福井健策のレビュー一覧

  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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    岡田斗司夫さんと、福井健策さんの著作権についての対談集。

    この本の面白いところは、法律の専門家である福井さんに、コンテンツビジネスのことを考えまくっている岡田さんが、かなりインサイドギリギリの危険球を投げまくっているところ。岡田さんの突飛だけれど本質を突く質問に、福井さんは法律の専門家として真摯に答えているところが面白かった。

    結論から言えば、コンテンツで稼げる人間は日本で10000人くらい、というのはかなり的を射た数字じゃないかと思う。現在はプロとアマの境目が限りなく薄くなり、素人が大人気になる一方、玄人はつねに厳しい目に晒されてオワコン化していく……

    そういうなかで、文化でご飯を食べ

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    2012年05月11日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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    岡田斗司夫らしく、極論で反例を問いかけながらダラダラと雑談形式で進む本。彼のYouTube動画を見ていて思うが、実験結果や調査結果に基づく知識ではなく、感覚的で天才的な論理展開をしているだけなので、良い意味で肩の力が抜けている。悪い意味では、内容が「ただの意見を言ってみた」与太話であり、どこにも辿り着かない。ゴールを求めているのではなく、考え方を突き合わせるような読書だからそれで良いのだが。

    面白いのは、著作権の範囲における家族ならOKというルールに対して、1万人の養子の是非を持ち込む点。あり得なくもないし、こうした検証は子供手当のような現実問題でも想定すべき。養育の事実関係が必要と応える福

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    2024年04月29日
  • 誰が「知」を独占するのか ――デジタルアーカイブ戦争

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    感想
    知識の大衆化。特権階級に独占されていた時代は終わりを告げた。誰もが知識に触れられるがそれは表層的なもの。知識の独占は分権的体制に反する。

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    2022年11月08日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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    10年前の本だけど、示唆に富んでいると思う。
    ファンコミュニティの話、贈与経済の話は今まさにブロックチェーンを使って実行しようとしている企業もあるようだし、この本で語られているようなことがこれから動き出してくるんじゃないかと感じた。

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    2021年08月09日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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    ネタバレ

    岡田斗司夫さんが好きな人はいいと思う。コンテンツはフリーで流通させ、マネタイズは別の手法(ライブグッズのように)で行うのが理想という点は納得。余談だが、どうして音楽業界では無料公開のMVで曲を聴かせつつストリーミング等で購入可能にするというモデルが浸透しつつあるのに、漫画や小説で同じことをすると未だに目立つのかなーと思った。あと、消費税や所得税のことを考慮してリアルマネーよりポイントシステムを使いたがるということは大きな気づきだった。絵や本の権利を守るために生まれた著作権が、300年たった今無限にコピーできるデジタルコンテンツまで擬似的に一つ一つの物として扱おうとして機能不全を起こしかけている

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    2020年07月14日
  • 誰が「知」を独占するのか ――デジタルアーカイブ戦争

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    仕事上、読めと言われたから読んだ

    インフラの一元化が、情報機会の均質化でなくて、多様性に繋がるには、どうすればいいか、というのは大事な問いですが、求められたのはそこではない

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    2018年11月24日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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    本来、著作者の権利と利用者の最大化を目的とした著作権が、デジタル社会によって足かせになってきている現状を踏まえ、その打開策として極論を交わしている。話としては面白いが現実味はほとんどない。個人的にはベーシックインカムをクリエイター生き残り策として挙げているところが面白かった。

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    2017年04月06日
  • 誰が「知」を独占するのか ――デジタルアーカイブ戦争

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    ちょっと作者の思い込みと言うか、押し付け感のようなものがあるが、他であまり知る機会のない、権利処理の実際を知ることができたので、プラマイゼロで。

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    2015年03月11日
  • 誰が「知」を独占するのか ――デジタルアーカイブ戦争

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    問題意識と具体的提言に筋が通っていて共感出来る。
    ただ、著作権等も含めて収蔵が難しい過去のデータは、費用対効果が薄いので割り切りも必要では?
    予算を集中するとしたら、今後の著作物に対するアーカイブ化費用の最小化と権利関係の法整備に注力すべきかと。

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    2014年11月15日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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    著作権が万能ではないことはよく分かった.
    大義名分を信じてはいけないってことだな.
    コンテンツで食うとかCGMとか結構胡散臭い.
    自然に最適なシステムが出来上がっていくという考え方もできるが,やはりネット社会になって,簡単に国をまたがってしまうので,ちょっと解決は簡単ではなさそうな気がする.
    ここでもTPPが関連するのか.
    アメリカの思うがままに世界が支配されるのかな?

