【感想・ネタバレ】山本五十六の野望【2】 運命のミッドウェイのレビュー

あらすじ

ルーズベルト大統領には秘策があった。チェスター・W・ニミッツの起用とニューディール政策による真珠湾の復旧だ。太平洋艦隊長官に就任したニミッツは、その期待に応えて真珠湾の早期復旧を成し遂げる! そしてニミッツは反撃の機会を虎視眈々と窺い、まずは東京空襲を敢行、サンゴ海でも帝国海軍に痛撃を喰らわせる。いっぽう帝国陸海軍は南方資源地帯を次々と攻略、山本の眼はいよいよミッドウェイへ向けられた。しかし暗号解読でこれを察知したニミッツは、全空母を動員して、山本五十六にひと泡吹かせようともくろんでいた。新型レーダー搭載の「大和」は味方空母を救えるのか!? ミッドウェイ沖で大海戦が生起する!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 どんなに優れた道具をもっていても意識が変わらなければ却って慢心を生んでしまう、まさにその通りの内容だった。山本五十六が影響力を発揮しなければ大和は沈んでいたかもしれない。そして、何より本作の米国は手ごわい。大破の空母をすぐさま戦線復帰させてしまうほどの底力、執念を持っている。おそらく次は最終決戦だろう。艦隊司令部の意識と米国の執念を秤にかけてみると大和はもちろん、空母が全滅しても驚きはしない。

0
2020年04月27日

「歴史・時代」ランキング