菊池健のレビュー一覧

  • ななつのこものがたり

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    小説ななつのこの劇中本(?)。
    幻想的なおとぎ話のようであり、一方でどこまでも現実的な物語。
    子供に読み聞かせする母の語りを描いた絵本だが、この本を本当に子供に読み聞かせたりなんかすると、そのあまりのリアルさに寝てた子が飛び起きるレベルだと思う。まぁ言い過ぎだが。ただでも絵本って得てしてリアルなものなのかも?!

    一つ確実なのは、駒子シリーズ三部作を読んだ後から読むべき本です。

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    2018年02月08日
  • ななつのこものがたり

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    「ななつのこ」の作中作がそのまま一冊の本になったと思い期待して読んだら当たり障りの少ない簡単な話になっていて少々残念でした。
    しかし「ななつのこ」一編読んだら「ななつのこものがたり」から同じ話を、と併読していたのですが「ななつのこ」も初読の身としては、途中驚きもあり、それが嬉しくもあり良かったです。

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    2014年03月12日
  • ななつのこものがたり

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    ネタバレ

    加納朋子の駒ちゃんシリーズの番外編というかおまけというか、シリーズの最終作品ではあります。

    内容は氏の処女作『ななつのこ』の中に作中作として登場する『ななつのこ』(ややこしいですが)に準じています。

    10歳前後の少年はやてが遭遇するちょっと不思議な出来事を、サナトリウムにいる女性あやめさんが解決してくれます。少年とお姉さんの触れ合いみずみずしく爽やかなお話です。

    そんな物語をお母さんが息子に語って聞かせる、という体裁をとっていて、その少年とお母さんが…とうことでホっと安心できる結末でした。

    絵もキレイでかわいく、シリーズを読み通してホンワカ優しい気持ちになれると思います。

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    2012年02月23日
  • ななつのこものがたり

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    絵もとてもきれいで絵本の体裁をとっているのに、お母さんの語りという形式がちょっと残念。お話の内容は『ななつのこ』で駒子が語ったものの方が惹き込まれる。

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    2011年01月09日
  • ななつのこものがたり

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    ○2009/12/17 
    本当に小さい子とかに読み聞かせできるものかと思ったら全く違って残念。
    お母さんの名前、ってとこには思わず笑ったし、ぬいぐるみもはいはい!って感じだった。でもそういうところも加えてこれ単体では読めないなぁ。普通にはやての物語としてを期待してたし、ファンとしてもどうなのか…。純粋にお話しだけだったらぜひ読み聞かせたいなぁと思うんだけど。
    でもやっぱり加納さんの話はいいなぁと思った。フォローはしてるけど、けっこう濃い毒を放置したまんまだし。

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    2010年01月07日