福井健策のレビュー一覧

  • 18歳の著作権入門
    ●18歳の~とうたっているだけあってなかなか読みやすく易しい文章で、(素人目からしたら)難解な著作権について解説している。
    ●とりわけ印象的なのは「○○さんのカラオケは人格権侵害。△△さんは無罪」という著作権オタクの冗談がユーモラス。音痴だとメロディを勝手に改変しているから同一保持権の侵害だけど、も...続きを読む
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門
    本来、著作者の権利と利用者の最大化を目的とした著作権が、デジタル社会によって足かせになってきている現状を踏まえ、その打開策として極論を交わしている。話としては面白いが現実味はほとんどない。個人的にはベーシックインカムをクリエイター生き残り策として挙げているところが面白かった。
  • 誰が「知」を独占するのか ――デジタルアーカイブ戦争
    ちょっと作者の思い込みと言うか、押し付け感のようなものがあるが、他であまり知る機会のない、権利処理の実際を知ることができたので、プラマイゼロで。
  • 誰が「知」を独占するのか ――デジタルアーカイブ戦争
    問題意識と具体的提言に筋が通っていて共感出来る。
    ただ、著作権等も含めて収蔵が難しい過去のデータは、費用対効果が薄いので割り切りも必要では?
    予算を集中するとしたら、今後の著作物に対するアーカイブ化費用の最小化と権利関係の法整備に注力すべきかと。
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門
    著作権が万能ではないことはよく分かった.
    大義名分を信じてはいけないってことだな.
    コンテンツで食うとかCGMとか結構胡散臭い.
    自然に最適なシステムが出来上がっていくという考え方もできるが,やはりネット社会になって,簡単に国をまたがってしまうので,ちょっと解決は簡単ではなさそうな気がする. ...続きを読む
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門
    ★『なんでコンテンツにカネを払うのさ?』
    「著作権法の第一人者」と言われている福井健策氏による”著作権”に関する最新の説明を聞きたいと思っていた時に、目にしたのがこの本。根っからの岡田斗司夫ファンの私は、『一挙両得』と思いながら手に取り、読み始めた。感想は『この本で良かった』です。
    福井氏を知っ...続きを読む
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

    ただでさえクソ長いと思ってた著作権の保護期間死後50年。これが70年に延長される動きがあると知って愕然とした。またディズニーを嫌いになる理由が増えてしまった…。それ以外にも、疑問を感じるような、いや、正直言ってクソみたいな著作権関連の動きは多い。CCCD、コピーワンス、ダビング10、録画ネット裁判...続きを読む
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門
    ちょっと縁が遠い著作権の話を深く掘り下げた内容。著作権を厳しくすると逆に売上が減る話など色々ゼロイチでいかない話が多く面白かったです
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門
    ふつう。
    対談形式で著作権論議を展開。岡田氏の斬新な発想に対し弁護士の福井氏が現実性をコメント,という具合。
    提案自体は面白いものもあれば,共感しづらいものも。
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門
    著作権とは何か?コンテンツにカネを払うとはどういうことかというその是非を問う話にはじまって、縦横無尽に、それこそあらゆる角度から岡田斗司夫と福井健策の両氏が語りつくす対談本でございます。

    著作権のほうで有名な弁護士と、「オタキング」こと『フリックス』という新しい経済概念を提唱する岡田氏が対談形式で...続きを読む
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門
    エヴァンゲリオンで有名なアニメ製作会社 GAINAX の元社長で現在は評論等で活躍している 岡田斗司夫 と著作権を専門に扱う弁護士 福井健策 が著作権とコンテンツの今と今後について語り合う対談本。「家族1万人いたら自由に私的複製してもいい?」「プロとして食えるのは日本で1000人」「救うべきは貧乏な...続きを読む
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門
    インターネットが出現して、コンテンツの在り方がかわった。今後のコンテンツの流通について考えさせられる一冊。
  • 「ネットの自由」VS.著作権~TPPは、終わりの始まりなのか~
    福井弁護士の著作権新書シリーズ第3弾。時流を踏まえてSOPAやACTAといった話題からTPPの知財条項へと話題は移る。

    現代の著作権法のトピックをもれなく押さえた解説もさることながら、ネットの世界のビジネスモデルの未来像まで、「コンテンツ」&それにかかわる権利という切り口から、くまなくカバーされて...続きを読む
  • 「ネットの自由」VS.著作権~TPPは、終わりの始まりなのか~
    TPPに対する反論だけでなく、
    知財およびネットの自由に関する論点を含んでおり、
    非常に示唆的である。

    国という単位を越えて動く資本に対抗するには
    同時に行政も国を超えていくことで対抗できるというのも
    逆説的にありうる。そのような戦い方をしてくれるのか、どうか。
    頼むよ、安倍くん。
  • 「ネットの自由」VS.著作権~TPPは、終わりの始まりなのか~
    ちょっと前に話題になったTPP、農業だけじゃなくて著作権とかの知財面でも問題だったらしいです。

    アメリカから与えられたものをそのまま受け入れるのじゃなくて、間違ってもいいから自分で考えること・・・・うん。
  • 「ネットの自由」VS.著作権~TPPは、終わりの始まりなのか~
    インターネットにおける著作権の取り扱いについて述べられている。インターネットは国の隔てなく世界共通に開かれているが、法律は国ごとに適用される。本書では例えば、米Youtubeの日本語版ではどちらの法律が適用されるか(この場合は日本)やサーバが実際ある場所は海外であったりする場合はどうなるかなどかなり...続きを読む
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門
    岡田氏の人となりはあまり好きになれないのだが、氏の提示するものはブレストレベルと斬って捨てるには惜しい魅力がある。
    どこかで聞いたような、現実味が無い、といってる間に気がついたら仕組みになっているかもしれない。