日高砂羽のレビュー一覧

  • ななつぼし洋食店の秘密

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    没落華族である主人公は、自分に一切干渉しない夫を
    探し続けて、ようやく条件の合致する人と婚約する事に。

    完全に干渉しない家庭を望むのはどうしてなのか。
    蓋をあけてみたら洋食屋で、元の持ち主がいる、という
    不可解なもの。
    当然ちらちらと謎が解けていくわけですが
    その気持ちが贖罪なのか、流されてなのか。
    どっちでもいい感じがしますが、確かにこれは
    周囲から見たら、恋人を待っているかのよう…。

    案外婚約者になる予定の彼も、付き合いがいいです。
    年が離れているからこそ、の余裕かも知れませんが。
    そして懐がでかい。
    あの台詞、稼いでないと言えないです。

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    2018年04月10日
  • ななつぼし洋食店の秘密

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    ネタバレ

    関東大震災後の東京下町が舞台。お互いの利益のために干渉しないことを条件に結婚を約束した華族令嬢と新興企業若社長。ご令嬢なのに洋食店を守って腹違いの兄を待ち続ける十和子は無鉄砲・世間知らずで、桐谷さんもほっとけなくなるよね。形だけの結婚のはずがどんどん二人の距離は近づいていて、続巻があるなら読みたいと思った。カルピスて大正時代からあるんですね、知らなかった。

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    2018年02月18日
  • 魔王の花嫁と運命の書 男装王女と誓いのくちづけ

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    ネタバレ

    アルブレヒトの変な色彩の服装の意味がやっと分かりました。
    竜だったんですね。人形劇の中の竜の描写で、あれ?この色ってって思いました。

    ルードルフもセシーリアへの独占欲が表に出てるので、1巻よりはラブ度はUpしてますが、コバルトなんでこのあたりまでかな。

    ルードルフがまだ触っていない胸をエーリヒが先に掴んでから、それをルードルフが聞いて衝撃を受けているところのシーンは、ちょっと笑っちゃいました。

    2巻で完結ですが、折角魔王もレオンの中で共存してますし、もうちょっと続いてもよかったかなって思いました。

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    2016年06月22日
  • ななつぼし洋食店の秘密

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    十和子は華族のお嬢さま。
    しかし、その生家は消滅寸前。
    そこで彼女に持ち上がったのが、成金男との縁談だった。
    「私のやることに口を出さないこと」、その条件をのんだ成金社長、桐谷。
    かまってほしくない十和子とかまえない桐谷。
    互いの利害が一致したように見えた。
    だが......。

    ななつぼし洋食店は小綺麗な銀座の店とは違う。
    なぜ十和子はその店を綺麗にしようとしないのか、なぜ移転しないのか。
    なぜ桐谷は手袋をはめているのか。
    謎が一つずつ明らかになっていくたびに、十和子と桐谷の二人の距離が縮まっていく。
    悲しみを乗り越え、二人の心の中に大切な場所ができていく。

    洋食にちなんだ物語は三編。

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    2016年02月11日
  • ななつぼし洋食店の秘密

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    正直、可もなく不可もなく。山場もそれほどないまま、すーっと最後まで読めてしまう。十和子も、一哉に関して周りが見えなくなり過ぎかな。桐谷の奥様のお話は良かったです。

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    2016年01月11日
  • ななつぼし洋食店の秘密

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    肝心の一哉の人間像が見えない。
    展開も急ぎすぎる。

    オレンジ文庫には佳作があるのだが
    これはそれらの模倣にしか見えない。

    のみならず、いろいろな売れ筋ラノベの
    後追いだと感じた。

    桐谷が魅力的なので、評価はかげんした。

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    2015年11月29日
  • 公爵様のパティシエール 死神とマドレーヌ

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    ネタバレ

    お菓子がいっぱい出てきて美味しそうでした。
    でも、お菓子の専門用語やら解説?作り方とかそのお菓子の紹介文が多くて、そこらへんはちょっとすっ飛ばして読んでしまった(笑)ちょっと長いし・・・。

    1話目はマドレーヌの話。
    黄金のマドレーヌを作った有名なパティシエの孫娘・レティシアが公爵であるアンリの専属パティシエールになるまでの話。80ページぐらいしかなかったです。出会い編?

    2話目はシュー・ア・ラ・クレーム(シュークリームですよね)の話。
    公爵家のパティシエールになったレティシアは毎日せっせと美味しいお菓子を作ります。お菓子バカらしく、一度お菓子のことを考え出したらそればかり。お菓子のことを語

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    2013年07月09日
  • 天命の王妃 占者は未来を描く

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    前々から気になっていたので購入したのですが……悪くはないのですが、何というか、何もかもうまくいきすぎている気がして(苦笑)いえもちろんハッピーエンドは好むところですが。あまり主人公の女の子の心理描写が淡々としていて、いまいち感情移入できなかったです。変に冷めた目で読みすぎているのかもしれませんが。二人が惹かれあった理由も「いつの間に?!」って感じでぽかーんとしてしまいました。やっぱり冷めすぎなのかもしれません;;うーん。

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    2013年05月09日
  • 天命の王妃 占者は未来を守る

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    ネタバレ

    最後まで可もなく不可もなくだったな……。
    何か、萌えるシーンもあまりなかった感じ。ラブが足りないというか、そういうのとは違うけど。
    おそらく、このヒーローが今ひとつ萌えないんだろうな。歯の浮くようなセリフを言うことは言うけど、そこに全然ときめかない。何故だ。

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    2013年03月25日
  • 天命の王妃 占者は未来を描く

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    売れない石占い師の少女が、皇族の青年を占ったことから彼と結婚させられて……。というお話。
    ロマンの最終選考までいった作品を「設定はそのままで展開を変えて」書かれたものだそうです。
    前半にある占いの説明が長くてうんざりしたあげく、直感で内通者(裏切り者?)が分かってしまった以後、なかなか読み進められませんでした。
    丁寧に書かれているのはわかるのですが、ぐいぐい引っ張られるような力はなく、物語も最近のパターン(「嫁」とか)の中にあるような気がしました。
    あと、けっこう死人の多い話でした。けっこうあっさりと流してますが、私としては「ちょっとどうかな?」と思いました。

    新人さんですし、これから頑張っ

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    2010年08月28日