堤朝子のレビュー一覧

  • ナイト・エージェント

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    2020年11月20日発行の現代版巻き込まれ型スパイ物語。発行日のせいかランキングで見た覚えがないのだけど、個人的には早くも今年No. 1候補。
    スピーディーでテンポ良い展開と魅力的キャラクターに、骨太なシナリオが組み合わされば最強のページターナーってわけ。
    シンプルな道具立てだから映画化(むしろドラマ化)にもいいと思う。
    ホワイトハウスで働くFBI局員ピーター・サザーランドが大学までバスケットボール

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    2022年02月11日
  • ナイト・エージェント

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    予想以上に引き込まれ、楽しめるストーリーでした。これをきっかけにThe 500も読みました。他にも作品があれば、読んでみたい作家さんです。

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    2023年07月20日
  • プリティ・ガールズ 上

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    今後どういう展開になっていくのか気になって、夢中で読まされました。殺された夫は、実は悪人だったのか。夫の死後、偶然見つけたある事実から、次々と新たな事実が見つかって、亡くなった夫に関する疑惑は深まるばかり。そして、怪しげな捜査官。一方で、だいぶ前に行方不明になった姉との関連なども絡まり、今後どうなるのかすっごく楽しみ。翻訳も読みやすくて、すごく面白い上巻でした。更なる驚きがありそうな下巻へ!

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    2022年05月21日
  • ジグソー・キラー

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    前半テンポ良かったけれど、ラストはバタバタしちゃった感が。オリヴィエの◯◯シーンは羊たちの沈黙、ヘンリーへの執着はハンニバルを思い起こさざるを得ません。エキセントリックではあるけど、こんな風になるほどの魅力が彼にあるとは思えなくてちょーーっと軽めかな。でもエンタメとしては楽しめました。これは続くんですかね。

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    2022年02月12日
  • ナイト・エージェント

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     冒険小説の時代は終焉したのだと、嫌でも感じさせられる現在のエンタメ小説界で、少数ながら頑張っている作家たちは今も確かにいるのだけれど、かつてのスパイもの、国際謀略ものといった国家レベルの大スケールのものは少なく、巨大犯罪組織とりわけ南米の麻薬ビジネスや、暴力的宗教団体などをテーマにしたスリラーがトレンドになっている気がする。

     本書は、そういう意味では昔懐かしい米露間の諜報合戦や、国家的裏切り行為を扱った少し古典的な冒険小説と言える気がする。政府中枢部内での汚職かつスパイ行為に巻き込まれ、知られざる危機に見舞われるホワイトハウスを舞台に、深夜番の若きエージェントが奔走するという、いわゆる今

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    2021年05月02日
  • ナイト・エージェント

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    FBI局員ピーターはホワイトハウスの危機管理室で緊急電話を取り次ぐ深夜番。284日で入電は1度だけ。誰が何のためにかけてくるのかも知らされていない。そんなある晩、取り乱した若い女から電話がかかってくる。「赤の台帳、オスプレイ、6日後」という暗号めいた伝言とこの番号を彼女に託した伯父夫妻は、同夜何者かに殺害されていた。その日からピーターは国家レベルの陰謀に巻き込まれていき―。

    著者の作品はThe 500を読んで以来だが、翻訳されたのもこれで二作目のようだ。素人がここまで行動できるのか、という疑問はさておき、なかなかのページターナーではありました。

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    2021年01月17日
  • ナイト・エージェント

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    すっきりと構成されたスパイもの。信じられる人は誰なのか迷いの道に引きずり込まれる。
    #ワシントンDC

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    2020年12月29日
  • ナイト・エージェント

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    広げた大風呂敷を最後は無理矢理畳んだようにも感じたけど、アクションシーン多めで面白かった〜!
    善良な人々がその善良さゆえに陰謀に巻き込まれていく過程が良かった。関係者のすべてがあやしく見えてくるなかなかの筆致!

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    2020年12月20日
  • プリティ・ガールズ 下

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    テンポ良い語り口で、一気に下巻まで読みました。丸善日本橋店で、著者の本が平積みで数作品が置かれていたので、手にしました。この作品を選んだのは、投資番号が1番だったから。他の作品も読んでみたい。

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    2020年12月15日
  • プリティ・ガールズ 上

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    目の前で殺された夫のパソコンから猟奇ポルノの動画ファイルが見つかる。不条理に直面した女性の物語。ディーン・クーンツさんの作品を思い浮かべるような展開。

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    2020年12月15日
  • プリティ・ガールズ 下

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    ある日突然三姉妹の長女が居なくなった。警察にも行方がわからないまま、24年の歳月がたってしまった、残された家族の物語。次女のリディア三女のクレア、残された姉妹の心情が細かく書かれていて物語の進み方が遅い気がする。しかし二転三転と新事実が出てきたときに翻弄される。

