の内容は私には評価出来ない。

しかし、リーダーのポジションでおこなったあらゆる判断が、個人の責任とする環境には戦慄を覚えた。相対的な価値が大事な世界なのだろうか、、?

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Posted by ブクログ 2018年12月13日

研究を志すまでから研究者人生が終わるまでの話。
山梨大の若山先生が問題だったという主張。
マスコミの取材のすごさを感じる。
世論やマスコミの流れの強さを感じる。

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Posted by ブクログ 2018年10月09日

STAP細胞に関して事実がどこにあるのかはわからないが、関係者に相当なストレスが掛かったというのは事実。様々なパワーバランスに翻弄されたのだろう。論文作成に関わる人は、この事件から学ぶことは多い。

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Posted by ブクログ 2018年09月18日

真実を歪めたのは誰だ? 研究者の道が閉ざされたいま、STAP騒動の真相、生命科学界の内幕、業火に焼かれる人間の内面を、自身の弱さや未熟さをもさらけだして綴った、小保方晴子の衝撃の手記。

前半は実験のことばかりで,よく分からなかった。
後半はずいぶん大変だったのねと思う反面,何が真実なのだろうかと思...続きを読むった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年09月05日

Why now?
It is because I found Haruko Obokata’s picture shot by Kishin Shinoyama this year. I wonder what she is going to do, so I try to review the f...続きを読むamous science scandal about STAP (Stimulus-Triggered Acquisition of Pluripotency) cell. I reviewed the scandal from two sides. One is the scientist’s side, the other is the newspaper reporter’s side.

The story starts when Obokata-san’s best friend in her elementary and junior high school days, who was very good at drawing and handicraft, suffered from juvenile rheumatism. She watched her friend’s fingers were curving. She wanted the power to face the unfairness, and entered the research for regenerative medicine.
In this book, the research of sphere cell of mouse in her Harvard University days was splendid. She gave a lively description of the life of studying abroad. I feel excited. It reminds me of the YouTube video of ‘Chikatomo Ryugaku Seikatsu’. But her thesis was not selected by the journal. At that time, she cried and her grandmother said “Research is a job for people. Even if things don't go the way you want, just do it right. You are OK”. I think she can live with the word.
But she made a critical mistake. When she became a doctor in Waseda University, she submitted the draft version of her doctor paper by mistake. I wonder why she was so careless.
After that, she had a great success with Dr. Wakayama, Dr. Sasai and many famous scientists. But Nature’s article and letter about STAP cell by her were both judged as unfair, so they were withdrawn.
Because of cyber-bullying and pressure from mass media such as NHK, Mainichi Shinbun’s Suda reporter, she got mental disorder. My impression of this book was this. It is great that she survived.
After reading book, I watched her press interview video. It invited tears to me.
I found she is very good at writing. She might become a writer in the future, I guess.

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Posted by ブクログ 2022年09月10日

学者というのは世間知らずのせいか、どこか歪んでいるのかもしれない。この本の内容は真実かどうかはわからないが、ここまで恨み事(本の中では否定しているが)を書く以上、真実の部分を含んでいるはずだが、まだ釈然としない事が多い事件だ。

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Posted by ブクログ 2018年10月14日

さくさくと走り読み。自分は善性を失っていない。ただ社会からのバッシングが常軌を逸していたため名誉回復のチャンスを奪われた・・という内容。自己肯定の表明と自己弁護に満ちているが。どういうゴーストライタがこういうのを書くのだろう?

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