【感想・ネタバレ】シリコンバレーの金儲けのレビュー

あらすじ

「シリコンバレー型資本主義」の本質は「失敗の肯定」にある!
「日本型組織」では、2020年代の富は生み出せない!
2000年代以降、世界のビジネスモデルは大きく変わった。
20世紀型の資本主義からシリコンバレー型の資本主義へ。
新型コロナで加速するビジネスの新潮流から日本再生の道も見えてくる。

シリコンバレーの盛衰をつぶさに見てきた著者が明らかにする
「お金とハイテクのからくり」

工場が富を生み出す時代からソフトウェアが富を生み出す時代。
そこではお金の動き方も大きく変化している。
2020年代も、その流れは変わらない。
なぜGAFAが隆盛を極めているのか?
なぜ日本は低迷しているのか?

「アルゴリズムは現代の金型」「エア風呂敷」
「ソフトウェアが世界を食べる5・5世代」など
わかりやすいキーワードを駆使し、その動きを解き明かす。

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Posted by ブクログ

米国の開拓史から現在のシリコンバレーに至るまでの経緯を振り返り、英国のジェントルマンと開拓者の関係が栄枯盛衰を繰り返すことで進化して現在のベンチャーキャピタルとベンチャー企業の関係性を形作ったと解き明かすところがとても面白く、その連綿と続くお金儲けの気質には納得感満載です。対して日本の歴史は長く続いた農業の時代の次はすでに米国などで成功したことしっかり踏襲して進めることが成功体験となって新しいことをやって失敗することを恐れる気質になった説明します。シリコンバレーから見た日本としては優良顧客が多く市場規模が大きいとの評価があるようです。日本でITビジネスを成功させるのは海外企業の代理店ビジネスが最も有効であることを再確認しました。そのためにも新しいテクノロジーが登場したら「先ずは人材育成」と呪文を唱える前に自分で手を動かしてみることが大切ですね。

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2021年01月24日

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