菊池健のレビュー一覧

  • 漫画ビジネス

    Posted by ブクログ

    10年くらい前は、まだまだ電子書籍よりも紙の本の方が圧倒的に作者の収入なる・・・なんて言われていたと思うが、もうそんな時代は過ぎ去ってデジタルの価値が大きく上がった。ということを理解できた。
    日本の漫画産業の成り立ちや現状、これからの展望にも触れており、描くにしろ読むにしろこの分野に興味があるなら楽しめる一冊だと思う。

    0
    2025年08月03日
  • ななつのこものがたり

    Posted by ブクログ

    「ななつのこ」を子供の寝物語にお話ししているお話

    「ななつのこ」そのものではない
    でも、だからこそこれは駒子シリーズなんだよなぁ
    息子の名前が「はやて」だったり、お母さんの名前が回文だったり、羊のぬいぐるみが出てきたりね

    うむ、よかったよかった

    で、完結編の長編が待ち遠しい

    0
    2019年07月17日
  • ななつのこものがたり

    Posted by ブクログ

    菊池健による挿し絵がよい。なかんずく「ななつのこ」に添えた絵は素晴らしい。
    追記:加納作品のカバーイラストのほとんどを菊池健が手掛けていることに後で気づいた。1枚絵で上手さが判らぬ自分が情けない。

    0
    2019年03月16日
  • ななつのこものがたり

    Posted by ブクログ

    お話はもちろん、菊池さんの絵が本当に綺麗でうっとりしました。ななつのこに出てくるあの絵本ごそのまま読めるんだと思っていたのでちょっとした仕掛けに嬉しくなりました。

    0
    2014年07月13日
  • ななつのこものがたり

    Posted by ブクログ

    「ななつのこ」で読まれる「ななつのこ」のものがたり。
    柔らかで幻想的なお話が詰まっています。
    イラストがまたいい…。

    0
    2009年10月10日
  • ななつのこものがたり

    Posted by ブクログ

    ななつのこの作中作「ななつのこものがたり」。駒子シリーズを全部読んだ後に読むのがお勧め。素敵な絵本です。

    0
    2009年10月04日
  • 漫画ビジネス

    Posted by ブクログ

     過去10年とこれからよ10年を網羅した良い一冊。日々業界の情報アップデートが必要であると認識できる。10年前の漫画業界は非常に暗かった。だがそう簡単に衰退しないのが漫画業界の強さである。ガラパゴス的なこの面白さを、世界にどうやって勝負し広めていくか。万人におすすめしたい一冊である。

    0
    2025年08月02日
  • 漫画ビジネス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    マンガが大好きで読み続けてきた人生。

    お店に並び、表紙がカッコよくて買い漁り、マンガの中に夢を見た少年時代。

    社会への準備、勉強とは?人間関係とは?成長とは?そんなことを学ぼうと視点を変えて漫画を読んでいた青年時代。

    社会でもまれ、仕事とは?家族とは?お金とは?幸せとは?そんな悩みを解決するヒントを探して漫画を読む現在。

    紙からデジタルに変わっていき、読み方も多種多様になってきた歴史の背景で、赤字、人材不足、時間不足、マーケットの変化などで苦悩し、もがいていた人たちのリアルをこの本で知ることができた。

    一読者である僕は、紙だろうとデジタルだろうと、ただ、楽しくて読んでた。

    でもそれ

    0
    2025年02月21日
  • ななつのこものがたり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『ななつのこ』の再読後に、こちらは初めて読んだ。
    『ななつのこ』の作中で語られるストーリーどおりなので理解はできるのだが、あやめさんの超スピード解決が、あまりにも速すぎるのではないかと思ってしまった。謎を認識する前に解決してしまうような。
    繊細で色彩が柔らかくて可愛い挿絵がふんだんに使われていて、贅沢な一冊。
    お母さんが息子に語る構成になっていて、本来の『ななつのこ』そのままでない構成も、憎い!読めてよかった。

    0
    2024年08月18日
  • ななつのこものがたり

    Posted by ブクログ

    はやと君が夜寝る前にお母さんが昔々つい最近の物語を聞かせてくれる話。それが大人になって忘れてた道徳心を思い出させてくれる話でした。
    (「ななつのこ」と言うのが先にあったとは知りませんでした。)

    0
    2023年01月24日
  • ななつのこものがたり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小説『ななつのこ』の作中作として登場した絵本が、現実世界に湧いて出てきた! スピンアウトというか、飛び出す絵本というか。

    でもやはりこの作品は、小説の中で、あの入江駒子さんというキャラクターが、あの感性で語、説明してくれるからこそ面白いのかも知れません。やはり本作には劣る印象でした。

    0
    2012年03月24日
  • ななつのこものがたり

    Posted by ブクログ

    『ななつのこ』の第1章、駒子のファンレターを読んだ瞬間から、
    駒子の読んだ『ななつのこ』に会いたたくて会いたくてたまらなかった。

    だけど、冒頭から、あれ?

    形式が思っていたのと違うぞ?

