福井健策のレビュー一覧

  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門
    著作権について、専門家である福井弁護士と岡田斗司夫の鋭い視点が絡み合ってハイレベルな議論をしている対談本。普段自分が疑問に思っているようなこと(自炊、YouTube、違法ダウンロードなど)を題材に話が展開するので、とても読み易い。法律とどのように付き合っていくのか、これからどんな世の中になっていくの...続きを読む
  • 「ネットの自由」VS.著作権~TPPは、終わりの始まりなのか~
    TPPを知的財産の面から論じている。
    TPP関連の本は、バイアスのかかりすぎたものが多く、なんとも判断がつきかねていた。よくある農業や医療などの問題を扱ったものではないけれど、やっと素直に問題点を理解させてくれる本に出会えた。
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門
    「著作権反対派」の岡田さんと「擁護派」の福井さん(ほんとは違うけど便宜的に分類)との対談本。
    お二人の話には8割同意で2割疑念ってとこかな。
    「著作権を無くすことで社会が潤うならその証拠が必要だ」っていうけど、じゃあ著作権があることによって潤っているっていう証拠はあるんだろうか?
    著作権でのマネタイ...続きを読む
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門
    これも、評価経済に移り変わっていく過程のお話みたいです。

    ネットは、僕たちの社会をどこに連れて行くのだろう。こういう話をきくと、怖いんだけど、ワクワクする。
    自分たちが乗っているこの時代は、実は、ジェットコースターで、幕末や戦国並みにおもしろい時代なのかもしれない。
  • 「ネットの自由」VS.著作権~TPPは、終わりの始まりなのか~
    著作権保護の必要性は理解できるが、インフラがこんなにも激変しているのだから、今以上に保護されることはないのだろう。これをほのめかしている記述が散見される。
    著作権の収益モデルが今後の最も重要な課題のひとつだと思われるが、新しい収益モデルの具体的提案を期待したい。
    TPPについては、インターネット上で...続きを読む
  • 「ネットの自由」VS.著作権~TPPは、終わりの始まりなのか~
    違法ダウンロード刑罰化やアメリカのSOPAといった著作権周りの話に関する本

    アメリカのSOPAやTPPに見られるような国内法で実現できなかった主義•主張を他の重要な問題と抱き合わせたり、単独で法文化した国際条約や協約という圧力に載せて、その批准により国内法を整備する「ポリシーロンダリング」の話はか...続きを読む
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門
    一般の人にも身近になりつつある「著作権」を中心に、オタキング岡田さんと弁護士福井さんが対談形式で議論します。

    「全メディアアーカイブ構想」はぜひ実現して欲しいと思います!!

    目次ベースですが、特にここら辺が面白かった。
    「電子書籍の自炊はいけないこと?」
    「法律で遊ぶのは大人の務め」
    「人はデジ...続きを読む
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門
    デジタル時代のぼくらの著作権入門』:岡田斗司夫・福井建策(11.12)
    ネットで簡単に同じものがコピーされていく時代の著作権。
    もはや誰にとっても身近な問題なのだと思った。
    プロにとって怖いのは、違法にコピーされることよりも
    多くのアマが無償で作品を発表することなのかもしれない。
    今ある著作権の形態...続きを読む
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門
    誰もが簡単に、デジタルでコンテンツを作れて、他人の著作物を簡単に複製できるようになった昨今。
    コンテンツに著作権はつきものですが、今の世の中の有りように、上手く対応しきれていないようです。
    そんな著作権について、色々な切り口で解説されています。

    面白かったのは、著作権についてよりも、これからのクリ...続きを読む
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門
    昨今の著作権がらみの議論から、評価経済の話にまで広がる。その辺りの前提知識がある人には面白く読める本かも。
    コンテンツに関わる人なら一読してみては。
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門
    岡田斗司夫さんと、著作権法に詳しい弁護士・福井健策さんの対談本です。

    電子書籍の自炊について理解してたつもりだったけれど、よくわかってなかったんだな、ということがわかった。この本を読んで、なるほどと思った。
    あと、「僕たちが欲しいのはコンテンツではない」「人はライブの体験にお金を払う」というのもよ...続きを読む
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門
    かなり面白かったです。これを読んでから、著作権や知的財産についてかなり興味が出ました。
    本屋アルバイトする身としては、確かに電子書籍とかが出てきている今、本屋の持つコンテンツにはたして人々がお金を払うのかというと…という感じでずっともやもやしていました。
    本屋さんの新しい活路はここだろう!と思いまし...続きを読む
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門
    岡田斗司夫さんと、福井健策さんの著作権についての対談集。

    この本の面白いところは、法律の専門家である福井さんに、コンテンツビジネスのことを考えまくっている岡田さんが、かなりインサイドギリギリの危険球を投げまくっているところ。岡田さんの突飛だけれど本質を突く質問に、福井さんは法律の専門家として真摯に...続きを読む
  • 誰が「知」を独占するのか ――デジタルアーカイブ戦争
    感想
    知識の大衆化。特権階級に独占されていた時代は終わりを告げた。誰もが知識に触れられるがそれは表層的なもの。知識の独占は分権的体制に反する。
  • 18歳の著作権入門
    企業の著作権活用について知りたかったが、この本は個人向けのみなので、目的と異なっていた。ただ、JASRACや個人のブログ活用等、ずっと疑問に思っていたことが丁寧に書かれていたし、文章や内容も読みやすく勉強になった!
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門
    10年前の本だけど、示唆に富んでいると思う。
    ファンコミュニティの話、贈与経済の話は今まさにブロックチェーンを使って実行しようとしている企業もあるようだし、この本で語られているようなことがこれから動き出してくるんじゃないかと感じた。
  • 18歳の著作権入門
    著作権について、具体例を示しながらわかりやすく書かれている。
    著作物とは「思想や感情を創作的に表現したもの」

    歌詞でもとても短かい部分だけなら著作物ではない。許可なく自由につぶやける。Let it go, let it go~♪」とか「世界にひ~とつだけの花 ♪」だけなら、恐らく大丈夫。しかし、も...続きを読む
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門
    岡田斗司夫さんが好きな人はいいと思う。コンテンツはフリーで流通させ、マネタイズは別の手法(ライブグッズのように)で行うのが理想という点は納得。余談だが、どうして音楽業界では無料公開のMVで曲を聴かせつつストリーミング等で購入可能にするというモデルが浸透しつつあるのに、漫画や小説で同じことをすると未だ...続きを読む
  • 18歳の著作権入門
    最近ブログを始めて、サムネイル用の写真や本の引用などどこまでが許されて、どこからが違法なのか曖昧だったので、入門書として勉強しようと思った本。

    高校生向けに書かれているとはいえ、知らないことばかりで勉強になった。

    これからなにかを引用する場合は著作権を意識しようと思った。
  • 誰が「知」を独占するのか ――デジタルアーカイブ戦争
    仕事上、読めと言われたから読んだ

    インフラの一元化が、情報機会の均質化でなくて、多様性に繋がるには、どうすればいいか、というのは大事な問いですが、求められたのはそこではない