相田みつをのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
心に響く詩を次々と追いかけ、時間を忘れ一気に読んでしまいました。気持ちは軽く爽やかでした。明快な言葉はよく読むと著者の知られざる苦労の連続に対する努力の賜物なのだろうと感謝を抱きました。
強い精神性は東日本震災後に被災者の心にも届きやすかったのかと、改めて詩の存在力を確認しました。渾身の心底から溢れる言葉はいつまでも苦しむ人々の味方で優しく励まし続けるに違いありません。
戦争をしている大人達に読んで欲しい一節もありました。喧嘩相手の気持ちも知るべきだと、確かに子供の頃から親や学校の先生から習ったではないかと率直に思いました。未来を生きる子供達の顔を思い浮かべて欲しいのです。
今後も2011年に -
Posted by ブクログ
ネタバレ大分の美術館でみつを展があり思わず購入。
みつをさんの考え方にめちゃくちゃ勇気をもらえた。
どんな気持ちもいいんだよ。
どう思ってもいいんだよ。とすべてを
受入れてくれる懐の深さ。
その一方で、それでいいのかい?って
嗜めてくれる父性。
人生とは?いのちとは?生きるとは?
ということを考えさせられた。
最近一人の人間はこの世に一人にしかいなく、
誰にも変わりができない、という当たり前のことに
気がついてから「いのち」の大切さに気がついた。
1つしかない、1人しかいないのだから
一番大切だと思う。
だからこそ、いてくれるだけで嬉しく、尊い。
子どもたちにも4月からずっと伝え続けてきた。 -
ネタバレ 購入済み
いいもんだなぁ。しみるなぁ。
自己を貶めるわけでもなく、他人を貶すわけでもない。だって人間だもの俺だもの。な言葉がしみてくる感じです。冒頭にあった、部屋に名画じゃなくても、仏様の絵を飾ろう、心に余裕ができるから(だったかな?)を実践してみたい。
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購入済み
人生を考え直す
どの詩を見てもなる程と思うけれど
実際にその様な生活が送れるか?と言うと
自分には自信がないと落ち込んでしまう
でも、いつぐらいは出来そうと思える
この時期にはぴったりの本だと思いますよ。 -
Posted by ブクログ
先般の東京行きはJRで。帰り、ちょっと時間に余裕があったので、早めに東京駅に向かう。駅近くの、相田みつを美術館へ。
私が相田みつをを知ったのは、今から20年ほど前になる。
ネットで調べて改めて正確な年が分かったのだが、野村證券で「大田淵」と言われた田淵節也氏が、損失補填問題の責任を取って会長の座を辞したのが1991年のこと。
その際、その田淵氏が、ゆっくり「相田みつを」を読みたいと言っていたという記事を何かで見かけたのが、私が、相田みつをを知った最初である。
誰だそれ?あの、数々の修羅場をくぐり抜けてきた大田淵が、すがるように言うのだからよっぽどの方なんだろう。
「よっぽ