新井政彦のレビュー一覧

  • ユグノーの呪い

    Posted by ブクログ

    第八回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作品。


    脳内の世界は無限の可能性を秘めていると言われています。

    ヴァーチャル療法士なる存在を世界に据える事により、無限の可能性の世界を描き出した筆者の発想に感服。

    メディチ家の少女の精神世界で繰り広げられるユグノーの呪いが打ち払われていく展開に、ただただ眼福。

    最後の一頁まで至福の時を過ごした私です。

    難があるとすれば解説が少しネタバレしてる気が・・・。

    0
    2011年03月31日
  • 僕は令和で棋士になる

    Posted by ブクログ

    ちょうど「盛り上がってきた・・・!」ってところで唐突に終わる。
    続編が出るなら必ず買うが、もしもこのまま終わるのならこの中途半端さに☆4。

    江戸時代の少年が現代のおやつを美味しそうに食べる小説。
    棋譜も載っており、それに伴う気持ち等もしっかり書かれているが、もう少しそちらを減らして主人公の描写を増やしても良かったのでは?と思うくらいにはページ数のわりに内容は短い。

    0
    2021年11月04日
  • 僕は令和で棋士になる

    Posted by ブクログ

    将棋を知らない方でも楽しめる
    一冊だと思います
    またコロナの中リアルな描写も
    こんな時代だなと言う現実感もあります
    江戸時代からタイムスリップしてきた天才棋士がなんでも美味しそうに食べるというなんとも食欲のわく一冊でした
    続編に期待です!



    0
    2020年10月29日
  • 時空棋士

    Posted by ブクログ


    指す将には及川先生の棋譜監修も
    目を惹く所のある作品だと思われますし
    私のような観る将には
    このストーリーを
    存分に楽しむ事が出来ます
    将棋ってやっぱり人生と
    似てる『平常心』や『無心』
    何かを行動する上でも
    生活する上でも大事な事

    江戸時代の将棋の歴史にも
    触れられていて興味深いし
    何よりも読みやすく将棋を知らない人も
    楽しめて将棋好きになってもらえそうな
    そんな作品でした
    少年少女に読んで欲しい一冊です

    0
    2020年01月26日
  • 僕は令和で棋士になる

    Posted by ブクログ

    ついにコロナの時代の小説が登場しました。登場人物がマスクをしている。。実際の棋譜がちゃんと描かれていてすごいんですけど、将棋がわからないのです。続編があってほしい。

    0
    2020年10月23日
  • 硝子(ガラス)の記憶

    Posted by ブクログ

    夫から逃げた妻
    何があったのか
    妻の言葉が先行するが、どうもあやしい
    出会った二人の男性が助けてくれて・・・

    いまいち盛り上がらなく読み終わりました

    0
    2019年12月22日
  • 硝子(ガラス)の記憶

    Posted by ブクログ

    新井政彦『硝子の記憶』光文社文庫。

    文庫書き下ろしミステリー。初読みの作家。余りのご都合主義的な展開と飛び道具の多さに、ストーリーに物足りなさを感じた。

    夫の暴力から逃れ、二年間の長きに亘り、自活していた主人公の実優だったが、夫に所在を知られてしまう。離婚を主張する実優に対して、暴力など無かったことを主張する夫。真実は意外な方向へと…

    0
    2018年02月27日