木村心一のレビュー一覧
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強い召喚獣を操るためには変態である必要があり、舞台となる召喚学校には変態ばかりが集まってくる。そこで主席卒業を目指す主人公の宗志もドスケベとなるべく修業を重ねてきたんだけど……
そんな彼が幼少期のトラウマによって、登場人物の中で最もモラルの高い人物になってしまったのは何とも面白い構図
とにかく作中に登場する人物たちの変態度がヤバイ。校長(男)が女性モノの下着を身に着けていたことに始まり、第一巻で敵となるむきむきジャッキーはかわいい男に叩かれることに喜ぶドM、生徒会長は屋上で全裸ピクニック、異性に触られると興奮してしまう七瀬は逆ハーレム願望
トドメとしてヒロイン枠の坂田は露出狂で加虐趣味が目覚 -
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空にペットボトルを投げたら、代わりに
女の子が落ちてきた。
魔法少女ならぬ、魔装少女、だそうで
武器…もとい『杖』はチェーンソー。
連れ帰ったら、家にはもう1人女の子がいて~な
ハーレムですか? な状態。
事実、その後でもう1人追加になって3人に。
そんな家主(?)たる主人公は人ではなくて
最初からいる女の子によってゾンビ。
日中が弱いらしいですが、腐らないゾンビ。
そして魔装少女の魔力を吸い取って
自分もそうなってしまった主人公。
あの衣装付ですか、変態ですか、な主人公。
結局主人公殺した殺人鬼事件は? と思っていたら
一応そちらも解決しました。
いやもう分かりやすいというか、そうだろ -
Posted by ブクログ
本作は一風変わったアイディアが面白く光る作品だった
ゲームの登場人物が生きていて色々な作品でプレイヤーを楽しませるために試行錯誤する、そんな内容
多分、ゲーム好きで似たような妄想をしたことがある人には堪らない内容だったんじゃなかろうか?残念ながら、自分はそこまでゲームに思い入れがなかったためにさくっと読んでしまったのだが
そして木村心一先生らしいテンポの良いツッコミトークやこちらの予想を振り切ってくるようなボケは健在。
子作りのシーンなどは大笑いしてしまった
主人公マナトの性格設定は良いね。全てが普通な能力しかなくてどれだけ挑戦しても報われることがなくて。いつしかなあなあな結果を受け入れて -
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魔力の永久機関の理論を完成させたハルナは、それを実現させるためには「メガロ生成装置」が必要だと主張します。ところが、大先生がハルナのもとから設計図を奪い取り、さらにメガロ生成装置をも入手しようとします。歩は大先生よりも先にメガロ生成装置を手に入れようとメレンゲのもとを訪ねます。
その一方で、友紀がノロウイルスに感染してしまうというアクシデントが起こり、歩は彼女の看病に当たることになります。しかし、友紀の中に兵器を隠していた大先生は、友紀の意思を操作して歩たちに接近し、メガロ生成装置を彼らのもとから奪い取っていきます。これに対して歩たちは、ヴィリエに通じるルートを閉鎖して、大先生を迎え討とうと -
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軽妙なトーク回しでおなじみの木村心一さんの新作。
この作品で面白いのは暗黒騎士であるエリーは正体を隠しているわけではなく、あくまで童顔である自身の姿と暗黒騎士を結びつけてほしくないだけ。だから学校などの公の場所では暗黒騎士として振る舞っていても、啓治の事が好きだから素顔を晒した状態で毎日のように会いに行く。で、啓治の方は素顔のエリーに惹かれつつ暗黒騎士のほうが本命というちょっとしたすれ違いモノか。
会話は相変わらず面白いものばかり。履歴書作成の流れとかは何度も笑ってしまった。
ここに波旬や帝国の思惑がどのように絡んでいくのか非常に楽しみ。
最も印象的だったのは策略を巡らせて暗黒騎士の素顔を見