北中正和のレビュー一覧

  • ボブ・ディラン(新潮新書)

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    北中さんの人柄が滲み出る好著です 長いキャリアを上手にまとめていただき感謝です 特に近年のボブディランこそ国内では語られる事が少ないため貴重だと思います 私自身は知ってる事が多いのですが改めて読み返してボブディランとはを考える機会になりました

    ありがとうございます♪

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    2023年12月29日
  • ビートルズ(新潮新書)

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     「なんで今頃ビートルズなの?」という声も聞こえてきそうですね。単なるビートルズ入門書ならば,わたしも手に取って読んでみることはなかったでしょう。本書は帯にもあるように「世界史の中でビートルズを読み直す」という内容になっています。ですから…他の人も書いているように…ビートルズのことや,彼らの曲の一般的な解説書だと思ったら大間違いです。
     わたしにとっては,とても興味部会内容の本でした。ビートルズが生まれる前からのリバプールやイングランドの社会的な情勢,あるいは,ビートルズの音楽に影響を与えたかもしれないいろいろな音楽的な状況などについて,具体例を挙げながら教えてくれます。
     著者も書いています

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    2021年11月17日
  • ロック史(立東舎文庫)

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    ロックの通史をさっと把握するのに便利な本。ロックは単独で純粋にロックとしてそこにあった訳ではなく、社会の中にあって、社会との関わりがあってこそ、大きな意味を持つことができたのだと理解できる。
    この本は元々、講談社現代新書の一冊、『ロック スーパースターの軌跡』という本として出版されていたもの。

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    2019年01月04日
  • 細野晴臣 インタビュー THE ENDLESS TALKING

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    ネタバレ

    色々な読み方ができる。さまざまな情報が濃密に詰まってて読んでてすごく楽しい。読み終わったあとはひとつかしこくなった気がした。笑

    細野さんの深い教養に基づいた表現豊かな語り口でどんどん読み進める。幼少期から現在まで、東京の様子や音楽の変遷についてなど。読んでいて、瞑想や宗教といったスピリチュアルな事柄に対する意識が変わった。

    細野さんは台風の匂いでそれがどこから来たものか分かるらしい。あ、これは東南アジアからきたやつだ、とか。笑

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    2011年05月23日
  • 細野晴臣 インタビュー THE ENDLESS TALKING

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    幼児体験から音楽製作論まで多岐にわたる内容の濃さは読み応え十分です。
    インタビュー冒頭が、港区白金台という、僕が子供時代に遊んでいた地理から出発するのも嬉しかったし、はっぴえんど後半に、細野氏自身が不安神経症に悩まされていたという証言は、たまたま自分も神経がくたびれてた時期に手に取った偶然もあって印象深い。

    はっぴいえんど時代後期から、神経症と過喚起症候群に悩まされていた細野だが、それはある日を境に唐突に克服。すると今度は一転してハイになり、これまでの反動からか謎のトロピカル路線に。「TROPICAL DANDY」の製作に向かう。
    つかみ所の無い細野の音楽スタイルと膨大な作品群を前に、

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    2009年10月04日
  • 細野晴臣 インタビュー THE ENDLESS TALKING

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    実家の本を整理していたら見つけた
    自分の好きな音楽を作った人達のルーツや思考を紐解く感じが好きで、この手の本はよく読んでいる

    時代としてはバブル崩壊の前くらいまでなのかな
    いわゆる物質から思想へ移る過程

    この時期に出たOmni sight seeingというアルバム最後のプリオシーヌという曲が細野さんの曲で一番好きです

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    2025年02月18日
  • ボブ・ディラン(新潮新書)

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    最後の章が剽窃(パクリ)の問題で、「引用と剽窃のちがいは、基本的に出典を明らかにして先行者に敬意をこめて引用するかどうかに尽きます」「剽窃が問題にされるのは……ひとつは、先人の功績を横取りするという倫理的な問題。もう一つは、著作権がからんでそこに金銭的な窃盗が生じるという問題です。……後者は、この数世紀の間に新たに登場してきた問題です」と適切な指摘。

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    2025年01月24日
  • 細野晴臣 インタビュー THE ENDLESS TALKING

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    古書ビビビで買った。はっぴいえんどの頃の話が自分的には面白くて、その頃に細野が影響を受けた音楽や語られるアーティストが出てくると、僕は一度読むのをやめて、Apple musicで曲を調べてどんな歌かを聴いた。ヴァン・ダイク・パークスのOrange Create Artがとてもいい。細野曰く、ヴァン・ダイク・パークスは気難しかったらしいけれど。
    仕事中の昼休みや旅行帰りの新幹線で読んでいたけれど、さっき自分の部屋の布団の上で読んでいたときにとてもしっくりときた。気になる音楽が出てくると、Bluetoothで繋いだコンポから細野のS-F-Xのepを流す。紫式部源氏物語、omni sight See

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    2024年08月19日
  • ビートルズ(新潮新書)

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    ビートルズの本はあまたあるが、この本では、ビートルズが影響を受けた音楽やその当時の英国の音楽事情に焦点を当てた一冊。ビートルズの音楽自体にのみ興味がある人には、お勧めできません。私は、充分楽しめました。

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    2022年09月07日
  • ビートルズ(新潮新書)

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    ビートルズがこんなにも幅広い音楽から影響を受けていたとは知らず、驚かされました。『リビルバー』『サージェントペパーズ』あたりの録音の背景が特に興味深かったです。

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    2022年05月07日
  • ビートルズ(新潮新書)

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    ビートルズには思い出がたくさんあるが、本書は彼らの音楽の根源を探っている感じだ.Please Please Meから次々に異色の曲を連発してきた訳が解き明かされている.特異なアイデアを握りつぶさなかった周囲の人々、さらにそれらを前向きに実現させていく実行力等々.高校生時代には学校や教育委員会から冷たい眼差しで見られていたビートルズだったので、運動会の仮装行列で演じたものの卒業アルバムからは削除されていた.

