藤原由希のレビュー一覧

  • オードリー・タン 私はこう思考する

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    「共好」=「共創」の重要性。
    具体的には、OKRとORID。
    いろいろと示唆に富むことが多く、いろいろな分野のさまざまな場面で生かせることがあると感じた。

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    2025年10月22日
  • オードリー・タン 私はこう思考する

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     本書は何気なく買った中で、私の中では「大当たり」の本であった。現在や近い未来の状況に関する記載が多いが、案外その内容は古くならないのでは。

     IQがめちゃくちゃ高い、もと台湾デジタル庁のオードリー・タンさん。彼女の考え方は高度かもしれないが、大変学ぶことが多かった。

     特に印象に残るのは、「独学をする場合、孤独にならないように」という教え。オードリー氏こそ頭がめちゃくちゃいいので、一人で学んだりできそうだし、このような人が一人いれば社会が回るような気がするのだが、そのような意見を言うことが意外だった。
     独学をする人ほど何らかのコミュニティに属したほうがいい。モチベーションも維持できるし

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    2025年08月16日
  • オードリー・タン 私はこう思考する

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    『いま陥っている状況は、過去の知識体系には組み込まれておらず、既存の対処法で処理することはできない。模範解答は存在しない。』正に、こういう状況の中で事例とか有識者に頼りがちだと振り返らされる。
    他にも、就寝前の習慣として実用書を、批判的な態度を捨てて超高速で読む、それによって睡眠時間すら知識を吸収できてしまうとか、、、真似してみたいものの多分すぐに寝落ちするか、起きて何も覚えていないかだろうな。
    こんなにすごい人で、こんなに嫌味がない人がいることが知れただけでも勉強になりました。

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    2025年03月08日
  • オードリー・タン 私はこう思考する

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    ⚠️ネタバレ、乱文注意
    本書が一貫して伝えたいことは、個人で物事を捉えるのではなく、社会やコミュニティとして見ることが重要ということであり、経験や能力は所有するのでなく社会に対して解放して共有するべきと言うことでした。
    IQ160であるオードリーは所謂”悟っている”状態であるなあと思いました。
    競争社会や能力主義というのは要約すれば個人主義という枠組みに押し込まれるわけであって、それでは社会全体はまるで仕切られた個室同士の空間になり、そこに各々にアドバイザーとしてのAIがいて、それを盲信する社会になるという未来予想の警鐘を鳴らす作品でもあった。ひとつの教科書だけではなく複数の教科書がある社会、

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    2025年02月06日
  • オードリー・タン 私はこう思考する

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    最近YouTubeでインタビューを受けられているのを拝見して興味を持ち読んでみました。

    コロナ禍で「天才デジタル相」と注目を浴びていたこともあり、帯に書いてある「誰もが真似できる人生の質を高める方法」を「いや、誰でも、ってわけにはいかないのでは…」と懐疑的に思っていました。

    読んでみると、オードリーさんの穏やかな雰囲気に触れられて、全てを真似するのは難しそうでも一つ一つずつなら実践できるかなぁとホッとしました。特に学ぶべきは実行力ですね。頭脳もすごいですが、実行力が素晴らしい。

    最新の技術を扱われるのが、このように倫理的な方で良かったと思うこの頃です。

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    2025年01月14日
  • オードリー・タン 私はこう思考する

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    独自の視点で問題解決に挑む思考法を示した一冊です。多様性を尊重し、柔軟かつ創造的に考える重要性を実感しました。リーダーシップや未来へのヒントに満ちた内容です。

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    2025年01月01日
  • シャオミ 爆買いを生む戦略 買わずにはいられなくなる新しいものづくりと売り方

