海部美知のレビュー一覧
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購入済み
分析の仕方がすごいなぁと思ったお金についてと言うより分析力が書かれている内容の本だった。経済学とか経営学について詳しい人は読んでいて面白いんだと思う。
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Posted by ブクログ
米国の開拓史から現在のシリコンバレーに至るまでの経緯を振り返り、英国のジェントルマンと開拓者の関係が栄枯盛衰を繰り返すことで進化して現在のベンチャーキャピタルとベンチャー企業の関係性を形作ったと解き明かすところがとても面白く、その連綿と続くお金儲けの気質には納得感満載です。対して日本の歴史は長く続いた農業の時代の次はすでに米国などで成功したことしっかり踏襲して進めることが成功体験となって新しいことをやって失敗することを恐れる気質になった説明します。シリコンバレーから見た日本としては優良顧客が多く市場規模が大きいとの評価があるようです。日本でITビジネスを成功させるのは海外企業の代理店ビジネスが
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購入済み
分かりやすい本です
この本のタイトルを見たとき、少し難しいかなと思いましたが、読み始めてからは、とても分かりやすく感じました。
ビッグデータという言葉が先走っている気がしていたので、この本を読んで参考になりました。お勧めしたい本です。 -
Posted by ブクログ
アメリカ在住の著者がシリコンバレーの空気を感じながら、流行りのビッグデータを解説。Hadoop、Dynamo、S3など関連する技術用語も分かりやすく言いかえて説明しているし、ネットフリックスやオバマ大統領の選挙戦術など具体的な成功・失敗事例もビッグデータを身近に感じさせてくれる。成功事例は、応用のヒントにもなるし、失敗事例に「不気味の谷」を持ちだして説明していて、「なるほど、不気味さってロボットだけじゃないのね」と妙に納得してしまった。
googleがソーシャルにうまくついていけない理由についても、そもそもソーシャルはgoogleの気質と違うという指摘などは鋭い。
さらに「ビッグデータ=プ -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者自身が最初に断っているように、ビッグデータの技術的な側面は全く触れられていない。挙げられている実例も有名なものばかりであまり新味はない。
ビッグテータの持つ意味についてやや間延びしたような印象の論考が書き連ねられており、やや退屈な内容ではあるが、プライベートな情報を差し出すかわりに「お勧め」などのサービスをうけるということ。そしてこれはコストと利益の兼ね合いで、どうするのか決めればよい、という割り切り方は参考になった。個人的にはこれまで、この手のものには極力データを渡さないようにしていたが、渡すことのメリットについても考えるべきなのだろう。