水森暦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前世の記憶がある女の子が、前世で恋人だった人に会い再び恋に落ちる。
小さい女の子が、前世の記憶があるからかかなりしっかりしているように見える。
初めは年の差という設定にひかれていましたが、この漫画はそれだけじゃないです。女の子の頑張りがとても良い。ついつい自分のことは後回しで周りの人を助けてしまうところも好感がもてる。
恋人だった篤朗が、そんな新菜を見ていくうちに亡くなった恋人を思い出していく様が良かったです。重ねるのではなく、彼女なのか?と感じるところが。
当初は一冊で終了の予定だったため二人の将来が巻末におまけとして書かれていますが、二巻からは北海道にいった新菜のこと、結末に向けて二人がど -
Posted by ブクログ
1~2巻まで購入。「前世から、あなたのことが好きでした。」桜咲く春、新しい家に引越してきた少女・新菜(10歳)は、隣家に住む前世の恋人・篤朗(25歳)に再会する!!10年振りの再会。しかし、その年の差は15歳。少女の切ない恋を追った作品。新菜には前世の記憶がハッキリあるが、篤朗にはそれを告げられない。大人になった篤朗と新奈との距離とか、前世の記憶があっても今は新奈として生きて篤朗の側にいようとする健気さとか、切なくて読んだ後ちょっとホンワリする作品です。最初、読みきりだったのですが好評で続編が出て、最終的に連載をしてます。水森さんの初コミックですが、初コミックとは思えない程の作品です。
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Posted by ブクログ
ネタバレ1巻最後まで読んで「ここからどうなるんだろう」って思ってすみませんでした。マンガ読んで久々に泣いた。
北海道に転校した主人公・にいなちゃん(前世の記憶アリ)が転校先で会ったのは、ツンデレ気味の男の子・・・ではなく(笑・今のところ!)前世の弟だった、という展開から始まるお話。
前世の弟を含め、家族が気になって気になって仕方ないにいなちゃん。そりゃそうだ、前世の愛された記憶があるんだもん。
その後家族がどうしているのか、気にならないわけが無い。
人ひとりの喪失って、本当に重いんだなぁと考えさせられる話でした。
1巻では篤朗くん、2巻は残された家族。
弟くん中心の7話でうるっときて持ちこたえたも -
Posted by ブクログ
ネタバレ泣くよ!って言われてたので覚悟(?)して、開いたのですが、最後の最後、お父さんとの握手でぶわっときました。
前世のことを相手に伝えない、というのは、にいなならではなのだろうな、と思う。
前世でありながら、別人である、という意識を彼女自身がきちんと持っているところが、この漫画らしいのだろうなぁーと。なんかこう、いままで抱えていた前世モノに対するもやっと感を、きちんとより分けて描いてくれてたので、こういう前世モノもあることにやたら安心しました。
そういう意味でなんか新鮮だった。
あと、前巻で個人的に、(恋人はいいとして前の)家族はいいんだろうか、と思ってた分が、解消されてて、おおー!となった。