三河ごーすとのレビュー一覧
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大学1年生の冬、悠太と沙季の二人の誕生日、恋愛"生活"小説と謳いつつ此処だけは恋愛小説でしょうか…。
沙季の振り絞った勇気、悠太もそれを否定している訳では無くても反応に困る状況…、でも其の先を読んでみたい感情も…。
そして季節は遷ろい、悠太も沙季も忙しい日々を過ごす中でも、順調に育まれていく母・亜季子のお腹の胎児、妹になるであろう存在…。
そして出産予定通りにこの世に生を受け…、それは義兄妹&恋人同士とのダブルミーニングのタイムリミットをも意味していて…。
只の恋愛小説なら次巻で完結でしょうけど、この作品の場合… -
Posted by ブクログ
変化の回だった。関係の変化がこれでもかと描かれていて、自分自身、当たり前に見えてきたはずの事に違った側面があるのだと不意をつかれた気持ちになった。これはもちろん、良い意味で、である。
他人同士が擦り合わせて同居を始め、関係性を築いていく。この様子が一般的なラブコメと違って騒々しくない。物語の都合に取ってつけたような騒動が徹底して切り捨てられていて、逆に内面描写が徹底しているから登場人物の内面にそっと潜っていくような気持ちになる。
その人の癖、言葉、部屋、環境、そういったものの一つ一つがその人を映し出し、形作っていく。
一歩ずつ着実に歩んでいく二人の姿が微笑ましい。 -
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前巻レビューで『歳を経る程時間は加速していく感もあるもので』と記しましたが、悠太と沙季には更に忙しさも加わり、あっという間の夏のドライブデート。
そして、悠太の独り暮らし開始と、沙季の通い妻というか往訪から始まった、悠太の週末帰省でのギブアンドテイク。
大学生になってから知り合った友人には、沙季の事を浅村と紹介するしか無く、高校時代とは異なる交友関係。
そして、季節はあっという間に夏秋冬と過ぎていき、お互いの誕生日は都合が付かないもののクリスマスは…。
この感じだと、次巻辺りで各々の目指すべき道も浮かび来るのか? -
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大学進学後のふたりのお話。
これまでは悠太の視点のみで綴られる事が圧倒的に多かったが、別々の大学、別々のバイト先・インターン先で、それぞれが相手の事を思いつつも、各々で成長していく様が新鮮でした。
ゆったり丁寧に日常を描くのが持ち味の本作、でも歳を経る程時間は加速していく感もあるもので、今後はどうなっていくのでしょうね? -