新井輝のレビュー一覧

  • ここは書物平坂 黄泉の花咲く本屋さん

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    タイトルと表紙に惹かれて購入しました。

    仕事に絶望した主人公「荒波奈美」が、地獄の本屋さんとの出会いを通じて前を向いていくお話。

    全体的にほんわかした雰囲気のお話で、店長と奈美の掛け合いもさることながら、本屋の同居人であるツヅリちゃんとのやり取りは非常に微笑ましかったです。ツヅリちゃん自身にも何か秘密があるようなので、ぜひ続編が出れば良いな!と思う次第です。

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    2023年10月15日
  • 俺の教室にハルヒはいない

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    単発の話かと思っていたが気になる終わり方で2巻へと続いた笑
    話としては面白かったが涼宮ハルヒとはあまり関係性がなさそう…かな?笑

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    2021年12月03日
  • ここは書物平坂 黄泉の花咲く本屋さん

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    ネタバレ

    魂の一冊に出会える本屋って素敵ですね。
    言い値=自身の魂の値段と言うのは怖いですが。
    読まれるのを待っている本、なくしてしまったけど再会を待ってくれている本。
    同じタイトルの本ではなく、まさしく自身が持っていた本そのものに出会えるのも、本好きにはたまらない設定かと。
    奈美ちゃんが、結構ハードな生活してるのにあっけらかんとしているので、あまり重くなり過ぎず読めたのもよかったです。
    あの腹立たしい課長への成敗が無事に決まったのも爽快感がありました。
    ただ、奈美ちゃんは静さんの生まれ変わりなの?
    店長さんの贖罪とは?など、明らかにされなかった部分もあったので、その点は少し物足りなさもあったり。
    何と

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    2019年09月25日
  • ROOM NO.1301#3 同居人はロマンティック?

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    やっぱりこの人の文体はなぜか読んでいて疲れる。
    なのに何となく次へ次へと読み進めてしまうような作品。
    彼女と海に行くドキドキイベントにドキドキできない、むしろハラハラする。健一と千夜子の関係は綱渡りような関係で成り立っているように見えるけど実は少しずつしっかりと結びついているというのものわかる巻
    個人的にはやっぱりツバメは苦手な人間だな。おせっかいも度が過ぎると鬱陶しい。
    終盤になって新キャラや人との関係が動くように作っているのはこの時点で続刊が決まっていたのか筆が乗って先まで書き上げてあったのか。
    蛍は好きになってはいけないと思っているからこそ健一に距離を取られるような態度をとっていたのかそ

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    2018年10月30日
  • DEAR DIARY 寝起きの悪い定休日

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    彼女の日常、友人のバイト先からの仕事
    念願を断られまくって…な友人、従姉妹の夢
    彼女の友人からの実地調査デート
    そしてこちらのカップルは…? な短篇集。

    当然のことながら、誰も死にませんし
    3回チャンス、もありません。
    きれいにどこまでも日常。
    そして主人公以外の目線で、別の事だったり
    関係したりする日常話。

    学生の悩み、女の子の悩み。
    色々ですけれど、全てにおいて自分が手におえる範囲で
    できればいいな、と思います。

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    2018年10月01日
  • DEAR4 貴方に言えない日曜日

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    演劇でスカウトされた翌日を、三回繰り返す事に。

    今回はいつも主人公の友人の恋人、が主人公。
    スカウトされた事を悩んだりするのかと思ったら
    恋人としての在り方、を悩んでました。
    幸せな時間ばかりではない恋人同士。
    前回お邪魔虫が表れたのを考えれば
    その心情はもう…大変なものかと。

    繰り返される1日の中、誰がどういう人間なのか
    分かってきたような、分からないような。
    誰が『犯人』なのか、も考えないといけませんし。
    とか思っていたら、驚き(?)の事実。
    確かに、事故と事件は別物でしたから
    こういう状態にもなるよな…でしたが。

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    2018年09月27日
  • DEAR3 二人で見つめる土曜日

