あらすじ
たった1匹のキャラクターのために、こんなにも多くの人が集まるのか!
元テレビマンの著者が明かす、企業キャラクター成功の法則
企業YouTubeチャンネルとしては異例の登録者数37万人、総再生回数1億回を超える、今年5周年を迎えた「有隣堂しか知らない世界」。立ち上げから今日まで企画・演出・編集を手掛けてきた動画クリエイターが語る、愛されるキャラクターを作るために考え続けてきたこととは?
オリジナルグッズ、生配信、リアルイベント、そして「24時間生配信」までーー。怒涛の快進撃を仕掛ける著者の「頭の中」と「手の内」を明かします。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
いつも楽しく拝見させてもらっているYouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」。私は西の人間なので、有隣堂は元々知らなかったし、最初の方は書店のYouTubeというより、喋るミミズクのYouTubeを見ているという感覚だったと思う。だが、気づけばゆーりんちー(ファン)になっていた。YouTubeで有隣堂を知ることができたし、いつか実店舗に行きたいとも思っている。書店業界は大変だと思うが、色々な挑戦を続ける有隣堂は是非応援したいと思う。
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企業キャラクターを育てる上でも自社チャネルを伸ばす上でも、示唆深い内容が多々散りばめられている。
実際に有隣堂しか知らない世界もチャンネル登録して見始めました。
勉強になるし、面白い。
Posted by ブクログ
家族がすきで、単発でたまに観ていたゆうせかチャンネル。続けて観はじめて従業員の方の名前を覚えるようになったらよりたのしくなり、いまやガシガシ追っかけ再生しているひとり。
社長が出演した回で「書店業はずっと右肩下がりだから社員に成功体験がない」という話がすごく印象に残っていたのでゆうせか本で追体験できてよかった。
属人的な部分も多く、真似をしたらうまくいくよ!というHOW TO本では決してないが、運と信頼とコツコツ積み重ねてきたものがいまになっているのだな〜としみじみした。
・ブッコローイラストを作成した絵が得意な社員さんに、なにかしらのキックバックはあるのだろうか……(もちろんキャラクターデザインだけでなく「なかのひと」や企画、ゲストやPあってのブッコローなのは理解しているが描いたものがこれだけ大きくなっているのはすばらしいことだよ!!!)
・当初は、社員さんが勤務店やお名前を公表する必要はあるのかという気持ちもあったが、まあみなさん大人だし本人の了承の上でやっているだろうからメリットのほうが大きいのだろうし実際ひととなりを知れば知るほどすきになるというのはある
・そういえば書店て「文房具を扱うところ」なんだよなあという気づきがあった
・先日生配信を拝見し、これはこれでおもしろかったが「ああ、編集ってすごいんだな」と思った。毎話、もうちょっと深く聞きたい!というところで終わるのも絶妙(泣く泣く収めていないおもしろい箇所もたくさんあるんだろうなあ)
・生配信で視聴者からきた企画へのコメントに「それだとあんまり引きがない」「画になるかなあ」などの返答をしていて、当然だけど普段の企画でボツになっているものもたくさんあるんだろうなと感じた
・なんにせよコンスタントに続けていられてすごい
・視聴者を巻き込む力がすごい
Posted by ブクログ
何か自分で制作をしたいとき、大いに参考になる考え方が盛りだくさん。
企業の建前にはもうみんな飽き飽きしてる。だからこそ企業が発する「ギャップ」は、視聴者もメディアも大好物なのだ。 62ページ
成功するコンテンツに必要なのは「先人の成功例」に「独自の要素」を掛け算していくということだ 47ページ
Youtubeにおけるジャンプカットという編集方法 55ページ
「おひさしー」
後のRBブッコローの声である。 71ページ
「素直さ」が失われないため、徹底されてるのがとても勉強になった。自分の素直さはきっと誰かの素直さでもある。素直さに訴えるコンテンツは強い。
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有隣堂の公式YouTubeチャンネルを作り上げてきた、ハヤシユタカさんの本。
私もこのチャンネルのファンとして、読ませていただいたが、ある意味ファンブックとして楽しめた。
企業がYouTubeや広報戦略をする上で、いかに素直さを大事にしていくか、周囲の人の熱量や愛で支えられていないといけないか、そういうことが感じられる一冊だった。
とても面白かった!
