石割透のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
先日、森鷗外の随筆集を読んで、ふと棚に芥川龍之介の随筆集が並んでいるのに気付いた。
買った記憶も、読んだ記憶も、ない(笑)
芥川は、随筆を書く姿勢に「清閑であること」を挙げていて、なるほどと笑った。
読む側も、急いで筋を追うというよりは、ゆっくり一話ずつ読むのが良いように思う。
個人的にはII章にお気に入りが多い。
「不朽」には、限りある命と知って長生きしようと思うのは人それぞれの分別で、芸術上の作品もいつかは亡ぶに違いないが、なるべく長持ちのする作品を作ろうと思うのは、我々の随意だと言う。
いつかは消えると分かっていながら、生み出し、また消えないことを願うのは、夢のようだなと思う。
「