仲村和代のレビュー一覧
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ネタバレ<目次>
はじめに
第1部 アパレル業界編
第1章 それでも洋服は捨てられ続ける
第2章 アパレル”生産現場”残酷物語
第3章 リサイクルすれば、それでいい?
第4章 「透明性」と「テクノロジー」で世界を変える
第2部 コンビニ・食品業界編
第5章 誰もが毎日お茶碗1杯のご飯を捨てている
第6章 フードロスのない世界をつくる
第3部 消費者編
第7章 大量廃棄社会の、その先へ
おわりに
<内容>
朝日新聞の記者二人による、大量廃棄社会の中心である、アパレルとコンビニを中心とした食品業界をレポートしたもの。そこから見えてくるのは、「消費者」の要求から大量廃棄を -
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日本人は服を沢山買い過ぎている
自分の物にしたいというより、「買う」という行為がストレス解消だっだりするのでよろしくない。
4枚に1枚は新品が捨てられているとはショックである。「ラナプラザ」の事故は他の本で知ったが、日本のTVニュースではあまり大きく報道されていなかったのではないか。
「つくる責任つかう責任」の取り組みをもっと子供の時代から教えていく必要があるのだろう
「捨てないパン屋」の取り組みは素晴らしい。買う方も売る方にもプラスになっている
作る人が見え、作る人を大事にしている会社で作られた(ファクトリエのような)服を積極的に買っていきたい
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Posted by ブクログ
ネタバレ・「たまに、この人なんでこんなに怒ってるんだろう、って電話口で笑っちゃいそうになります。」と笑う。このくらいの耐性がなければ、続けていくのはなかなか難しいのかも知れない。(P.39)
・コミュニケーションの高いスキルが求められるのに、「誰でもできる仕事」であるかのように言われる。(P.62)
・多くの仕事がこの「感情労働」的な要素を備えているといえるのではないかと思う。コールセンターではさらに、顔が見えないまま、声だけでやりとりをしなければならない難しさもつきまとう。(P.98)
・コミュニケーションにははっきりした正解があるわけではない。難しいからこそ、おもしろい。(P.102)
・コールセ -
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「入電目標8.5件/1h。達成できるよう日々工夫して業務に就きましょう」聞くべき内容をどれだけ早く聞き出せるか。どれだけ早くパソコンに入力できるか。トイレさえ行く余裕のない激越な職場環境。十分な研修やフォローもないままオペレーターが負担にさらされストレスがたまる。離職率が高いためベテランが少なく、ますます教育に手が回らなくなる。それがコールセンター。
日本はあらゆる分野のサービスが超一流。その裏返しとして殺伐とした職場環境をもたらしている。サービスの競い合いにはキリもはてもない。そんなプレッシャーがストレスとなって人を追い詰める。少ないパイを奪い合い疲弊し、その誰かがまた誰かにストレスをぶつけ