雨森ジジのレビュー一覧
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購入済み
作者様デビュー作とのことで購読しました。設定は甘々な部分が多々ありましたが、BLはファンタジーと思えるくらいには面白かったです。
現代もののお仕事BLでしょうか。どう見ても攻め様はASD、いわゆる天才アスペくん(恐らく)。対する受け様は喘息持ちのツンが強いお金持ち坊っちゃん。受け様、昔の彼氏さん(現在は妻帯者)と致すシーンがありますのでご注意下さい。
攻め様、ワンコになりながら受け様の気を惹こうと頑張り捲りです。とにかくうんざりするほど可愛かったです笑。
攻め様の両親が、攻め様が不可思議な行動を取るに至った原因を互いにアレコレ論うシーンがありますが、一条ゆかり神作『有閑倶楽部』(少女マンガ)に同様のシーンがあり、作者様も一条神をリスペクトしているんだ、と判り嬉しくなりました。
表紙絵は良いと思うのですが、挿絵はもう残念の一言。素人目にもデッサンからやり直しましょうってレベルで、でも10年前の作品のようですから今は商業誌に見合うようになっていることを願います。 -
購入済み
作者買いです
野原先生好きなので買いました。
一途な気持ちを全面に出されたら、やっぱり負けちゃいます。
人間惚れられてなんぼです。 -
Posted by ブクログ
注目している作家さんなのに、未読だったデビュー作。
明と暗、シリアスな面とコミカルな面、両極端を絶妙なバランスで織り交ぜてくる手腕の片鱗がすでに見えています。
持病の喘息のせいで、様々なことに我慢を強いられ諦めながら生きてきた27歳の銀次。名前が男前ですが、見た目だけでは性格がまさか名前どおりにべらんめえの毒舌家だとは気付きにくい、かわいい系。
医療事務の仕事の関係でこの下町にやって来て、二週間になります。その商店街にある焼き鳥屋で出会ったのが、明るくて騒がしくて天真爛漫すぎる年下男の千明。
銀次がシリアス&毒舌担当なら、千明はお笑い&お騒がせ担当といった役割です。
銀次は持病のせいでいつも不安で弱さもいっぱい持ち合わせているんですが、それを絶対他人に知られたくなくて、強がってびっちなふりをするような性格で、知れば知るほど胸が痛くなります。
そんな銀次の不安や悩みなどおかまいなしに、どんどん近付いてくる千明。すごいです。パワフル。しかも、ゲイに対する偏見もなければ下心なんかもまるでなさそうで、直球で仲良しになりたいと思っているところが何とも言えません。単純明快でやさしくて、でもたまに大暴走したりして、なんか飽きさせない人柄。ただし前半は色気の微塵もないww
年下大型わんこの異種系です。面白い!
どんどん、銀次のパーソナルスペースに侵入してしまいます。
そんな千明に好かれまくって、面倒見られまくって、かまいまくられて…
次第に銀次も、千明は全然好みじゃないタイプだったのにほだされてしまいますが、当然ですよねwこんなに大切にしてくれる人なんて、滅多に現れませんから。
でも、付き合いには必ず別離を前提にしてしまう銀次は、千明と離れる時の辛さばかり畏れて、好きなくせにあえて壁を作っていたのですが…
ああ、切なかった…くすっと笑えるけど、熱いものがじわっと胸に迫ってきます。特に、銀次の恐れていることと我慢していることの辛さが切ないです。悪い方へ悪い方へと思考が傾いていく様子がリアルでした。
そんな銀次を支えることができるのは、やっぱり千明しかいないな~と思えます。あの底抜けの明るさは、変な奴といえば変な奴だしバカっぽいといえばバカっぽいんだけど、だからこそ深刻に考えすぎる銀次の心をしっかり受け止めることができるんじゃないかと。
千明のおかげで、銀次はずい分心が軽くなっただろうなと思います。
エロ的には期待していなかった分(すみません)、意外に千明の強引わんこ攻めに萌えました。
ツボは、アメリカに旅立つ千明のおバカ行動です。爆笑。愛を感じるけど。
それと、千明の両親。やっぱりこの親にして…という感じでツボにはまりました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレにゃんことわんこは擬人化!と途中で気付く。最初はなんか普通にこういう世界なのかと思って読んでたけど、途中で言葉通じてないなこれ…と途中で!気付きました!普通に会話できてるように思ったんだもの…猫さんはああいうクールな感じなんだろうなあと思ったのもある。
ほっこり…ではいかないけれど、澄んだような切ないような良い雰囲気のお話でした。寒月と陽平はぜひ幸せになってほしいです。
犬くんがすごく一生懸命でわんこ!って感じで、猫さんがとてもクールで人見知りっぽくてそういうことに察しが良いところがよかった。あの察したときの涙がほんとに澄んでた。
あと、一番最後、お墓参りいったときにおユキさんが出て来て猫さんの名前を呼んでたところで涙…出た…
良いお話でした。さすがです。やっぱがとーというレーベルも好きだ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ氷で閉ざされた、二人だけの世界。
多分アラスカ辺りが舞台の、とても好みな作品でした。
兄弟で直接的なシーンはないですが、弟×兄かなあ。
弟が女性と関係を持つシーンもあるのでご注意を。
BLというよりも、こういう映画、海外にありそうという印象です。
無愛想な弟と、帰らない父をずっと待っている淫乱な兄。
結末も悲しいですが、このまま二人は生きていくのでしょうね。
最初からすごく気になっているのですが、「煙草二本で男と寝る兄」…………全然身売りしてる意味ないですよね(笑)生活の足しにしてるなら分かるのですが、他に仕事はしてないし、兄が駄目過ぎる(笑) -
Posted by ブクログ
ネタバレ★2つか3つで悩みましたが、今後に期待して3つで。
重度喘息持ちの受のキャラが立ってて凄く良かったですが、攻のちーが
あまりに宇宙人というか……年齢と精神年齢が反比例しすぎててイラっと
してしまいました。あんな24歳~28歳(作品中このくらいの時が流れたの
でしょうか)がいたら、普通に厭です。
とはいえ、テンポが良いのでぐいぐい惹き込む話の作りになってます。
受が虚弱さんですが、ネガティブ思考でありながらも、強気で江戸っ子
みたいな性格なので、随所で笑えます。
攻が受を好きになっていく過程を、もっと掘り下げて描写してくれたら、
もっと良かった。
そしてそして終盤まで割と楽しめたのに、最後で沈没。
残念すぎて言葉を失ってしまいました。
これは私個人の好みですが、家族にカミングアウトして、すんなり
受け入れられる空気というのがダメなんです。
しかもこの作品、それが街ぐるみでそうなんですよ……。
そして攻を甘やかしまくる街人達……これはないよ……。
次回作に期待します。 -
購入済み
レビューするべきか否か。。
タイトルにある「溺愛」には偽りなし。粗筋とサンプル読んで「仄暗い胸キュンもの?」かと期待しましたが大誤算。悠嘉の「負い目」を感じる描写はしつこいわりに心に響かないし真殿からはきっとこーだろう的な感情すら読み取れないし。終始甘さはあるけど取ってつけたよーな印象。大々的医者の家系や医療関係の背景があんまち活かされてなかったし、、読めたけど、、だからー?って読後感です。