高橋うららのレビュー一覧

  • おとうとのねじまきパン ずっとむかし、満州という国であったこと

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    満州での出来事を、小学生でもわかるような表現でまとめられている、小学校高学年からを対象にした本。表現は小学生でもわかるものだが、出来事の一つ一つは、非常に残酷で胸が苦しくなる場面もあった。戦争と言うと、東京大空襲、広島、長崎への原爆投下、沖縄の地上戦について取り上げられることが多い。教科書にも戦後の満州については、ほとんど触れられないため、一般的な知識として満州の出来事を深く知っている人は、大人でも多くないのではないか。戦争は決して武力の衝突による戦死だけではない。多種多様な被害があることを思い知らされる。本書は、小学校高学年からを対象とした本だが、大人でも視野が広がり、今ある生活の満足さに気

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    2025年08月26日
  • 「お手伝いしましょうか?」 うれしかった、そのひとこと

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    目の見えない人、車椅子に乗っている人、赤ちゃんを連れた人、耳の聞こえない人などを目にすると、何か助けになれることはないかと思うけれど、実際に声をかけるのには相当勇気がいる。
    こちらの知識不足が原因で逆に迷惑をかけてしまうのでは…という 莫大な不安があるからだ。
    本書では、障害を持った人などに周りはどう対応していったらいいのか、当事者のインタビューを交えながら分かりやすく説明してくれている。
    対応方法を知っているだけで声をかけるハードルが下がる。
    本書の内容を忘れないようにしたい。

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    2024年12月08日
  • 津田梅子  女子教育のとびらを開く

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    楽しかった。とても読みやすかったです。津田梅子がどんな思いで生きてきたか、なにをしてきた人なのかがわかりやすく書かれています。
    女性にとっても男性にとっても教育は必要で、知識があると見える世界が広がるんだなと思いました。

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    2024年08月09日
  • おとうとのねじまきパン ずっとむかし、満州という国であったこと

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    児童文学だけれど、満州での暮らし、戦後日本へ帰国するまでの道のりが書かれている。だんだんと悪化する生活ぶりに胸が痛む。戦争は人が起こすもの、そして犠牲になるのは一般庶民。本当にあってはならない。

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    2025年08月05日
  • ナイチンゲール

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    前回ナイチンゲールの紹介本みたいのを読んでもっと知りたいと思い読み始めました。
    昔の男性社会の中で、しかも裕福な貴族のフローレンスが戦時中の病院へ、
    ただ助けたい一心で、飛び込んで、
    革命を起こしてく様は、とても勇気を貰い、自分の信じた道を貫くという
    思いにとても感銘を受けました。

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    2024年07月03日
  • ナイチンゲール

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    ナイチンゲールの内容は知っていたけれど、友だちが貸してくれたので読んでみた。看護師は貧しい人の行うこと。そんな取り決めはくそくらえ。(下品でごめんなさい)いや誰が決めたん?お偉いさんが法律でも作ったんか?アホちゃう、あんたら。なぜか関西弁になる私なのでした。いやいや終わらせんな。本題に戻ります。ナイチンゲールはそれを破って出て行こうとしていてかっこいいなぁと思った。あと、絵がすごく上手でかわいい。

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    2023年06月12日
  • ホッキョクグマの赤ちゃんを育てる!

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    ホッキョクグマの繁殖のための、円山動物園の努力がよくわかる本でした。ホッキョクグマの繁殖の難しさもよくわかりました。

    また、人間の活動の影響を受けて野生のホッキョクグマが減少しているという話、過去にはスポーツハンティングをされていた話など、地球環境に関する問題提起があり、ただただ動物園のがんばりアピールになっていないところがよいと思いました。

    札幌トヨペットがホッキョクグマの繁殖を応援しており、産室や監視カメラの設置などをしたという話は、企業がそういう形で地球上の問題に貢献することもできるのだと感心しました。

    2012年9月現在、ララとデナリの子がララのお腹にいるようなので、無事に産まれ

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    2012年09月09日
  • 左手がなくてもぼくは負けない! カンボジア、地雷と子どもたち

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    地雷が埋まっているとわかっているのに外出しなくてはいけない国が多すぎる。地雷の埋まっていない学校のグランドで走り回るのは気持ちいいことだろうなと思った。

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    2011年05月27日
  • 左手がなくてもぼくは負けない! カンボジア、地雷と子どもたち

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    カンボジアでは、いまだに古い考えを持つ人々がいます。地雷被害者ばかりではなく、障害を負うと、「事故にあったのは、きっと生まれる前の前世で、悪いことをしたせいだ」などと、心ない言葉をあびせられることがあります。石を投げられ、「近づくな」といわれることさえあるそうです。(p.105)

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    2024年09月18日
  • 夜の獣医さん 往診専門の動物病院

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    往診範囲には住んでないので我が家は頼めないのですがいざという時に夜中でも往診してくれるのは心強いですね。犬猫以外にも色々な患獣さんがいて診れるのはすごいなと思いました。

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    2022年01月30日
  • ホッキョクグマの赤ちゃんを育てる!

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    ネタバレ

    北海道の円山動物園ではホッキョクグマの出産が成功している。ホッキョクグマは神経質な動物で、世界的にもホッキョクグマの出産は難しい。そんな中で5頭の赤ちゃんを育てた円山動物園の飼育員の河西賢治さん。
    河西さんは札幌に生まれ、子どものころから生き物が好きでした。札幌の「業務職員」という地方公務員になって、仕事の希望に動物園をしていたら円山動物園の飼育員になった。はじめの担当動物は鹿とトナカイ。けれど、担当になって半年ほどした時、トナカイがバタバタと死んでしまうという事になった。寒い地域の生き物であるトナカイが夏の暑さに耐えられなかったのか?もう生き物が死ぬのを見たくないと思い、仕事をやめたいと思っ

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    2018年09月10日