眞鍋政義のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
男性が女性たちをまとめるにはどうしたらよいのか、その試行錯誤を記した一冊。
2012年のロンドン五輪で28年振りに銅メダルを獲得した全日本女子バレーボールチームで監督を務めた眞鍋政義氏。
2021年、東京五輪後に再び全日本女子の監督に就任し、改めてこの本を読んだ。
選手として男子チームにいたところから、監督として女子チームを率いることになった眞鍋氏。
初対面の女子選手達の前で熱い気持ちをぶつけても、まったく反応がなかったところから始まる。
眞鍋氏は男子と女子の間の考え方や物の見方の違いに戸惑いを感じている。
例えば、ある女子選手に特訓をしたら、男子なら「自分じゃなくてよかった」と思われる -
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Posted by ブクログ
この本が発行された後に、全日本女子バレーボールは、ロンドン五輪に出場し、見事に銅メダルを獲得しました。眞鍋さんの自伝部分が面白かったです。眞鍋さんの現役時代のプレーはテレビでよく見ていました。今回購入したのもセッターとして当時の新日鐵エース田中幹保さんをどうどう見ていたかを知りたかったことが大きかったです。
日本のバレーボールそのものが大きく変わったとは思いませんが、メダルに届いたのは、メンタル的な面で定量的なデータを駆使して全日本女子バレーの風土を変革していったことが大きいと感じました。またビジネスにも共通する内容で大変興味深かったです。