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    大雪で孤立したロッジの中で、またしても死ぬ運命が。

    前回と違って、なんかこう…シュチエーションが
    王道になってきています。
    ものすごいミステリーっぽい状態ですが
    一体誰がどういう目的でこうなったのか。
    間違い、はどこなのか。
    さらにすごいのは、友人とあっちへ行ったあげく
    中身が入れ替わってしまった事。
    1日目だけ、ですが。

    このまま入れ替わりが3日も続いたら、確実にきつい。
    そんな事じゃなかろうか、と思っていた感情も
    露見(?)したわけで。
    最後には、別が騒動を起こしているわけですが
    こういう人は人で、カップルにとってかなり
    嫌な人種かと。
    これがしつこく付きまとってきたら別れる原因で

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    2018年09月21日
  • DEAR2 あの娘を信じる金曜日

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    文化祭になった、と思ったら、またあの空間に。
    今度もチャンスは3回まで。

    あの問題ありだった演劇部の人達による劇が! な回。
    今度は一体何が起こるのか、誰が犯人なのか。
    前回を踏まえて、違う行動をしている人は誰なのか。
    彼女の不満というか気持ちも、3回分聞ける状態。
    そして3回分、他の人達も聞ける状態。
    ある意味、得している、と言えなくもない?
    付き合い始めようが、始まるまいが、知らないより
    知っておいた方がいい事はたくさんあるでしょうし。

    偶然が偶然を読んでみたり、悪戯が大騒動になったり。
    悪戯じゃなかったら、ここまでしたかったのか、と
    驚きがありますが。
    犯人の正体には驚き以外なかった

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    2018年09月19日
  • DEAR1 少女がくれた木曜日

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    気が付けば、チェス盤のようなところにいた主人公。
    彼が何故こんな所にいるのか、を語った天使によると
    チャンスは3回。

    巻き込まれで殺されてしまった主人公は
    殺されないよう3回同じ日を過ごしていく。
    まず何故自分が死んだか、を知るために普通に生活をし
    誰が自分を殺したのか、を2回目に探り。
    そして円満解決のための3回目。

    これで回数無制限だったとしたら、いくらやり直しても
    解決しそうにもないです。
    誰が同じ行動をとらなかったのか。
    誰が殺した犯人なのか。

    嫌がらせの件に関しては、そんなことだろう、と。
    しかし彼女が主役から降りたとして
    やるほどの余裕があるのでしょうか?
    それで落ちたりした

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    2018年09月15日
  • 俺の教室にハルヒはいない

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    ごく普通の人だってハルヒが居なくても超能力者や未来人や宇宙人が居なくても掛け替えのない青春の一ページを送ることができる。なんて寓話かと思ったら、美少女攻略ゲームの主人公のようにタイプの異なる美女に囲まれる充分普通じゃない主人公が主役でした。
    けれど展開はハーレム一辺倒の作品じゃありません。一体どのように人物相関が変わって行くのか、とても気になります。
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    2015年02月07日
  • 俺の教室にハルヒはいない2

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    起伏も何もない日常が続く。頑張るのは主人公ではなく、あくまでヒロイン達。主人公は友人として彼女らと会い話し相手になり、応援する。私が本当の友達がいないからなのか、友達ならこれくらい当たり前という感覚がピンとこなかった。
    これが作者の持ち味なのかもしれないが、私が求めていたものはこれとは違う。

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    2014年03月16日
  • DEAR4 貴方に言えない日曜日

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    ネタバレ

    今作ではツンデレな一美が主人公で舞台はバレンタイン。
    再読なのでなんとなく展開は覚えているのだけど、全然事件の解決に動こうとしない彼女を見てると少しイライラしてきました。
    彼女は彼女で面倒な人だなーとか思ったり。

    最後のどんでん返しで読んでてやられたって気がしましたが、相変わらず綺麗に終わってて良かったです。

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    2014年02月12日
  • 俺の教室にハルヒはいない

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    筋書きは面白いんですが、結局「ハルヒ」はいたしなぁ……という意味で、期待はずれではありました。新井輝さんだから物語の面白さも十分あるので、これはこれで続きは楽しみですが、うーん。

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    2014年02月03日
  • ROOM NO.1301#1 おとなりさんはアーティスティック!?

