原俊雄のレビュー一覧

  • 山本五十六の野望【1】ハワイ作戦を直率す!

    Posted by ブクログ

     真珠湾にまだバリエーションがあった。しかもレーダーを積むために日程を遅らせるという無理のない改変でここまで徹底的にやれるとは。やはりレーダーの有無は大きい。開戦時ならそれだけで優位になれるアイテムだが、まさにその通りになった。そしてちょっとしたタイミングのずれで大きく展開が変わってしまうのが架空戦記の面白いところ。そのおかげで湾内の戦艦だけでなく重油タンクと空母も撃破してしまった。そうなると艦隊決戦をやるならサンディエゴぐらいしかないがどうなるのだろうか。西海岸への攻撃も最近の作品でやっているので多分避けるだろうし、作風からワシントン、あるいは東海岸ということはないだろうからオーストラリアだ

    0
    2019年12月10日
  • 革命の機動艦隊 機動空母[赤城]出撃!!

    Posted by ブクログ

    全長183m基準排水量12500t乗員390名だからひゅうがより小さいわけだが、ハリアー2プラス12機搭載かぁ。ひゅうがの格納庫内を見た印象だと・・・

    0
    2018年10月14日
  • 「大和」  撃滅の巨砲

    Posted by ブクログ

     ミッドウェー後を舞台にした総力戦。講和のための最後の賭けとして、全戦力を以って米機動艦隊を撃滅するべくメジュロへ向かう。細かいことは考えず、ただただ戦艦同士が殴りあうという気持ちいのいい作品。コスミック文庫といえば再録中心だったが、本作のような描き下ろし作品が継続して刊行されるのであれば、歴史群像新書の廃止の穴も少しは埋められるのではと思う。

    0
    2015年02月25日
  • 大日本帝国空軍 出撃!空軍第一機動部隊

    Posted by ブクログ

     本格的に動き出した帝国空軍と逆襲を目論む米国との間での駆け引きが面白かった。戦果だけで見れば日本側の勝利であったが、戦術面では米国の勝利という結果。空軍というアドバンテージがあってもそれを生かすことができなければ勝利をつかむことは難しいということが示された海戦だった。

    0
    2012年09月10日
  • 山本五十六の野望【2】 運命のミッドウェイ

    Posted by ブクログ

     どんなに優れた道具をもっていても意識が変わらなければ却って慢心を生んでしまう、まさにその通りの内容だった。山本五十六が影響力を発揮しなければ大和は沈んでいたかもしれない。そして、何より本作の米国は手ごわい。大破の空母をすぐさま戦線復帰させてしまうほどの底力、執念を持っている。おそらく次は最終決戦だろう。艦隊司令部の意識と米国の執念を秤にかけてみると大和はもちろん、空母が全滅しても驚きはしない。

    0
    2020年04月27日
  • 大日本帝国空軍 オアフ島戦略爆撃計画

    Posted by ブクログ

     真珠湾攻撃の際に実用たる空軍が存在していたらという想定の仮想戦記。シリーズ化を想定しているようで半分近くが空軍設立の話に使われてしまっており、また状況の説明が多く少々テンポが悪いと感じた。しかし、じっくりと描いているということでもあり妙な生々しさがあった。

    0
    2012年06月12日
  • 双星の機動艦隊 マーシャル諸島沖大決戦!

    Posted by ブクログ

    理想的な空母機動艦隊での日米戦。ある意味正統派のシリーズ。

    マーシャル沖で勝利というのはいいんだけど、終戦工作開始が唐突だったかな。完結にはページが足りなかったという感じかも知れないなぁ

    0
    2012年06月01日