水森暦のレビュー一覧
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ネタバレはじまりのにいな、待望の第2巻。
前世の恋人に出会い前世の記憶を思い出した主人公・新菜は、晴れて篤朗と付き合うことになり遠距離恋愛へ。
北海道に引っ越した新菜はそこで出来た新しい友達と楽しく過ごしつつ、今では教師になった前世の弟に再会します。
今回の話は"前世の家族"と"現在の家族"が主なテーマであり、どちらも大切でかけがえのないモノだからこそ生まれた新菜の葛藤が描写されています。
彼女が前世の家族と再会して最終的にどのような行動を起こすのか、どのような決断を下すのかが今回の見物かと。
また、恋人となった篤朗は出番こそは少ないですが、電話越しでも分か -
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ネタバレ※1~2巻の感想をまとめてこちらに。
朝日新聞の「コミック・ブレーク」に紹介されてて興味を持った作品。“転生ラブ”とかいうから、平安か戦国か、はたまた明治・大正あたりの恋人同士が生まれかわって…とかいう話だと思ったら大ハズレでした。10年前に事故死した“千歳”が“新菜”として生まれかわり、その前世の記憶を持ったまま、かつての恋人である篤朗と再び恋に落ちる物語。
篤朗が千歳を好きになった理由(1巻13頁)がなんとなく好きですね。1巻終盤で篤朗は新菜=千歳(?)に気付いたようですが、それが今後の展開にどう影響するのか…。
2巻は、前世の弟との再会から始まる家族編。千歳の記憶を持つ自分が、新菜として -
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ネタバレ最近書店でこの作者の漫画を見かけるので、買ってみました。
短編集です。
表題作「彼女の涙が雪だとしたら」がとても好きです。
この方、いわゆる「ハッピーエンド」を書くのではないようで、
4作すべてそうなのですが・・・
三角関係を描いた表題作がとても良かった。
久々に少女漫画の主人公で、カッコいい男子を見た気がします。
透吾は幼馴染の鈴に告白しようと、あるセッティングをしていたところ、その最中に事故。意識不明の状態となった。
目覚めた時、4年が経過していた。
リハビリを終えて鈴に会いに行ったところ、鈴には彼氏がいた。
透吾は「戦う」と決めて、今の鈴たちに向き合うが・・・。
という感じで、非