日本推理作家協会のレビュー一覧

  • 1968 三億円事件

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    ネタバレ

    この事件は、ただの事件じゃなくて、当時の人々の不満と絡み合っているのかなと思った。最後の今野さんの話が1番面白かった。三億円も盗んで使い道はあったのか気になる。

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    2025年07月08日
  • ミステリーの書き方

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    錚々たる面子がミステリーの秘伝を余す事なく列挙する本書。

    役700ページにも及ぶ創作アイディアの怒涛の中、一番口酸っぱく言われるのは、
    「とにかく書け」というシンプルで一番難しいこと。

    綾辻行人に至っては、
    本書の中で「ミステリーの書き方」なんて当てにするなとさえ言う。

    魔法のような、裏技のようなものはない。
    匍匐前進のように着実に書くしかない。
    ということをこれだけの分量を使って伝えていることに、作家の苦悩を感じ、
    ある種絶望すら覚える。

    つまりは行動力、多動力でもって向かわなければ、作家としては生きていけないということで、世に宣うビジネス書に書いてある事と通ずるアタックNo. 1

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    2023年06月14日
  • ミステリーの書き方

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    途中まで面白かった

    自分が好きな作者が ストーリーを考えてる時に注意点や どうやってプロットを組み立てていくか

    ただ 長くて 途中で飽きてしまった

    良くも悪くも 色々な人が出てる為  

    お前誰やねんと思いながや読む事もあり

    疲れた

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    2023年01月07日
  • 推理作家謎友録 日本推理作家協会70周年記念エッセイ

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    エッセイの定義は知らないけど、エッセイ集よりは雑感集の感じ。アミの会(仮)は好きなので続いてほしい。協会理事やら選考委員とか作家さんも書くだけじゃなくていろいろあるらしい。

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    2021年12月06日
  • 1968 三億円事件

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    ネタバレ

    3億円事件をベースにした小説。3億円事件の真相はこうだったんじゃないかと思わず想像してしまうほど、当時の状況を基に作られている。
    事件そのものの顛末の他、事件をまねたり犯人に恋したりといった物語もあり、バラエティに富んでいる。

    「楽しい人生」は上述のとおり、現場の状況からこんな展開だったかもと現実味を帯びていて楽しめた。
    「初恋は実らない」では、運命の人の正体は最後まで明かされない者の、幼いころに出会った犯人かもと読者に思わせ、モヤモヤ感と恐ろしさがごっちゃ混ぜに感じられた。
    「特殊詐欺研修」は、展開が読めるものの、三億円事件を現代の物語に落とし込み、短文ながらテンポよく進んでいった。

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    2021年12月03日
  • 1968 三億円事件

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    1968年に起きた三億円事件の謎に挑んだ5人の作家の競作アンソロジー。楽しめた。それぞれの作家の謎へのアプローチの仕方に唸ることしきり、さすがプロ。今野敏さんの作品が面白かった。これまで事件をモチーフにした小説や映像作品も多く作られていて、頭脳警察のファーストアルバムとか、高田渡も三億円事件を唄ってたなーとか、そういえば平成三億円事件の犯人は葉月里緒奈だったか?とか、いろんなことを思い出しながら読んだ。

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    2019年02月13日
  • 1968 三億円事件

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    ネタバレ

    小説家というのは素晴らしい才能を持った人たちだ、ということを痛感させられる一冊。
    例の三億円事件をテーマに、5人の作家がそれぞれの物語を描く。
    どれをとっても同じ発想がないのが不思議。
    また、我々が想像もしない観点から物語を作るのも驚き。
    大事件をテーマにした競作本、素晴らしいアイデアだと思った。

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    2019年02月04日
  • 1968 三億円事件

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    期待していた内容とは違ってイマイチ。
    「楽しい人生」「初恋は実らない」が良かったかな。
    あとはどれもむりやり「三億円事件」と絡ませてる感が強くつまらなかった

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    2019年01月17日
  • 1968 三億円事件

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    ネタバレ

    1968年12月10日、東京都府中市で起きた未曽有の大事件「三億円事件」。犯人が特定されないまま時効を迎え、昨年末で事件発生から50年が経過した。
    この事件はこれまでにも数々の小説やノンフィクション、映画、ドラマで扱われてきた。この作品と時を同じくして、「府中三億事件を計画・実行したのは私です」という告白本?も出版されたが、いまさら本当かどうかわからない告白には全く興味が湧かない。

    今となっては、下手な事実より楽しめるフィクションの方が読みたいと手に取った作品は、そうそうたるメンバーによる三億円事件をテーマにしたアンソロジー。

    5つの物語は事件当時の時代背景を下敷きに、それぞれの切り口で「

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    2019年01月03日
  • 1968 三億円事件

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    再読2回目。
    いろんな角度からの3億円事件。今もなお色褪せない、昭和の大事件。真相が分からないからこそ、まだまだふくらむ想像の世界。

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    2018年12月31日
  • 1968 三億円事件

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    衝撃の事件から50年。1968年昭和48年12月10日府中で起こった「三億円事件」、昭和を代表するこの完全犯罪事件について人気のミステリー作家5人が挑んだアンソロジー。

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    2018年12月27日
  • 1968 三億円事件

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    1968年12月10日に起きた、昭和最大の未解決事件「三億円事件」をテーマにしたアンソロジー。
    三億円事件を扱った作品は多々あるけれど、短編で、なおかついろいろな視点からの三億円事件を読めるのは、ちょっとお得な感じ。
    世間では、「真犯人が書いたのでは?」と言われている本が話題になっているようだが、個人的には信用出来ず…同じ時期に、同じテーマで発表された作品ならば、こちらの方が断然おすすめ。

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    2018年12月25日