いせひでこのレビュー一覧

  • 新編 マキちゃんのえにっき
    いせひでこの子育て奮闘記。
    仕事を持つ母なら誰もが経験するだろうことを素敵な絵を入れてスケッチする。この小さな嬢ちゃんももう仕事を持っている。
    自分を飾らず見ているところが好き。
    学校バザーに絵を出すところがあるが、ほしかった。
  • 新編 マキちゃんのえにっき
    マキちゃんが、自分の次女とオーバーラップ。
    でも、この本って児童文学なんだよね…59の辺りに入っていても、おかしくないが…。
  • 新編 マキちゃんのえにっき
     1987年に講談社から出た本を増補・改編した新編。マキちゃんのがんばり・わがまま・成長に涙がうるうるします。「マキちゃんとチェロ」なんて「大きくなったのねー」と親戚のおばさん気分に。でも、マエちゃん(お姉ちゃん)は? マエちゃんの本はないのかしら? 自分がマエちゃんだったら……ちょっと淋しいかなぁ...続きを読む
  • 新編 マキちゃんのえにっき
    マキちゃんの子どもらしい考えに

    癒されたり、いろんなことに気付かされたりしました。

    マキちゃんは

    おかあさんをやっているよりも

    仕事をやっているほうが多い。

    と言います。

    普通、仕事をやる(する)とは言いますが、

    おかあさんを「やる」とは言いませんよね。

    でも、マキちゃんはおかあさん...続きを読む
  • 愛蔵版 グレイがまってるから
    ▶グレイについての三冊の本が合体したもの。
    ▶一巻目は既読なんで第二巻に相当するところから。

    ■「気分はおすわりの日」

    いきなりグレイが不調。てんかんとアレルギー。なにか喪失の気分が全編漂っている気がします。

    グレイはそこにいるだけで人の心を平和にするらしい。(p.185)
    グレイをまってるの...続きを読む
  • 愛蔵版 グレイがまってるから
    90年代に刊行された、『グレイがまってるから』『気分はおすわりの日』『グレイのしっぽ』の"グレイ三部作"に、書き下ろしと新たな図版を加えて刊行された作品。
    当時、シベリアンハスキーが一大ブームとなっており、あちこちで散歩させている姿をよく見た。「もふもふの身体と太い足が可愛い」派と「隈取りみたいな顔...続きを読む
  • 新編 マキちゃんのえにっき
    本編の「マキちゃん」の考え方や行動は、現実のお子さんを自由研究しているような感じで、フィクション感の全くないリアルさがすごいと思いました。

    そのリアルさは、序盤のマキちゃんの幼いながらの、おもらしの気の遣い方にも現れていて、切ない絵柄と共に思わず笑ってしまいました。

    でも、それもそのはず。実際に...続きを読む
  • グレイのものがたり
    「絵描き」一家がシベリアンハスキー「グレイ」と共に過ごした期間の実話。解説は小川洋子さん。
    エッセイというより、「グレイ」の一生を綴った絵日記です。
    一生と言ってもグレイは一歳くらいから病気がちで、闘病を続けわずか5年で逝ってしまう。

    写真で決定的瞬間を撮るのは難しいけど、スケッチならどんな瞬間で...続きを読む