【感想・ネタバレ】ここは書物平坂 黄泉の花咲く本屋さんのレビュー

あらすじ

上司のパワハラで絶望した奈美は、ある日古ぼけた店を見つける。そこは未練のある本が集まる、鬼の店主が経営する地獄の本屋だった。店主からのプロポーズは置いといて、奈美は様々なお客さんを相手に奮闘するが!?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

あの世とこの世の間にある不思議な本屋。最初は怖いところなのか?と思ったけれど、居心地良さそうにしている奈美を見て、そんなことはなさそう。と思い直した。本との出会いで、気持ちを新たに動き出す人たちをもっと見たくなった。奈美とツヅリと店長さんの日常も、ホッとできて楽しかった。どんどん「家族」になっていくように感じられて。

0
2020年06月09日

Posted by ブクログ

ファンタジーに分類しましたがラブストーリーでもあり、ミステリーでもあります。

ある日会社帰りに迷い込んだ本屋さんで、なくした本を見つけた奈美は生気を取り戻し、クビ寸前まで追いつめられた崖っぷちから生還。昼は会社、夜は本屋さんでのアルバイトをすることに。

本屋さんと会社の両方で奮闘する奈美と、彼女を見守る人たちの温かい物語です。解かれていない謎がまだまだあって、シリーズ化に期待です。続刊が楽しみ!

0
2020年01月21日

Posted by ブクログ

鬼の経営する死んだ人か心の死んだ人しか来られない黄泉と現世の間にある本屋の話。
仕事に疲れ心が死んだ女子が本屋に辿り着き心救われそこで働くようになる。その本屋での物語。

0
2024年11月26日

Posted by ブクログ

心が擦り切れていた主人公がたどり着いたのは
妙な古本屋さん。

自分で値段を決める事といい、店主といい立地といい
変としかいいようがない所です。
そこでバイトをする事になるわ、住むことになるわ。
上司がもう…な現実ですが、前を向き始め
当たりがさらにきつきつに。

昔のクラスメイトにも気が付いた主人公ですが
そのやりとりがラブコメのようで面白いですw
いや、ラブコメになっているのは
相手だけ、なのかも知れませんが。

最後としては、もしや…な展開。
上手くいったというか、良かったというべきか。
ところで、店主さんはいくつでしょう…。

0
2023年12月17日

Posted by ブクログ

タイトルと表紙に惹かれて購入しました。

仕事に絶望した主人公「荒波奈美」が、地獄の本屋さんとの出会いを通じて前を向いていくお話。

全体的にほんわかした雰囲気のお話で、店長と奈美の掛け合いもさることながら、本屋の同居人であるツヅリちゃんとのやり取りは非常に微笑ましかったです。ツヅリちゃん自身にも何か秘密があるようなので、ぜひ続編が出れば良いな!と思う次第です。

0
2023年10月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

魂の一冊に出会える本屋って素敵ですね。
言い値=自身の魂の値段と言うのは怖いですが。
読まれるのを待っている本、なくしてしまったけど再会を待ってくれている本。
同じタイトルの本ではなく、まさしく自身が持っていた本そのものに出会えるのも、本好きにはたまらない設定かと。
奈美ちゃんが、結構ハードな生活してるのにあっけらかんとしているので、あまり重くなり過ぎず読めたのもよかったです。
あの腹立たしい課長への成敗が無事に決まったのも爽快感がありました。
ただ、奈美ちゃんは静さんの生まれ変わりなの?
店長さんの贖罪とは?など、明らかにされなかった部分もあったので、その点は少し物足りなさもあったり。
何となく察することはできますが、明確な説明はなかったので。
今後明らかになる展開もあるのでしょうか。

0
2019年09月25日

「SF・ファンタジー」ランキング