【感想・ネタバレ】ユグノーの呪いのレビュー

あらすじ

メディチ家の末裔(まつえい)である美少女・ルチアは、ある日突然、目と口が不自由になった。16世紀に先祖が新教徒・ユグノーを大量虐殺した呪いなのか!? ルチアのトラウマを取り除くため、ヴァーチャル療法士・高見健吾は僚友・礼子とともに、彼女の記憶空間へと入り込む。そこでは殺戮の限りが尽くされていた! 第8回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作品。

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Posted by ブクログ

第八回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作品。


脳内の世界は無限の可能性を秘めていると言われています。

ヴァーチャル療法士なる存在を世界に据える事により、無限の可能性の世界を描き出した筆者の発想に感服。

メディチ家の少女の精神世界で繰り広げられるユグノーの呪いが打ち払われていく展開に、ただただ眼福。

最後の一頁まで至福の時を過ごした私です。

難があるとすれば解説が少しネタバレしてる気が・・・。

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2011年03月31日

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