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    どこか心に問題を抱えた人間だけが鍵を手にして入ることの出来るマンション、ROOM1301。

    えらく直接的、性的な描写が多い作品ですが、それゆえに心の深い所を描けているとも言えます。日常のなんともいえない会話のキャッチボール、それによって作られる独特な雰囲気が見所な一冊。

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    2010年11月10日
  • ROOM NO.1301#11 彼女はファンタスティック!

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    これにてシリーズ完結。

    前巻末に倒れた冴子は実は一年前に死んでてもおかしくない病気だったのだが、その奇跡が唐突に終了しその最後を看取った健一。
    冴子を失ったショックで寝込む健一を最後に救い出すのはやはり千夜子で。

    エピローグで13階の人々と再会するお膳立てをしたのも千夜子だったりと、流されまくりなダメ主人公を支えるには大きな包容力があるヒロインじゃないとだめだよねぇ・・と改めて思ってみたり。

    後日談で冴子の墓参りの場でばったり出会う健一と蛍子。そこで二人目の子供が欲しいからお察しくださいな話になるのはやはりROOM NO.1301 だな。ということで。

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    2010年07月10日
  • ROOM NO.1301#7 シーナはサーカスティック?

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    蛍子との関係は一応決着。・・・・決着でいいんだよね?あれ。

    佳奈と日奈(シーナ)の関係は山場にさしかかる。
    が、プロローグで結末は見えちゃってるんだよね。

    この作品のシリーズは全てそうなのだが、プロローグで未来(物語が一段落したあと)の様子を描いている。それ故に結末は先に知ってしまう事になるのだが、それがプラスに働くのかマイナスに働くのかは正直微妙。
    クリティカルな結末の事柄ではないとはいえ、結末の一部を知ってしまう事で物語りの行く末を想像する幅が狭まる事になってしまう。
    別の見方をすればその結末にたどり着くにはどういった課程をたどったのだろう道筋を想像する事が出来る。結末だけを想像する事

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    2010年07月10日
  • ROOM NO.1301#6 お姉様はストイック!

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    前巻に引き続きシーナがメインのような話。
    佳奈の行動に明確な目的が見いだせないまま、一応シーナとの関係は収束へ?

    今まで大きく取り上げられることのなかったツバメにもスポットが当たる。
    ツバメに関してはなんだかんだで結局最後には健一が・・・・な展開になると予想。

    終盤に蛍子から小包が届く。一度無理矢理離れた関係だが、ここでまた新たな展開が・・・と、オープニングを読むとなんとなく想像はつくんだけどねw

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    2010年07月10日
  • ROOM NO.1301#4 お姉さまはヒステリック!

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    蛍子と健一との関係の思いがけない収束から、シーナという新しいキャラの登場。
    4冊目になるけれど、次から次へと新展開に飽きがこないね。

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    2010年07月10日
  • る~む!ROOM NO.1301(1)

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    うすっぺらい漫画になっていますが、面白かったです。
    絵柄がものすごくしゃあ先生に似てますね。
    素人では、見分けがつかないくらいだと思います;;

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    2009年10月04日
  • ROOM NO.1301#8 妹さんはオプティミスティック!

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    総評:中の中の中
     えろくなくてがっかり。ってこればっかかオレ。新井さんとしては珍しく、とゆーか恐らく新井作品群で初めて見た人間ドラマ。軽薄で薄っぺらくてちょっとしただけの安っぽい感情だったケド、練の感慨をかするぐらいのコトはやった。確かにオレにもそんな時期があった。暫定的とは言え、シリーズ中では最も評価に値する本。

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    2009年10月04日