津田秀樹のレビュー一覧
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以前より「むかつく」などの汚い言葉は使わないように気をつけていましたが、
他にもたくさん、有用な話し方を知ることができました。
・極端な言葉を避ける
「最低」「おまえだけ」「みんなが~」
・ネガティブな発言は、やわらかく過去形で言い直してあげる
「上司との関係が最悪なんだ」
「上司とうまくいかないって思うことがあったんだね」
・性格より行動を怒る
「だらしない人ね!」→「脱いだものはちゃんとここに置いて!」
・物より人をほめる
「その服いいね」→「その服似合ってるね」
などなど。
昔、穏やかな人になろうと思って早口を直したりしたけれど
(これでもねw)、話し方ももう少し改善できると -
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極端語は避ける(絶対、いつも、まったく、など)。若者は語彙が少ないので、極端語が多い。超、めちゃ、など。
悪意の比喩は使わない。負の感情を強める。悪意の比喩で反省する人はいない。
属している集団ごとけなさない(今どきの若者、など。言い返せないの卑怯)
褒めるために、他を比定しない。
相手を傷つけるネガティブな情報は伝えない。かえって恨まれる。
断定語で決めつけない(覚の妖怪にならない)。その通りであっても、相手は反省しない。
質問形式の攻撃は相手を追い詰める。答えようのない質問はしない。
反映話法=相手の言葉を繰り返す。ちゃんと聞いている、というサインになる。繰り返しは、時間の無駄ではなく節 -
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ネタバレジーンズを愛用している中年として、
なんで幸せになれないだ?!
という、好奇心(半分くらい反発)から、手にとってみました。
一番、これこれ!と思ったのは「不幸は感染る」という部分。
不幸な考え方
失敗したら、自分の能力が足りないと思い
成功したら、運が良かったからと思ってしまう。
こういう考えの人います。そして周りに良い影響を与えません。
幸福な考え方
失敗したら、運が悪かった
成功したら、能力があるからと思う。
都合のいい考え方ですが、前向きになれるし、やる気も起きるはず。
幸福に考えられるように、家族や仲間と接していきたいと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの度紹介するこの本ですが、決して、ジーパンをはく中年が、幸せになれない原因や、その対策を述べたものではありません。このタイトルは、書店で「ジーパンをはいている中年の皆さん(あなたかもしれません)」に手にとって買ってもらうためのもので、この本は、そのような中年のための心理学の本なのです。
実は、私、心理学や精神分析に興味があり(アカデミックに学んだわけでは無いので、間違いがあったらご容赦ください)、この手の本は随分読んだのですが、この本を買った理由は、新しい視点を感じたからです。
「ジーパンをはく中年は幸せになれない」は、第一章のタイトルで、第三章のタイトルは「親切にしすぎると、仕返しされ -
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1〜2章の「言葉のトゲを抜く」「言葉の毒を抜く」を身につけるだけでも大きな効果がありそう。
・相手の言葉を繰り返して話し手を満足させる。
・相手のトゲはやわらかく言い換える。
・相手の言葉を過去化して言い直す。さらに「〜と思うのですね」という思い込みの指摘をすると効果的。
・断るときは、はっきり断り、理由や事情を説明し、謝り、相手が困らないように代案を出す。
・自分が傷ついたことを責めず、自分が傷つくことをしないように依頼する。
・哀れっぽい頼み方をすると嫌われやすい。
・困った顔、がっかりした顔を使う。
・親しい間柄でも、気持ちを察してもらおうとせず、きちんと説明する
・ほめる、好意を伝え -
Posted by ブクログ
★★★★= 100~120点 = I like it!
中年がさらっと心理学を学べる良書です。
こんな人に特にオススメ
・ジーパンをはく中年で幸せを感じていない人
以下、本の内容に触れます(ネタバレあり注意!)。
内容
・不幸を招く法則
・不幸な選択をする理由
・環境が不幸を招く
などの理解を通じて、心のかみ合わせの改善を目指します
私的「メモっ得」ポイント
・正論を言うとモラルが低下する
自分の良心は何と言っているかと思いやりがあるかが大切
・すべては「自尊心」を守るため
失敗を恐れて、成功をあきらめてしまう心理
・心の天秤は簡単に狂ってしまう
何が大切なのか、油