木村心一のレビュー一覧
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強い召喚獣を操るためには変態である必要があり、舞台となる召喚学校には変態ばかりが集まってくる。そこで主席卒業を目指す主人公の宗志もドスケベとなるべく修業を重ねてきたんだけど……
そんな彼が幼少期のトラウマによって、登場人物の中で最もモラルの高い人物になってしまったのは何とも面白い構図
とにかく作中に登場する人物たちの変態度がヤバイ。校長(男)が女性モノの下着を身に着けていたことに始まり、第一巻で敵となるむきむきジャッキーはかわいい男に叩かれることに喜ぶドM、生徒会長は屋上で全裸ピクニック、異性に触られると興奮してしまう七瀬は逆ハーレム願望
トドメとしてヒロイン枠の坂田は露出狂で加虐趣味が目覚めつつあるとか、本当にヤバイ人間しか居ない
この中では相手を性的に興奮させる活人拳が使えるけど、女性に触れられない宗志とか霞んでしまうね
ただ、周囲は宗志をそんな人間とは見てくれなくて。
勘違いから「クレイジー・ド変態」と認定されてしまった宗志。変態度が強さの指標となる学校で「クレイジー・ド変態」扱いとされてしまったのだから、周囲からは最強の召喚士と見られてしまう。
その為に本当は最弱である事を隠さなければならなくなってしまうし、ルームメイトの坂田の性別も隠さなければならない
自分の目的を明確に持って、野望を抱えて召喚学校に入学したはずなのに、第一巻の時点で宗志は守らなければならないものを幾つも抱えてしまったね
作中で生徒達は召喚獣を使って「戦争」を行うわけだけど、そのシステムはちょっと面白い
召喚獣は殆ど人間の形で武器を生成する能力と別に固有能力を持ち同時に1000人以上召喚できる。だから必然的に陣形を用いた戦い方になる。ファランクスを車懸りの陣で削る描写には心躍った
ただ、宗志が操るネコミミとヨーコには今の所戦闘で役立ちそうな固有能力がないわけで。この状況がそのまま続くと戦闘描写がちょっと地味なものになりかねないような気がする
エロくて可愛いのは非常に美点ではあるんだけどね -
Posted by ブクログ
空にペットボトルを投げたら、代わりに
女の子が落ちてきた。
魔法少女ならぬ、魔装少女、だそうで
武器…もとい『杖』はチェーンソー。
連れ帰ったら、家にはもう1人女の子がいて~な
ハーレムですか? な状態。
事実、その後でもう1人追加になって3人に。
そんな家主(?)たる主人公は人ではなくて
最初からいる女の子によってゾンビ。
日中が弱いらしいですが、腐らないゾンビ。
そして魔装少女の魔力を吸い取って
自分もそうなってしまった主人公。
あの衣装付ですか、変態ですか、な主人公。
結局主人公殺した殺人鬼事件は? と思っていたら
一応そちらも解決しました。
いやもう分かりやすいというか、そうだろうね落ち。
そもそも突如としてそんな事言われたら…と思う
主人公はひねくれまくっているのでアウトですが。 -
Posted by ブクログ
本作は一風変わったアイディアが面白く光る作品だった
ゲームの登場人物が生きていて色々な作品でプレイヤーを楽しませるために試行錯誤する、そんな内容
多分、ゲーム好きで似たような妄想をしたことがある人には堪らない内容だったんじゃなかろうか?残念ながら、自分はそこまでゲームに思い入れがなかったためにさくっと読んでしまったのだが
そして木村心一先生らしいテンポの良いツッコミトークやこちらの予想を振り切ってくるようなボケは健在。
子作りのシーンなどは大笑いしてしまった
主人公マナトの性格設定は良いね。全てが普通な能力しかなくてどれだけ挑戦しても報われることがなくて。いつしかなあなあな結果を受け入れてしまうようになっていた。
それをプレイヤーに見て貰いたい、自分を覚えていて貰いたいとの想いが爆発する終盤の展開はとても良かった。プレイヤーからすれば敵キャラとヒロインがあんな展開になるなんて絶対NGだけど、マナトを主人公としてこの物語を見ればこれ以上の展開はないと思えるものだった
それにしてもマナトのラッキースケベ属性は何かの伏線だったりするんだろうか?どの「村」でもラッキースケベが原因で辞めざるを得なかったマナト。けれど、エンドールだけはラッキースケベが発動してもフィルスの底抜けの善意によって辞めなくても良いどころか頼りにされるように
ただ、その頼りにされている理由の幾つかに勘違いが含まれているのは少し怖い所。 -
Posted by ブクログ
魔力の永久機関の理論を完成させたハルナは、それを実現させるためには「メガロ生成装置」が必要だと主張します。ところが、大先生がハルナのもとから設計図を奪い取り、さらにメガロ生成装置をも入手しようとします。歩は大先生よりも先にメガロ生成装置を手に入れようとメレンゲのもとを訪ねます。
その一方で、友紀がノロウイルスに感染してしまうというアクシデントが起こり、歩は彼女の看病に当たることになります。しかし、友紀の中に兵器を隠していた大先生は、友紀の意思を操作して歩たちに接近し、メガロ生成装置を彼らのもとから奪い取っていきます。これに対して歩たちは、ヴィリエに通じるルートを閉鎖して、大先生を迎え討とうとします。 -
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軽妙なトーク回しでおなじみの木村心一さんの新作。
この作品で面白いのは暗黒騎士であるエリーは正体を隠しているわけではなく、あくまで童顔である自身の姿と暗黒騎士を結びつけてほしくないだけ。だから学校などの公の場所では暗黒騎士として振る舞っていても、啓治の事が好きだから素顔を晒した状態で毎日のように会いに行く。で、啓治の方は素顔のエリーに惹かれつつ暗黒騎士のほうが本命というちょっとしたすれ違いモノか。
会話は相変わらず面白いものばかり。履歴書作成の流れとかは何度も笑ってしまった。
ここに波旬や帝国の思惑がどのように絡んでいくのか非常に楽しみ。
最も印象的だったのは策略を巡らせて暗黒騎士の素顔を見ようとしていた神藤が「友達なら素直に頼めばいい」という結論に落ち着く辺りは木村心一さん独特の着地点かなと思える