ハヤシユタカのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
家族がすきで、単発でたまに観ていたゆうせかチャンネル。続けて観はじめて従業員の方の名前を覚えるようになったらよりたのしくなり、いまやガシガシ追っかけ再生しているひとり。
社長が出演した回で「書店業はずっと右肩下がりだから社員に成功体験がない」という話がすごく印象に残っていたのでゆうせか本で追体験できてよかった。
属人的な部分も多く、真似をしたらうまくいくよ!というHOW TO本では決してないが、運と信頼とコツコツ積み重ねてきたものがいまになっているのだな〜としみじみした。
・ブッコローイラストを作成した絵が得意な社員さんに、なにかしらのキックバックはあるのだろうか……(もちろんキャラクタ -
Posted by ブクログ
何か自分で制作をしたいとき、大いに参考になる考え方が盛りだくさん。
企業の建前にはもうみんな飽き飽きしてる。だからこそ企業が発する「ギャップ」は、視聴者もメディアも大好物なのだ。 62ページ
成功するコンテンツに必要なのは「先人の成功例」に「独自の要素」を掛け算していくということだ 47ページ
Youtubeにおけるジャンプカットという編集方法 55ページ
「おひさしー」
後のRBブッコローの声である。 71ページ
「素直さ」が失われないため、徹底されてるのがとても勉強になった。自分の素直さはきっと誰かの素直さでもある。素直さに訴えるコンテンツは強い。
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Posted by ブクログ
今、もっとも企業が運営しているYoutubeチャンネルで成功している『有隣堂の知らない世界』のプロデューサーが、チャンネルが始動するまでの経緯や狙い、苦労話など、とにかく現時点で語れることは全部語っている本。
ジャンル的にはビジネス書になるのかもしれないのだが、自分はこの本は「伝記」だと思う。それくらい、筆者やブッコロー、周囲のスタッフのこのチャンネルへの思いや紆余曲折が詰め込まれた著作だと思う。
まさに、視聴者がぼんやりと企業Youtubeチャンネルに思っていたことを明確に言語化し、ブレずに届けてきたこのプロデューサーは本当にすごい。
筆者も書いているが、エッセンスだけを取り出して似た -
Posted by ブクログ
新しい魅力的なコンテンツを立ち上げるのに必要なものは、突飛な発想力ではなく、何かを真似てみたり、取り入れること。
できるだけ作りこまず、その場で感じたことを伝えること。
こういうストーリー的ビジネス読み物が個人的に大好きです(笑)
自分は、作りこまれたコントや漫才であまり笑えない。
どっちかというと、ハプニング的な笑い(水曜どうでしょう的な。まぁあれも多少は作りもあるかもしれないけど)や、さんまさんのようなその場のトークから笑いを生み出す(あれもお約束のよう流れもあるにはありますが)みたいなほうが好きなのです。
なので、今回この本を読んですごく合点がいきました。