    これでは、駒子が読んだ『ななつのこ』と違うよ?

    実は、私は、ネット書評家として、
    ファンレターの駒子に挑戦したかったのである。

    「おんなじ本」を読んで、私なりに書評を書いてみたかった。

    そうでないと、駒子のファンレターに打ちのめされた感覚は
    どうにもならないと思ったのである。

    いっそのこと、本当の本当に、再現してほしかった。

    表紙から著者名から、『ななつのこ』に「引用」していたようにすべて!

    0
    2010年07月11日
  • ななつのこものがたり

    Posted by ブクログ

    『ななつのこ』作中に出てくる駒子が読んだ本。
    コレの語りのお母さんってひょっとしたら。。。と考えちゃった本。菊池健さんの絵が綺麗でしたv

    0
    2009年10月04日
  • 漫画ビジネス

    Posted by ブクログ

    漫画業界の今に焦点を当て、多角的な視点から現状を分析した一冊。漫画好きな人、クリエイターとして関わりたいと思っている人、エンタメ関係者、などなど、漫画に関わる全ての人に読んでほしい本です。たかが漫画、されど漫画。今や世界中のエンタテインメントの基礎となり起点となる漫画を、これからも日本の宝として伝統文化として守っていきたい。

    0
    2025年12月14日
  • 漫画ビジネス

    Posted by ブクログ

    「漫画家的な実践的なスキル」ではなく、漫画業界とそこを取り巻く現状をざっくりと知ることができる。コンテンツをつくることと、コンテンツを生み出すクリエイターとの向き合いのマインド的な部分で非常に参考になった。方程式のように、全てを一般化させることは到底できない。でも、だからこそおもしろい。のかもしれない。漫画ではないものの、エンタメコンテンツ界隈に身を置いて10年以上が経った私も、こういう苦しみ面白みに直面する場面は共感できる部分も多い。目先の利益に飛び付きすぎずに育てていく・ノウハウをためていくという観点は自分にも戒めになった。

    0
    2025年07月13日
  • 漫画ビジネス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     マンガのつくり方は、大きく分けるとマーケットイン型でつくられるものと、プロダクトアウト型でつくられるものがあります。前者は、流行しているストーリーの型に当てはめてつくられるもので、最近でいうと、いわゆる「異世界転生」や「悪役令嬢」といったジャンルが該当します。ちなみに、「異世界転生」というのは、主人公が事故などのきっかけを経て、別の世界に行くことで物語が始まるような作品のこと。「悪役令嬢」も「異世界転生」から派生したジャンルですが、女性の主人公が別の世界の物語の悪役として転生する作品のことを指します。
     後者のプロダクトアウト型は、漫画家の個人的体験や趣向を掘り下げ、物語として昇華させていく

    0
    2025年02月17日
  • 漫画ビジネス

    Posted by ブクログ

    あえて非効率とガラパゴス化する中で、日本の漫画界は発展した。

    本書読むと、既存のビジネススキームと別の世界から大ヒット作が出るのが漫画の世界なのだと実感できた。著者が何度となくこの点を強調し、だからこそ面白いという点も一理あると感じる。

    ウェブアプリやウェブトゥーンなど最新の流れや将来的な見解も載っており、今後日本の漫画が世界にどのように展開されるのか、我々の体験は変わっていくのか興味を抱ける内容だった。

    0
    2025年02月13日
  • ななつのこものがたり

    Posted by ブクログ

    『ななつのこ』の作中にある話を短篇のものがたりにして、おかあさんが小さなはやてに読み聞かせするという内容。
    カラーの挿し絵がページ毎にあり、児童書として楽しめる。
    『ななつのこ』を読んだ後だったので、そうだった〜と思い返しながらまた楽しめた。

    ○すいかおばけ
    ○金色のねずみ
    ○空の青
    ○水色のチョウ
    ○竹やぶ焼けた
    ○ななつのこ
    ○あした咲く花

    なかでもやっぱりななつのこが良かった。

    和尚さんが言う「ものをいわない動物だって、親が子どもを思う気持ちは何一つ変わらないんだな…。すまないが、こねこがもう少し大きくなるまで、まってやってくれんか」にとても優しい気持ちになった。
    その話のあとにお

    0
    2024年03月09日
  • ななつのこものがたり

    Posted by ブクログ

    【収録作品】すいかおばけ/金色のねずみ/空の青/水色のチョウ/竹やぶ焼けた/ななつのこ/あした咲く花

    『ななつのこ』の作中作から生まれた物語。本編を読んでからどうぞ。

    0
    2024年01月29日
  • ななつのこものがたり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    絵本仕立て。

    下世話だけれど、ラスト1ページ読んだ感想
    「あ、くっついたのか。」

    恐らくこれがこのシリーズの最終巻だと思うのだが

    近藤史恵氏のキリコシリーズも
    北村薫氏の円紫シリーズも
    今シリーズも

    プロポーズというか、結婚の瞬間は描かれないものを最近続けて読んでいる。。。
    そんなものなのだろうか??

    0
    2018年04月05日