あらすじ
人は誰しも、二つの顔を持っている。俺、相川歩はごく一般的な高校生のようで、実はゾンビ。打倒クリスのため“冥界最強の人物”と恐れられる女の子に会いに行った。ドアを開けると―ぼふっ。柔らかい何かが飛び込んできた。玄関で女の子にぶつかり、たわわな胸に顔を埋めてしまう。ボインボインな二つの顔を持つ彼女…ネネさんはまったく怒った様子もなく、クリスを倒したい俺に交換条件で、年末のイベントに間に合うよう漫画の原稿を泊まり込みで手伝えという。それを聞いたハルナが、ユーが、セラが、クラスメイトたちがネネさん家に押し寄せることに―って、結局自宅と変わんねぇ。
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Posted by ブクログ
ネネさんが今までにない包容力で良かった。やはりこの作品は皆で協力する話が似合っている。夜通し同人誌制作をしたり、変な技が活躍したりと、この作品の良さが詰まっている巻だと感じた。京子の件でもそうだったが、悪役の女の子は和解する感じなのだろうか。いいぞもっとやれ。
Posted by ブクログ
ハルナの魔力を奪ったクリスに対抗出来ると言われるネネさんの巻。
ネネさんの同人誌ユークリウッドの物語を完成させるために努力するいつもの面々。ネネさんは、何でも許してくれる大人キャラ(すぐ寝ちゃいますが...)
歩は同人誌作成に協力してくれたみんなに、クリスマスプレゼントを配る。
そして、ネネさんの協力を得て、とうとうクリスとの対決へ。
それぞれの好みや、過去の因縁などを明らかにしながら、話は進みます。
ハーレム状態の歩がウラヤマシス。
Posted by ブクログ
ねねさん、ナイスキャラでした。だけど今巻のベストはサラスではないかな。なんにせよ楽しそうで何より。クリスの件がバトル無しで終わっちゃったのは意外だけど、もっとスゴイひとを引っ張り出したところで「つづく」。でも流石にそっちでもバトルは無さそう。
Posted by ブクログ
本巻で、クリスをめぐるエピソードの決着がつけられます。
歩は、クリスに勝つ手段を探し求めて、冥界最強の美女・ネネさんことネグレリア・ネビロスのもとを訪ねます。ところが彼女は、コミケに出す予定の同人誌の締切に追われていました。ネネさんとユー、夜の王たちで構成された「セブンスアビス」の活躍を描いたそのマンガを完成させるため、歩たちはネネさんのお手伝いをすることになります。
その中で歩は、クリスに対抗するための空間停止の術を習得します。また、織戸や平松さん、三原かなみたちから、担任・栗栖猛への思いを聞き、魔力効果を消してしまうマフラーをネネさんから受け取った歩は、クリスとの戦いに挑みます。
クリスとの戦いがメインですが、バトル・アクションは控えめです。まあ、クリスとの戦力差がかなり大きいので、この結末もしょうがないかという感じでしょうか。少なくとも、ドラゴンボール的な強さのインフレになるよりはマシではないかと思います。