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結局、やりたいことをきちんと考えてアイデアを振り絞って取り組んでいく。少しずつ仲間や結果が出てくることが励みになる。そういう流れを味わいたくて手にした。 簡単に妥協しないところや、便宜的にならないところが読みどころ。
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神奈川県に住んでいた時から、お世話になってる有隣堂、YouTubeも毎回楽しく見させて頂いている中で、その作り手であるプロデューサーが書いた本、と言うことで販売を楽しみにしてました。
予約購入後、本日届いて直ぐに読ませて頂きました。
チャンネル立ち上げの経緯から、作成の裏側まで、キャラクターのブッコロー並みにテンポの良い語り口で書かれており、楽しくアッと言う間に読ませて頂きました。
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有隣堂のYouTubeを見始めたきっかけは朝日新聞に載ってたのを読んで興味を持ったから。面白い!書店のYouTubeなのに本の話なんて全然しない。その作りの裏側というか理由が分かって楽しく読めました。これからも楽しい動画をよろしくお願いします、ハヤシP。
Posted by ブクログ
今、もっとも企業が運営しているYoutubeチャンネルで成功している『有隣堂の知らない世界』のプロデューサーが、チャンネルが始動するまでの経緯や狙い、苦労話など、とにかく現時点で語れることは全部語っている本。
ジャンル的にはビジネス書になるのかもしれないのだが、自分はこの本は「伝記」だと思う。それくらい、筆者やブッコロー、周囲のスタッフのこのチャンネルへの思いや紆余曲折が詰め込まれた著作だと思う。
まさに、視聴者がぼんやりと企業Youtubeチャンネルに思っていたことを明確に言語化し、ブレずに届けてきたこのプロデューサーは本当にすごい。
筆者も書いているが、エッセンスだけを取り出して似たようなことを取り組もうとしても、ほとんどの企業が失敗するだろう。関わる人、業界、時流、そういったものが奇跡的に合致してできた奇跡みたいなチャンネルだなと思う。
けれども、その奇跡を引き起こしたのは、ブレない姿勢で「本当におもしろいもの」を作り続けていた関係者の力なのは間違いない。
有隣堂ファンはもちろん、1冊の伝記としても、ビジネス書としても、素晴らしい本だったなと思う。
Posted by ブクログ
読んでいるうちに何度かうるうるしました。一つのキャラクターとYoutube番組をここまで作り上げるのに試行錯誤を繰り返しす全てのチームメンバーの努力と情熱が伝わりました。何より松信社長の「口は出さない。でも責任は取る。」というのが感動的でした。
Posted by ブクログ
ゆうせかファンとしては、軌跡をたどりながら数々のシーンを思い出しなからの拝読でした。
作り手の話が、素直に伝わりましたよ。
横浜に度々言っていたに関わらず、コロナ禍になって行けなくなった後で有隣堂を知った悔しさ。
お店に行きたい、グッズ欲しいと思った日々・・・
やはり岡崎さんシリーズがいちばん安定しますね。
と、中山七里さんには驚愕、作家の凄さは想像を超えます!
って、本の感想でなく、YouTubeの感想になってる(笑)
Posted by ブクログ
企業YouTubeチャンネル『有隣堂しか知らない世界』(通称:ゆうせか)の作り方や、企業キャラクターを使った広報戦略の成功ノウハウや「愛されるファンコミュニティー」を育てる方法などを実体験をもとに語る本。ゆうせかチャンネルがなんであんなに面白くて魅力的なのかがよく分かる。
社長との4つの約束を守ることと、企業が覚悟を持てるコンテンツで在り続ける事。それを底し続ける「素直さ」がとても好きだなと思った。
Posted by ブクログ
おそらくほとんどの購入者がYouTubeチャンネルのファンだろう。未視聴者はこの本を読んでから動画を楽しんで欲しい。どこで変化させ、テコ入れしたとかがよくわかると思う。
周りが成長、変化していく中で、岡崎さんだけは安定の岡崎さんという点が、最高にハマる。
Posted by ブクログ
新しい魅力的なコンテンツを立ち上げるのに必要なものは、突飛な発想力ではなく、何かを真似てみたり、取り入れること。
できるだけ作りこまず、その場で感じたことを伝えること。
こういうストーリー的ビジネス読み物が個人的に大好きです(笑)
自分は、作りこまれたコントや漫才であまり笑えない。
どっちかというと、ハプニング的な笑い(水曜どうでしょう的な。まぁあれも多少は作りもあるかもしれないけど)や、さんまさんのようなその場のトークから笑いを生み出す(あれもお約束のよう流れもあるにはありますが)みたいなほうが好きなのです。
なので、今回この本を読んですごく合点がいきました。
Posted by ブクログ
チャンネルを観ている友人からの頂き本。
裏側が見えて面白かったし、動画同様にさくっと読める。思う存分に語り尽くすチャンネルも好きだけれど有隣堂は今のスピード感が良いと思う。
Posted by ブクログ
オウンドメディアは難しいってよく聞きます
とにかく自社の自慢をしたくて面白さは全く考慮してないって感じなんだろうな
プロデューサーや製作陣の働きもさることながら松信社長の姿勢がめっちゃ良かった
最低限の約束を守ればやらかしても責任を取るとか普通できないぞ
Posted by ブクログ
神奈川に本社を置く書店「有隣堂」のYouTubeチャンネル。有隣堂しか知らない世界。2025年8月現在登録者数40万人オーバーの企業YouTubeのプロデューサがここまでの軌跡をまとめた。まず有隣堂の社長の懐の深さありきの企業チャンネルではあるが、想像以上に作り込まれていることがわかる。企業の名前を冠する以上、半端なものは作れない。簡単そうで奥深い映像コンテンツの世界。面白さだけではない。愛される、面白がられ、一緒に楽しむ。そのための仕掛けこんなに披露しちゃってええんかいな。