    2回目:自炊に関する考えや捉え方は大きく変化した気がする。意識されなくなったというのが正しいのかも。

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    2018年02月05日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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    ★『なんでコンテンツにカネを払うのさ?』
    「著作権法の第一人者」と言われている福井健策氏による”著作権”に関する最新の説明を聞きたいと思っていた時に、目にしたのがこの本。根っからの岡田斗司夫ファンの私は、『一挙両得』と思いながら手に取り、読み始めた。感想は『この本で良かった』です。
    福井氏を知ったのは、インターネットニュース番組の「ビデオニュースドットコム」にゲストとして登場した時。論の鋭さと、”著作権”という特化したわかりずらい法律を取り扱う法律家、と言うより、芸術や文化のコンテンツを愛している匂いのする方だという印象を持った。だから、福井氏の著作物を探していたのだが、実際に彼の文章を読

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    2014年05月31日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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    ただでさえクソ長いと思ってた著作権の保護期間死後50年。これが70年に延長される動きがあると知って愕然とした。またディズニーを嫌いになる理由が増えてしまった…。それ以外にも、疑問を感じるような、いや、正直言ってクソみたいな著作権関連の動きは多い。CCCD、コピーワンス、ダビング10、録画ネット裁判、各種DRM。これのせいで、テレビが故障したら録り貯めた番組が全部見れなくなったり、ネットから家電の動画を再生できなかったり、気軽に貸し借りができなくなったり、時には再生すらできなかったりすることさえある。もちろんマジコンP2P海賊版その他違法サービスに対応する必要はあるとは思うが、そのせいで普通に

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    2018年10月20日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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    ちょっと縁が遠い著作権の話を深く掘り下げた内容。著作権を厳しくすると逆に売上が減る話など色々ゼロイチでいかない話が多く面白かったです

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    2013年11月06日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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    ふつう。
    対談形式で著作権論議を展開。岡田氏の斬新な発想に対し弁護士の福井氏が現実性をコメント,という具合。
    提案自体は面白いものもあれば,共感しづらいものも。

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    2013年10月29日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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    著作権とは何か?コンテンツにカネを払うとはどういうことかというその是非を問う話にはじまって、縦横無尽に、それこそあらゆる角度から岡田斗司夫と福井健策の両氏が語りつくす対談本でございます。

    著作権のほうで有名な弁護士と、「オタキング」こと『フリックス』という新しい経済概念を提唱する岡田氏が対談形式で『著作権とは何か?』ということを徹底的に語り合っている一冊でございます。話題は本当に多岐に渡っていて、『自炊』と呼ばれる既存の書籍をデジタル化するということの是非や、コンテンツのマネタライズ。さらにはフェイスブックやツイッターなどの米国発のプラットフォームの絶大な影響力。情報と経済のありように至るま

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    2013年09月15日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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    エヴァンゲリオンで有名なアニメ製作会社 GAINAX の元社長で現在は評論等で活躍している 岡田斗司夫 と著作権を専門に扱う弁護士 福井健策 が著作権とコンテンツの今と今後について語り合う対談本。「家族1万人いたら自由に私的複製してもいい?」「プロとして食えるのは日本で1000人」「救うべきは貧乏なクリエイターではない」などなどコンテンツビジネスの最前線を経験している 岡田斗司夫 の大胆で奇抜な発想に 福井健策 が次々に答える。本書を読めば著作権に対する考え方やイメージが変わるかもしれない。

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    2013年05月10日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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    インターネットが出現して、コンテンツの在り方がかわった。今後のコンテンツの流通について考えさせられる一冊。

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    2013年04月07日
  • 「ネットの自由」VS.著作権~TPPは、終わりの始まりなのか~

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    福井弁護士の著作権新書シリーズ第3弾。時流を踏まえてSOPAやACTAといった話題からTPPの知財条項へと話題は移る。

    現代の著作権法のトピックをもれなく押さえた解説もさることながら、ネットの世界のビジネスモデルの未来像まで、「コンテンツ」&それにかかわる権利という切り口から、くまなくカバーされており、著者の強い情熱を感じることができる。

    なお、巻末にはTPP知財条項の抄訳が収録。

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    2013年03月03日
  • 「ネットの自由」VS.著作権~TPPは、終わりの始まりなのか~

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    TPPに対する反論だけでなく、
    知財およびネットの自由に関する論点を含んでおり、
    非常に示唆的である。

    国という単位を越えて動く資本に対抗するには
    同時に行政も国を超えていくことで対抗できるというのも
    逆説的にありうる。そのような戦い方をしてくれるのか、どうか。
    頼むよ、安倍くん。

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    2013年01月15日
  • 「ネットの自由」VS.著作権~TPPは、終わりの始まりなのか~

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    ちょっと前に話題になったTPP、農業だけじゃなくて著作権とかの知財面でも問題だったらしいです。

    アメリカから与えられたものをそのまま受け入れるのじゃなくて、間違ってもいいから自分で考えること・・・・うん。

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    2012年11月04日