あらすじ
代表曲「風に吹かれて」から60年。ノーベル文学賞を受賞した唯一のミュージシャン、ボブ・ディランは、80歳を過ぎた今なおコンサートツアーと創作活動を続けている。底知れぬエネルギーと独創性、ときに剽窃まがいと批判を受けても、なぜ彼の詞と音楽は時代もジャンルも越えて高く評価されるのか――ポピュラー音楽評論の第一人者が、数々の名曲の歴史的背景を分析、「ロック界最重要アーティスト」の本質に迫る。
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Posted by ブクログ
北中さんの人柄が滲み出る好著です 長いキャリアを上手にまとめていただき感謝です 特に近年のボブディランこそ国内では語られる事が少ないため貴重だと思います 私自身は知ってる事が多いのですが改めて読み返してボブディランとはを考える機会になりました
ありがとうございます♪
Posted by ブクログ
最後の章が剽窃(パクリ)の問題で、「引用と剽窃のちがいは、基本的に出典を明らかにして先行者に敬意をこめて引用するかどうかに尽きます」「剽窃が問題にされるのは……ひとつは、先人の功績を横取りするという倫理的な問題。もう一つは、著作権がからんでそこに金銭的な窃盗が生じるという問題です。……後者は、この数世紀の間に新たに登場してきた問題です」と適切な指摘。
Posted by ブクログ
60年に渡って活動を続けるディランを語るには、デカイ文字にスカスカの行間の新書ではあまりにも無理がある印象。 だれに向けての本なんだろうか?
とはいえ、価格に見合った価値はありました。