上総朋大のレビュー一覧
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ネタバレラストに泣いた……!!
どういう形でラストに持って来るのかと思っていたんですが、やっぱりこういう形でしか無理なんですね。キセキというのが単なる再会ではなかったことに涙しました。
正直なところ、2~4巻までの流れは微妙で、別に続編作らなくてもよかったんじゃね? と思いながら読んでいたんですが、私はこういうラストに弱いので、ラストがよかったから高評価つけました。
で、ここまで読んで一番驚いたのは、アルマは思っていた以上のイケメンであったこと! ずっと勝手に髭面のオッサンだと思っていた……。そういや、どこにもそんな描写はなかったな。 -
Posted by ブクログ
1巻があまりにも感動の最終回的展開だったものだから、
「2巻?どうせ腐った引き伸ばしなんでしょ?www」
とか思ったけど、どうやら私が間違っていたようです。ごめんなさい。
今回は新しいヒロイン・レベッカが登場、突然「影砲士」のスフィアの元に嫁がされる。父の命令は絶対な主義のレベッカとはいえ、あとアクティブ過ぎて、なんかユーリエと重なって見えた・・・ってあれ?これって1巻で(以下ネタバレの為自重)
今巻も表・裏で話が進む。表がレベッカとスフィア二人の恋の物語。裏がカナクとダークエルフのネウの話でユーリエがいなくなったその後を描く。
感想としてはまたしてもそうきたか・・・という感じ。いや、だ -
Posted by ブクログ
シリーズ最終巻。
オリヴィアの提案を受けて、アレンシアの諸国が魔王カナクを倒すため、連合軍を結成されます。女王オリヴィアは宿敵リーゼとの戦いに挑みます、一方ヤヒロもラザーフェニアに精神を支配されたソーンと対峙し、全力を尽くして戦います。
それに対して魔王カナクは、ライカのガザリウム弾による攻撃を受けて片腕を失いながらも、ふたたびユーリエと会いたいと願いつづけます。そんな彼の前に、白夢の力を得たネウが立ちはだかります。彼女はカナクをこの世界につなぎとめようと戦いますが、カナクは彼女に別れを告げ、アルヴァダーグの魔法を完成させて1000年前の世界にいる、ユーリエのもとへと旅立っていきます。
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Posted by ブクログ
ユーリエを失ったカナクの物語と、影砲士スフィアの妻となったレベッカの物語が、交互に展開される構成になっています。
マールの石碑をめぐる旅から帰ってきたカナクは、コルセア王国内のマールの村で神官の職に就きます。ダークエルフのネウに支えられながら日々を暮らす彼のもとを、盗賊団リュシオルファクルに所属するアルマという男が訪れます。彼は、コルセア女王オリヴィアの命を受けて、イストリアルからやってきた魔導師リーゼの誘いから、カナクを守るためにやってきたのでした。
やがてオリヴィアの予想していた通り、カナクの前にリーゼが姿を現わし、ユーリエを苦しみから救うことができると告げます。そのためには、カナクが -
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1000年前のアレンシア大陸に、暁の賢者マールと呼ばれる魔女がいました。魔法学校を卒業した少年・カナクと天才魔法少女のユーリエは、マールが大陸の各地に残した石碑をめぐる旅に出かけます。
カナクには、一つの秘密がありました。彼が幻の種族・銀獣人だということです。一方ユーリエも、幼少時に養育施設に預けられてそこでカナクに出会っていたことを隠していました。しかし、旅が進むにつれてマールの残した石碑がユーリエの心理に呼応し、それとともに二人の心は接近していくことになります。
やがて二人は、最後の石碑のある、闇種族の治めるジェド連邦にたどり着きます。ところがそこに、マールを「暁の賢者」として奉る信者