アレッサンドラ・ヴィオラのレビュー一覧

  • 植物は<知性>をもっている 20の感覚で思考する生命システム

    Posted by ブクログ

    とても良い

    地球上全体を見れば、その生物の中で動物はわずか1%程度の個体数しかない
    総重量でいうと0.3%しかない
    動物は植物がいなければ絶滅するだろうが、植物は動物がいなくなっても繁栄を続けることができる

    植物の根端は情報センサーであり情報発信ネットワークのひとつだ
    インターネットの形態はこれに近いものだ
    集合知が生み出すものは創出と呼ばれるそうだ
    大きな拍手の渦や、ウェーブのように個体ではなし得ないものが創出されるのだ

    そもそも植物は生き物なのかと、その昔は哲学の対象となっていたと言う
    魂についても知恵についても考察されてきた
    イスラム教のコーランでは植物は生き物から除外されている

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    2022年12月15日
  • 植物は<知性>をもっている 20の感覚で思考する生命システム

    Posted by ブクログ

    結局、移動を選んだのが動物、定住を選んだのが植物。一見、動物の方が偉いように見えるが、植物が消え去ったら人間の生活は持たない。一方で動物が消えたら植物はこれまで動物に奪われていた領土を奪い返し、わずか数年で完全に取り戻すに違いない。

    コペルニクス革命以前、地球は宇宙の中心にあり、すべての星々が地球の周りを回っていると考えられ、人間中心の考え方で捉えられていたわけだが、現在の生物学もコペルニクス革命前にあるといっていいということで、光を感じる視覚や、嗅覚を使った植物同士のコミュニケーションについて語られる。

    緑の多い街は犯罪が少ないという事実もいい。なぜかは分からないが感覚的に分かるし、とり

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    2020年09月17日
  • 植物は<知性>をもっている 20の感覚で思考する生命システム

    Posted by ブクログ

    知性があるのは分かったが何故?どうして?どうやって?まで踏み込んでいない。
    たぶんまだ知識の集積が不足していて、それだけずっと植物は軽視されてきたんだろうなと。
    植物からイノベーションくる?

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    2017年06月13日
  • 植物は<知性>をもっている 20の感覚で思考する生命システム

    Posted by ブクログ

    ここでいう知性は「問題を解決する能力」と定義されている。人間は人間>その他動物>植物と優劣意識を持ちがちだが、そんなことはないと著者は指摘する。例えば植物は大部分が捕食されても、数日すれば再生する。(生命機能を分散するモジュール構造)。移動ができないからといってそれで終わるのではなく、甘い香りで昆虫を呼び寄せ受粉のサポートをさせて子孫を残すのも植物ならではの一例。
    夏の暑い日、気が付けばそんじょそこらに雑草が伸びている。それは植物が長い間時間をかけて自らの生命維持を試行錯誤してきた過程の結晶なのだろう。雑草うぜー、などとは言っていけないですね。

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    2017年01月09日