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    2019年01月27日
  • プリティ・ガールズ 下

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    ネタバレ

    *死んだ夫のパソコンに隠されていた殺人動画―そこに映る一人は現在行方不明の少女に酷似していた。だが担当刑事に動画は偽物だと一蹴され、クレアは違和感を覚える。愛妻家の夫の正体は異常な殺人鬼だったのか?警察とFBIは何を掴んでいるのか?やがて24年前に失踪した姉と夫の事件の関連が浮上し…。次々はがされてゆく登場人物の素顔、予測不能の展開!全米震撼の話題作*

    誰が敵で誰が味方か、何が嘘で何が真実なのか…クレアでなくとも大混乱してしまう状況にこちらまで心臓バクバクしつつ一気読み。
    ストーリーだけならまあ普通に面白かった評価ですが、所々に差し込まれたお父様の手紙が効果的で、涙をそそる。よって★+1で。

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    2018年06月07日
  • プリティ・ガールズ 上

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    ネタバレ

    *成功した夫と美貌に恵まれ、なに不自由ない生活を送っていたクレア。だが、ある日暴漢に夫を殺されたことから、彼女の人生は暗転する。葬儀中、自宅に強盗に入られたクレアは、刑事に加えFBI捜査官が事情聴取に現れたことを不審に思い、夫のパソコンを調べ始める。そこで見つけたのは複数の不審な動画ファイル。それは若い女性が拷問され、犯されて惨殺される猟奇ポルノだった…*

    海外モノにはあまり手を出さないのですが、なんとなく気になり、まずは途中からパラパラと読んだあとに一から読み直したのが良かった模様。ストーリーが倒置法的なので、一から読んでいたらよくわからないままだったかも…
    犯罪もどんどんハイテク化されて

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    2018年06月07日
  • プリティ・ガールズ 下

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    読み終わった後に何故もっと早く読まなかったんだろうと思わせる一冊
    亡くなったの夫の過去のダークな面が次々と明らかになってくる それは本当の夫の姿なのか?
    それより夫は本当に死んだのか?
    24年前に失踪した姉と夫はどう関わっているのか?
    息もつかせぬ展開に最後まで一気読み間違いなしです

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    2017年07月14日
  • プリティ・ガールズ 上

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    出だしはゆるいがだんだん引き込まれて行く
    夫が殺されたことから完璧だった夫の隠れていた部分が明らかになってくる
    夫は殺人犯なのか?
    さて、後半が楽しみだ

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    2017年07月11日
  • プリティ・ガールズ 下

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    先に前日譚「彼女が消えた日」を読んで下準備を整えた。
    ポールがクレアへの死に際のセリフ これも、ポールの真の一面なんだろうな

    やっぱ、k・スローターは面白い

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    2017年05月26日
  • プリティ・ガールズ 上

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    売れっ子建築家として成功した夫と何不自由ない暮らしを送るクレアと、元麻薬中毒のシングルマザーリディアという、同じ姉妹なのに正反対の境遇となったのが興味深い。
    普通、家からあんなビデオが出てきたら犯罪を疑うのに、警察が偽物だと取り合わないのは怪しすぎる。
    特にクレアの場合は、今まで夫が自分に見せていた面が誠実な聖人君子であった分だけ、衝撃も大きいと思う。
    三人の父親が殺人鬼と面会していたのは、自分の考えがまとめたり、現実を受け入れたりするするためなのだろうか?
    下巻の真相が気になる。

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    2017年02月19日
  • プリティ・ガールズ 下

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     えってなる。だから怖い。
     久しぶりに家で夜中に読むのが嫌だ、になった。怖くて冷静に読めない。
     一時中断を踏まえつつ、読み終えると、タイトルが怖い。
     怖くて読み返したくないが、いつかきっと読むだろう。

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    2016年02月10日
  • プリティ・ガールズ 上

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     オープニングから不穏すぎる。
     果たして、この物語はどんな残酷な結末に私を連れて行こうとしているのか?という不安を掻き立てる。
     世の中を不信なまなざしで見てしまう。確かなものなどないと。

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    2016年02月10日
  • プリティ・ガールズ 下

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    ネタバレ

    失踪した少女の家族のその後の話。
    殺人場面の描写が生々しく、実際にこういうのあるんだろうなと思うと辛い。
    でも、裕福な主婦が、夫の葬儀後から段々誰を、何を信じていいのか分からなくなりながらも現実に立ち向かおうとする姿は読んでいて惹きこまれた。

    海外ドラマのクリミナルマインドなどが好きな方には特にオススメ出来ると思う。

    あと、著者のあとがきがチャーミングでよかった。他の作品も読んでみたい。

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    2016年01月23日