さかなこうじのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
現代にタイムトリップした石田三成が、滋賀を振興させるために京都を目の敵にする物語である。
キャラのデザインや武将小ネタの挟み方などを見ると、ターゲットは歴女の皆さんになるのだろうか? 石田三成、大谷吉継、島左近らをそれぞれ別のベクトルのイケメンに仕立ててギャグマンガを展開している。
ただ、個人的に気になったのは、滋賀ネタを優先して本筋である京都との対立軸をブレさせた点だ。一冊単位ではブレていないが、序盤に滋賀ネタを優先しているのは鉄を冷えてから打つような所業に思えた。
滋賀ネタの豊富さ・濃厚さとの兼ね合いで、この一巻は星四つで評価している。 -
Posted by ブクログ
買って読んだ上で、こんな事を言うのもアレだが、ちっとばかし反応に困る内容だったな
ある意味、突き抜けちゃいるんだが、「面白い」とも「つまらない」とも、断言し辛いレベルの作品だ、この『俺のプロレスネタ、誰も食いつかないんだが。』
何故、そう感じたか、今こうやって感想を書きながら考えて出した答えで漠然としちゃいるが、同じくプロレスネタで真っ向勝負している『しんにち!』(まつもと剛志)を読んで、その破壊力抜群の面白さを知っちゃってるからかな
熱い、を通り越して、暑苦しいんだよな。さすがに、鬱陶しいまでは達しちゃないが、ちょっと、読み手の事を考えてないかな、とは思う
ただ、個人的には嫌いじゃない、この