松村美香のレビュー一覧

  • 老後マネー戦略家族!

    Posted by ブクログ

    老後のお金が気になる世代の一般的な家庭のリアルな話でぐいぐい引き込まれたけど終盤はうまく行き過ぎ感がありリアル感が半減。お金に関することを早いうちに勉強することの大切さは共感できる。『悲観は気分、楽観は意志』フランス哲学者アラン著『幸福論』の言葉が印象的。人間は成り行きに任せると気分が滅入り悲観主義に陥ることが多い。一方楽観主義はその人の意志によって生み出されるという。

    0
    2022年04月17日
  • 老後マネー戦略家族!

    Posted by ブクログ

    災難続きだと思われた家族がそれぞれのきっかけで変わっていく姿が、読んでいて清々しかったです。些細なきっかけで自分の進む道が固まってきた、海外赴任という大きなきっかけでようやく柔軟な考えができるようになった父。程度の違いはあれ、それぞれ新しい出会いや行動によって変わっていきます。最初は流されていた人間が、自分の意志で行動を選択することで、良い方向に進んでいく。「悲観は気分、楽観は意志」という言葉が刺さります。

    0
    2022年02月21日
  • 老後マネー戦略家族!

    Posted by ブクログ

    学習漫画を小説化したというか、『会計天国』のようなマネー知識を物語仕立てにした、どっちかっていうと知識寄りの本かと思って読み始めた。
    ところが、意外と「小説」っぽい。
    家族観、労働観、社会観が、山田一家と関わりを持つ人々を通して開陳される。
    ゴチゴチに固まっていた山田家の人々の意識が変わっていくのが面白い。
    そのあたりが割と自然な運びで、物語として読めるのだ。
    最後の辺りで慌てて堅実な資産運用の方法とか、副業や法人設立の方法が紹介されていくのがちょっと・・・と思わなくもないけど。

    0
    2018年11月17日
  • 利権聖域 ロロ・ジョングランの歌声

    Posted by ブクログ

    第1回城山三郎経済小説大賞受賞、文章は読みやすく洗練されている。経済小説にしては内容に乏しい、新しい発見は特になし、主人公周辺、家族絡みの増悪、恋愛については不要に感じた。

    0
    2018年05月05日
  • アフリカッ!

    Posted by ブクログ

    アフリカに友だちがいる
    その お陰で
    「アフリカ」という単語にすぐに
    反応してしまう
    そんな経緯で
    手に取った1冊

    友だちは ブルキナファソ在住
    仕事はミュージシャン
    そういう部分で読んでいたので
    かなり 偏った読み方になっていたような気がする

    それなりに 楽しく 読ませてもらった

    0
    2014年05月30日
  • アフリカッ!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ノンフィクション作家さんなので、小説としてはあまり上手じゃないですが、アフリカにかける人々の情熱は伝わるかも。
    でも正直言って、向上心のない人には幾ら援助しても無駄だよなあとも思う今日この頃です。

    0
    2014年05月04日
  • アフリカッ!

    Posted by ブクログ

    SEとして商社に入社した主人公が、アフリカを舞台に売れるものを考える話。
    主人公が若さゆえに突っ走りすぎて、周りの人は大変そうだなと思った。

    0
    2014年03月23日
  • アフリカッ!

    Posted by ブクログ

    ※個人メモ

    【出会い】
    著者からチラシをもらった。

    【概要】
    若手商社マンがアフリカビジネスで四苦八苦。

    【感想】
    アフリカビジネスを題材にした小説が発表されるなんて、時流を感じる。

    前作『利権鉱脈』は”業界の内情”的な生々しさがあったが、それに比べれば軽い印象。
    小説としての展開的にも。

    アフリカでのプロジェクト形成のおもしろさ(と難しさ)が伝わってくる点ではうれしい。
    ただ、商社のビジネスというよりかは開発の視点が濃い目に反映されているような気がする。
    あとは、アフリカと題打っていても、西アフリカはまたちょっと違うはずで、こっちにほとんど触れられていなかったのは少し残念。

    それ

    0
    2014年03月15日
  • 利権鉱脈 小説ODA

    Posted by ブクログ

    開発コンサル会社勤務の万里子は、モンゴル案件の担当を命じられ・・・
    読み物的なおもしろさはイマイチだけれど、ODAの理想と現実について、わかりやすく書かれているので、読んで知っておくべきでは、と思った。

    0
    2013年04月09日
  • 利権聖域 ロロ・ジョングランの歌声

    残念

    表現にまとまりがないというか、浅く薄い内容をつらつらと書いている印象。楽しみにして購入しただけに非常に残念。読むのがつらくなって途中で止めてしまいたくなる。
    登場人物もこれといった特徴もなく面白みがない。どこか会話ですら嘘っぽく聞こえる。
    ホテルで朝食に降りたのに、コーヒーすら飲まずに出ていくあたり、訳が分からなかった。

    0
    2022年01月14日