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    2022年02月22日
  • ロック史(立東舎文庫)

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     Apple Music契約してて、音楽ジャンルに詳しくない人はこの本を読んでほしい。年代別のカテゴリをみると、いろんなジャンルのベストがいっぱいあるんだけど、それをかたっぱしから聴きたくなる。サブスク最高だなってなる。 

     この本では、当時の社会背景を解説しながら、アーティストやジャンルの誕生を紹介している。本書を読むまで60年代~70年代のロックは良さがさっぱりわからなかったんだけど、背景を知ると当時の熱が伝わってきて印象が変わって聴けるようになった。それでも文字だけだとよくわからない。どの年代でもyoutubeでライブ映像が見れるので、動画を見ながら読むのがおすすめだ。

     よく知らな

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    2021年04月27日
  • 細野晴臣 インタビュー THE ENDLESS TALKING

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    この人については、知れば知るほど訳がわからなくなる。とりあえず、この人と比べると私はそれよりもずっとマトモでフツウだ。それぐらいぶっ飛んだ人みたい。細野さんは。
    これまで幾つもの山と谷を歩いてきた人だから、筋の通った自分をしっかりと持っている。自然や仏教や宇宙をも味方に付けた、どっしりした考え方をしているな、というのが私の中での総括。
    最後の方は読んでいてもう何がなんだか分からなかったけれど、この人の音楽以外の部分を垣間見できたことだけでも大きな収穫だった。もうこれ以上深入りできないと思う。あとがきにもあったけれど、謎が謎を呼ぶんだもの、きりがない。
    「分福茶釜」を読み終えたあとに持った感想と

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    2011年06月05日
  • 細野晴臣 インタビュー THE ENDLESS TALKING

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    子供の頃の街の様子、はっぴいえんど、海外の音楽、ソロ、YMOなど、
    細野さんの歴史がよくわかるインタビュー本です。

    アルバムのテーマ、つくりかたなども語られていて非常に有意義な内容だと思います。

    ものすごくたくさんの道を通ってきたのだなぁと。
    ほんと、天才。
    凡人とは真逆デス!!

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    2011年04月11日
  • ビートルズ(新潮新書)

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     ビートルズについては「数え切れないほど本が出版されている」(p.4)けれど、「本が触れるにつれて、重複を避けるための専門化が進み、細部の記述が詳しさを増しています。しかし皮肉なことに、細部に詳しければ詳しいほど、ビートルズの全体像がかえって見えにくくなっているようにも感じられます。」(同)ということで、「この本ではむしろ森林浴のようにビートルズの魅力を味わい、その背景や歴史に思いをはせ、かつて受けた印象やいま受ける印象について語ろうと思います。」(p.5)という本。
     今度おれはリヴァプールに行くのだけど、リヴァプールといえばビートルズ、というのは知っているが、英語の教員なのにビートルズにつ

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    2024年07月17日
  • ボブ・ディラン(新潮新書)

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    あらためて「面白い人やなー」とは思ったけど、
    やっぱり初期以外は聴く気がしない、かな。
    英語が理解できると違うんだろうけど。

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    2023年12月02日
  • ボブ・ディラン(新潮新書)

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    60年に渡って活動を続けるディランを語るには、デカイ文字にスカスカの行間の新書ではあまりにも無理がある印象。 だれに向けての本なんだろうか?
    とはいえ、価格に見合った価値はありました。 

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    2023年06月12日
  • ボブ・ディラン(新潮新書)

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    何がそんなに凄いのかはよくわかりません。
    知りたいのはこんなことじゃないように思います。
    自分は日本人で、10代だったにも関わらず、アルバムを何枚も買って、コンサートにも行くほど惹きつけられたのは何故か?
    詩がすごいって、なってるけれど、英語わからなくても聴いてしまうのは何故か?
    を知りたかった。

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    2023年03月09日
  • ビートルズ(新潮新書)

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    タイトルそのまんまですね。ビートルズの全部を網羅しているダイジェスト版かと思ったら、ビートルズの原点というか、影響元の話が主でした。なのでこれを楽しめる人は相当な通になるでしょう。僕はそこまでではないのでこれは範疇外だったかもしれません。
    しかしビートルズが地元でどんな音楽を聴いて、どんな空気感の中で音楽活動していたかを知れるのが興味深い。前史的に感じる古いポピュラーミュージックから、今聞いても古びないエバーグリーンな音楽を作り出した彼らに感謝。

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    2022年05月16日
  • ビートルズ(新潮新書)

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    意表を突く今までなかった「ビートルズ」本。俯瞰したビートルズ論という斬新な切り口だが、あまり面白くなかったのも事実。

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    2021年12月24日