アレッサンドラ・ヴィオラのレビュー一覧
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植物は我々と同じ様に五感を持っているのに加えて、化学部室を感じる力、湿度を正確に測れる力等植物の知られざる能力を書く。
同族が有利になるように働く力「親が同じ種を育てたところ、根はあまり干渉しないようにし、上に芽が伸びていった。
親は異なるが同じ種類の植物の種を同じ様に育てたところ、根を競い合う様に広げていった」は興味深かったな。
その他学び
・トマトは昆虫に襲われると匂いを出し他の植物にも知らせる。
・根は味覚を持ち、より栄養のある土を探し伸びる
・一般的に考えられているウツボカズラ等の食虫植物の他にも、粘液で虫を殺し、その死骸が土に返ることで、足りない栄養分を補おうとする植物もいる。
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Posted by ブクログ
とても良い
地球上全体を見れば、その生物の中で動物はわずか1%程度の個体数しかない
総重量でいうと0.3%しかない
動物は植物がいなければ絶滅するだろうが、植物は動物がいなくなっても繁栄を続けることができる
植物の根端は情報センサーであり情報発信ネットワークのひとつだ
インターネットの形態はこれに近いものだ
集合知が生み出すものは創出と呼ばれるそうだ
大きな拍手の渦や、ウェーブのように個体ではなし得ないものが創出されるのだ
そもそも植物は生き物なのかと、その昔は哲学の対象となっていたと言う
魂についても知恵についても考察されてきた
イスラム教のコーランでは植物は生き物から除外されている -
Posted by ブクログ
結局、移動を選んだのが動物、定住を選んだのが植物。一見、動物の方が偉いように見えるが、植物が消え去ったら人間の生活は持たない。一方で動物が消えたら植物はこれまで動物に奪われていた領土を奪い返し、わずか数年で完全に取り戻すに違いない。
コペルニクス革命以前、地球は宇宙の中心にあり、すべての星々が地球の周りを回っていると考えられ、人間中心の考え方で捉えられていたわけだが、現在の生物学もコペルニクス革命前にあるといっていいということで、光を感じる視覚や、嗅覚を使った植物同士のコミュニケーションについて語られる。
緑の多い街は犯罪が少ないという事実もいい。なぜかは分からないが感覚的に分かるし、とり -
Posted by ブクログ
ここでいう知性は「問題を解決する能力」と定義されている。人間は人間>その他動物>植物と優劣意識を持ちがちだが、そんなことはないと著者は指摘する。例えば植物は大部分が捕食されても、数日すれば再生する。(生命機能を分散するモジュール構造)。移動ができないからといってそれで終わるのではなく、甘い香りで昆虫を呼び寄せ受粉のサポートをさせて子孫を残すのも植物ならではの一例。
夏の暑い日、気が付けばそんじょそこらに雑草が伸びている。それは植物が長い間時間をかけて自らの生命維持を試行錯誤してきた過程の結晶なのだろう。雑草うぜー、などとは言っていけないですね。