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     4年前に「小米科技」を立ち上げたとき、私はこう考えていた。この会社が将来どんなに大きくなっても、まるで定食屋のように、ユーザーが気軽に入ってこられる会社にしよう。定食屋のオヤジとして、お店に来てくれるお客さん一人ひとりと友人であり続けよう。そうすれば、企業は長期にわたって成長を続けられる。
     こうした理念で最初につくり上げたのが、アンドロイドをベースにした「MIUI」だ。アンドロイドを独自にカスタマイズしたモバイルオペレーティングシステム(OS)である。OSの開発は非常に複雑で、長期間にわたるため、ユーザーの意見を取り入れている企業はほとんどない。私たちは、どうすればシステム開発にユーザーの

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    2022年10月08日
  • シャオミ 爆買いを生む戦略 買わずにはいられなくなる新しいものづくりと売り方

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    シャオミの成長戦略について書いた本
    マーケティングに割かれてる内容が多め
    顧客と友達になる、3戦略3戦術、CS徹底重視など面白い内容が多かった

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    2022年07月05日
  • シャオミ 爆買いを生む戦略 買わずにはいられなくなる新しいものづくりと売り方

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    ネタバレ

    あまりに衝撃的な一冊!!!
    私が知らないだけでFBしてる人にとっては常識!?
    特にエンジニア、広報の人は必見!


    ・シャオミの人気の秘密はSNSをシェアしてもらうように仕掛けたこと。
    プロジェクトマネージャなどのエンジニアこそが適任。

    ・単に製品そのものを売る時代は終え、「参加する楽しみ」を売る時代へ(AKBビジネスモデルもその1つ)。
    だからこそ、ユーザーと友達になる、という思考の転換が必要。

    ・ユーザーと友達になれば、ユーザーの若者の「その場で体験したい」「世界に影響を与えたい」という欲求を刺激できる

    ・製品開発/サービス/ブランド構築/販売の過程を全て開放してユーザーに参加しても

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    2016年03月09日
  • シャオミ 爆買いを生む戦略 買わずにはいられなくなる新しいものづくりと売り方

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    ユーザーを大事にする会社の戦略は、これまでたくさん語られてきた。しかしシャオミの戦略はシャオミにしか取れない。それでも、筋の通った徹底的な施策は、やはり成功を収めるし、人の心を動かし続けていくのだと思った。中国の文化のわずかな違いも含めて楽しめる。

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    2016年01月30日
  • シャオミ 爆買いを生む戦略 買わずにはいられなくなる新しいものづくりと売り方

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    製品開発・サービス・ブランド構築・販売の過程を開放して、ユー
    ザーに参加してもらい、「手が届く」「自分だけのものになる」
    「共に成長していく」ブランドを、一緒に育て上げていくことだ

    誰のためのデザインかが明確なこと。使いやすいこと。美しいこと。
    この3つが、ユーザーエクスペリエンスに与えられた課題

    企画部門にこんなミッションを与えた。発売が毎回話題になるよう
    なアイデアを考えてほしい、と。まず、製品を予約してくれたユー
    ザーに、製品写真と「予約完了」のコメントをウェイボー上に投稿
    してもらう。そうすることで、単なる予約という行為が、ソーシャ
    ルメディアを通じて数百万人が参加するイベントに変

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    2015年11月03日
  • オードリー・タン 私はこう思考する

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    仕事への向き合い方から、具体的な仕事術の詳細まで多岐にわたって紹介されています。自分の時間の二割を使って興味があるものを研究してみる、SF小説から未来を想像してみる、ORIDの考え方など参考になる内容が多くあります。

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    2025年11月03日
  • オードリー・タン 私はこう思考する

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    オードリータンの穏やかな感じが好き。IQが高い事でも有名だが、彼女はトランスジェンダーであり、小学校でも周りと上手くやって行けずに苦労して生きてきたらしい。そのことが本書で綴られるが、オードリーの青春や生き方を少しだけ覗き見できるような内容が本書の魅力だ。また、そうした“個性”ゆえ、見ている“世界の違い”が面白い。

    ― 1位だの2位だのという順位のプレッシャーがなくなって、初めて自分の進むべき方向が見えてくる。順位は他人がつけるものであり、それにとらわれることは、つまりは他人が示した道を進んでいるに等しいのです。

