松本コウシのレビュー一覧

  • ユージニア

    Posted by ブクログ

    恩田さんの作品の中でも、クセの強い内容だと思う。取材に応える会話調の章と、三人称の章、問題の小説内の抜粋…視点が様々に移り変わり、テーマの大量毒殺事件の真実に迫る。
    結局事件解決に至らず、不調和音で終わる感じは、好き嫌いが分かれると思う。
    盲目の美少女の魅力や、心を病んでいる青年の危うさなど、惹き付けられる部分はたくさんあって、読みごたえはあった。

    0
    2026年03月14日
  • ユージニア

    Posted by ブクログ

    章ごとに語り手が変わっていき、最初は頭にハテナしか出てこないが、読み進めていくうちに「あれはこういう意味だったのか」となっていくのが気持ちいい。
    ただ、結構なボリュームの割に終わり方があっさりしてるというか濁されて終わるというか、そんな感じなので読後の満足度はそんなに。
    面白いことは確かだ。

    0
    2026年03月09日
  • ユージニア

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    恩田陸さんの別な話題作を読む前に、と思い読んでみた。 読み終わってこれが日本推理作家協会賞受賞作?と少し疑問だったが。登場人物がそれぞれ語るという形式は、真相とどう絡むのかを考えながら読むのは面白かった。
    ミステリのような犯人当てもあるし、ホラーじみた描写もあり、異空間をさまようような雰囲気もあるという面白い構成で。こういう作品は好きだが。
    語りには事件の関係者やメインになる人たちの気質の違いが話中にあり、その一部が非現実のようなファンタジックな少し不思議な作風を感じた。

    17人の人間が一気に毒殺された背景に犯人と目ぼしい盲目の少女がいるのだが、実行犯は別にいて自殺してしまい、それで解決した

    0
    2026年02月12日
  • ユージニア

    Posted by ブクログ

    たぶん読み返さない本。

    私の生きてきた世界と違う世界での話しだと思いました。

    多重世界?
    ほんの少しだけズレテイル世界?
    何で読もうとしたのかしら?

    うわぁー!
    とにかく身体に纏わりついてるこの湿度感を取り除かなくちゃ。





    0
    2026年01月27日
  • ユージニア

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大量毒殺事件について、関係者がインタビューの形でその当時のことや関係者について語っていく。
    だれが語っているのかは、読み進めていかないとわからず、最初の数人は理解するのに時間がかかったが、そのうち事件の概要が明らかになり、語っている人物についても予測がつくようになり、読みやすくはなった。
    しかし、話の進行がかなりゆっくりで、さらに最後まで読んでも犯人が誰なのかわからず、読後感はあまりよくなかった。

    0
    2026年01月11日
  • ユージニア

    Posted by ブクログ

    このインタビュアーは誰なんだろうと、ずっと気になりながら読んだ。
    また、特定の名前が出てないのにも関わらず、インタビューされてるのが誰なのかはわかって、表現力が豊かだなと思った。
    ただ、正直よく分からなかった。
    スッキリとはしない。
    でも、この話に対して色んな事を考える時間は増えたので、そういう読み方が好きな人にはハマるのかもしれない。

    0
    2026年01月02日
  • ユージニア

    Posted by ブクログ

    金沢の名家一家惨殺事件を巡って真相を探ってゆく。一家の周辺のさまざまな人物たちの視点を通して事件を見てゆくことで立体的に事件と一家の姿が立ち現れてくる。北陸の海が近くも陰鬱とした空気感と随所に現れる色彩のディティールが印象的だった。

    0
    2025年12月06日
  • ユージニア

    Posted by ブクログ

    和歌山カレー毒殺事件を想起させるミステリー。語り手がいるが三人称でないが故に誰が真実を言ってるのかよく分からなくなる。つまりは現実の事件と変わらないリアルさとも言えるが読解力が皆無に等しい小生には辛かった。

    0
    2025年12月04日
  • ユージニア

    Posted by ブクログ

    空気感が好き 恩田陸の本は文章が美しいので、読んでいるだけで心地よい。正直ラストのあたりがピンとこなかったけれど、私自身の読解力の問題だと思う…。

    0
    2026年01月12日
  • ユージニア

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とある名家で起こった大量毒殺事件を様々な人々の視点から描き出した話。語り手がどんどん変わっていくので、事件の全容が掴みきれず、終始異様な雰囲気を感じます。最後まで読んでも結局誰が事件の犯人なのかはっきりとは分からず、私にとってはすっきりする終わりでは無かったです。

    0
    2025年12月21日