畠山丑雄のレビュー一覧

  • 叫び

    Posted by ブクログ

    歴史のことは詳しくないので、内容に関しては正確に受け止めることはできなかったかもしれない。

    主人公の早野は、周りに影響されやすい。恋愛詐欺に遭ったことに関してそこまで深い傷を負っているようには見えないのに、酒に溺れてみたり、風俗に行ってみたりする。テンプレートをなぞることで安心する。そんな人物だと思った。
    会話はどこかかみあわず、周りからの認識と自分の認識がズレていることに気づかない。常に自分の世界にいるような早野だが、銅鐸をつくる「先生」との出会いによって(変な方向に)進んでいく。

    先生は銅鐸を作り、早野が傾倒する。
    過去には音蔵が阿片を作り、川又青年が師事する。
    早野はその過去の川又青

    0
    2026年02月02日
  • 叫び

    Posted by ブクログ

    芥川賞かあ。
    文が綺麗なところもあったけど、過剰じゃない?ってとこもちらほら。
    最後展開が飛躍しすぎてもっかい読む気力が減った。
    いつか読む。

    0
    2026年01月18日
  • 叫び

    Posted by ブクログ

    大阪万博が作中で描かれて現代の空気感が閉じ込められつつも、銅鐸が出てきたりする違和感が面白かった。
    出てくる先生が語りかける言葉もやけに響く。関西人の僕が終始気になったのは関西弁で、こんな喋り方するかよ、過剰だな、と思ったら関西出身の作家で驚き。

    0
    2026年01月15日
  • 地の底の記憶

    Posted by ブクログ

    The crystal radio doesn’t need any power. it's spiral to love, pulse, friendship and the era.

    0
    2019年05月31日
  • 地の底の記憶

    Posted by ブクログ

    「平行線というのは基本的には交わらない」長い沈黙のあと西山は授業でもしているような口調で言った。「でもそれは基本的には、ということに過ぎないんだ。非ユークリッド幾何学という分野においては、無限遠点において平行線は交わる」
    「無限遠点?」
    「ある種の仮想的な概念だよ」西山は言った。「世界の果てのことだ」
    (P.209)

    0
    2016年03月29日
  • 地の底の記憶

    Posted by ブクログ

    前半は中上健次のような土地と人とのどろどろかと思いきや、後半になると形を変えた村上春樹、という印象。文章も構成も語り口も達者。
    もう少しキャッチーなタイトルだったら、著者と同年代の読書にも受けがいいのでは、とも思う。ちょっと地味なタイトル。

    0
    2016年01月29日