    ― 幼いころから、普通の人よりはるかに多様なジャンルの本を山ほど読んできた。

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    2025年10月17日
  • オードリー・タン 私はこう思考する

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    ネタバレ

    彼女の思考・仕事・学習・未来観を軸にまとめられた一冊で、どの章も学びが多かった。

    特に印象に残ったのは「知識や体系は一人で抱え込むのではなく、仲間と共創することで築かれる」という視点。競争より共創の姿勢は、今の時代に欠かせないものだと感じた。

    また、SF小説からは未来を構想する思考、詩からは少ない言葉で多くを表すプログラミング的思考を学ぶという着眼点はユニークで刺激的だった。

    さらに「リーダーは管理者ではなくコーディネーター。メンバーが主体的に意見を出せる環境を作ることが役割」という考え方にも共感した。

    教育観については、日本のゆとり教育に似た側面も感じつつ、主体性をどう育てるかという

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    2025年10月02日
  • オードリー・タン 私はこう思考する

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    彼女の一貫した「共創」と「共好」の考え方は自身が日々考えていることの「小ささ」を考えさせられました。定期的に読み返したい一冊です。

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    2025年09月07日
  • オードリー・タン 私はこう思考する

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    語り下ろしですが,彼女の思想体系が垣間見える。ギフテッドならではの苦悩と,それを救ったインターネット上のコミュニティ。「共好」(「共同で仕事をする」という意味のネイティブアメリカンの"Gung Ho"の中国語訳。)がキーワードか。競争よりも共創。

    スラッシュワーカーの時代にこそ,ひとつのテーマを徹底的に追求することに価値が出る。「数年も経てば,職業や肩書きではなく,探求するテーマそのものがアイデンティティになる時代が来ると考えられる。」

    「役に立たない人」になるために学ぶ,というのは,平井先生の言っていた,「知識は陳腐化する」という金言と通じるものがある。
    「人が「モノ

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    2025年04月14日
  • オードリー・タン 私はこう思考する

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    すごく良かった!
    リーダーとして責任は取るけど、管理しないこと。命令を下す代わりにみんなが自主的に考えて行動する環境を作ることなど参考になりました。

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    2025年03月20日
  • オードリー・タン 私はこう思考する

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    コロナ禍のマスク不足の折、在庫管理アプリを開発した台湾のデジタル担当大臣というニュースで彼女を知った。
    当時観たいくつかのインタビューを通じて、天才、という印象を持っていた。

    そんなオードリーの思考法、仕事法を紹介している本著は、天才の頭の中を覗かせてもらっているようで、興味深く読みやすかった。
    自分にとっては新鮮、斬新な考え方が多く、刺激になった。
    特に印象的だったのは以下3つ。意識していきたい。


    1.大人になって他人と自分を比べることがなくなった理由

    このめぐるましく変化する社会の中で、絶対的な正解は存在しない。
    1つの正解を一部の権力者や能力保持者が導きだすのではなく、みんなで協

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    2025年03月16日
  • オードリー・タン 私はこう思考する

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    n=1
    n=オードリータン

    成功する人は、与える人。
    与えれば必ず成功するわけではないけれど。
    与える余裕が、人を魅了する。

    オードリータンは、ギバーの頂点。

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    2025年01月19日
  • 拡散 下 大消滅2043

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    邱挺峰 藤原由希訳『拡散 大消滅 2043』上下巻読み終わりました!
    村上春樹オマージュ作品で好感持てました。
    それにちりばめられた小説や映画のはなし、なにより最後のウェンズデイと私の会話は完全に攻殻機動隊の笑い男のオマージュ、素晴らしく楽しめました。
    あと、これはキリスト教とコロナパンデミックもうつしてるのかなと思います。
    ワインSFってやはりキリスト教と繋がる気がしますし。
    まぁ、ワタシはビール党なのでワインがなくてもいっこうに構わないのですが笑
    大変楽しく読むことができました。
    ありがとうございます!!

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    2022年10月30日