あらすじ
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春夏秋冬に託して、相田みつをの書とエッセイが綴られた心の歳時記、「おかげさん」は箱入りの豪華本としては異例の20万部を売り上げています。昨年、軽装版を出して好評だった「いのちいっぱい」に続き、「おかげさん」もファンのご要望に応え、ソフトカバーの軽装版を出すこととなりました。卒業、就職、入学のお祝いにも好適!
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Posted by ブクログ
先般の東京行きはJRで。帰り、ちょっと時間に余裕があったので、早めに東京駅に向かう。駅近くの、相田みつを美術館へ。
私が相田みつをを知ったのは、今から20年ほど前になる。
ネットで調べて改めて正確な年が分かったのだが、野村證券で「大田淵」と言われた田淵節也氏が、損失補填問題の責任を取って会長の座を辞したのが1991年のこと。
その際、その田淵氏が、ゆっくり「相田みつを」を読みたいと言っていたという記事を何かで見かけたのが、私が、相田みつをを知った最初である。
誰だそれ?あの、数々の修羅場をくぐり抜けてきた大田淵が、すがるように言うのだからよっぽどの方なんだろう。
「よっぽどの方」だった。
当時、私は一介のサラリーマンだったが相田みつをにはまった。
相田みつを美術館がこの地に移ってから訪問したのはこれで三回目かな。時間の関係でゆっくりは見て回れなかったが、短い時間でも心が洗われた。
企画展「おかげさん」をしていたこともあり、帰りがけに「おかげさん」を購入。
新幹線の中で、ゆっくり読む。そのうち眠ってしまう。