福井健策のレビュー一覧

  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

    Posted by ブクログ

    【超共有】
    デジタル状態でもっていればいいものに、著作権は不要であるとわたしも感じています。コスト、劣化を伴わずに複製できるものにお金を払う必要はないと思いますし、お金を求めてもいけないように思います。しかし、書籍やCDなどのように物理的に存在するものには、お金を払う必要性はあります。

    無料でプロ顔負けのHPやブログを提供している方がたくさんいます。儲けようとはしていないのです。「情報の信頼性が・・・」という人もおられるかもしれませんが、信頼性はそのページを見ている人が決めていきます。信頼性のないものは自然淘汰される世の中です。
    ただ、一番困ることが突然そのサイトがなくなることですね。ここは

    0
    2013年04月06日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

    Posted by ブクログ

    読んだ。
    p102 岡田「創作だけで食っていこうという態度が真面目じゃありません。」
    は、一番強烈。賛否は分かれるだろうけど今後のデジタル社会ではほぼ間違いなく創るだけで終了というわけにはいかなくなるだろうなぁ。
    既にそうなってるかもしれないけど。

    0
    2013年03月22日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

    Posted by ブクログ

    著作権について、専門家である福井弁護士と岡田斗司夫の鋭い視点が絡み合ってハイレベルな議論をしている対談本。普段自分が疑問に思っているようなこと(自炊、YouTube、違法ダウンロードなど)を題材に話が展開するので、とても読み易い。法律とどのように付き合っていくのか、これからどんな世の中になっていくのか、最終的にはどう生きていくのか、いろいろと考えさせられる本でした。

    0
    2013年02月28日
  • 「ネットの自由」VS.著作権~TPPは、終わりの始まりなのか~

    Posted by ブクログ

    TPPを知的財産の面から論じている。
    TPP関連の本は、バイアスのかかりすぎたものが多く、なんとも判断がつきかねていた。よくある農業や医療などの問題を扱ったものではないけれど、やっと素直に問題点を理解させてくれる本に出会えた。

    0
    2012年11月30日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

    Posted by ブクログ

    これも、評価経済に移り変わっていく過程のお話みたいです。

    ネットは、僕たちの社会をどこに連れて行くのだろう。こういう話をきくと、怖いんだけど、ワクワクする。
    自分たちが乗っているこの時代は、実は、ジェットコースターで、幕末や戦国並みにおもしろい時代なのかもしれない。

    0
    2012年11月12日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

    Posted by ブクログ

    「著作権反対派」の岡田さんと「擁護派」の福井さん(ほんとは違うけど便宜的に分類)との対談本。
    お二人の話には8割同意で2割疑念ってとこかな。
    「著作権を無くすことで社会が潤うならその証拠が必要だ」っていうけど、じゃあ著作権があることによって潤っているっていう証拠はあるんだろうか?
    著作権でのマネタイズが実質全員に不可能になったとき、現在の水準の表現の多様性は維持できるんだろうか?
    などなどいろいろ考えさせられて、考えることが好きな人はかなり楽しめて読めるはず。
    それにしても岡田さんの発想のぶっ飛びぶりは本当に面白い。好きだなあ。

    0
    2012年11月12日
  • 「ネットの自由」VS.著作権~TPPは、終わりの始まりなのか~

    Posted by ブクログ

    違法ダウンロード刑罰化やアメリカのSOPAといった著作権周りの話に関する本

    アメリカのSOPAやTPPに見られるような国内法で実現できなかった主義•主張を他の重要な問題と抱き合わせたり、単独で法文化した国際条約や協約という圧力に載せて、その批准により国内法を整備する「ポリシーロンダリング」の話はかなり興味がある分野

    ただ、日本の著作権周りの法整備は最早TPP基準以上との噂も。

    0
    2012年10月07日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

    Posted by ブクログ

    一般の人にも身近になりつつある「著作権」を中心に、オタキング岡田さんと弁護士福井さんが対談形式で議論します。

    「全メディアアーカイブ構想」はぜひ実現して欲しいと思います!!

    目次ベースですが、特にここら辺が面白かった。
    「電子書籍の自炊はいけないこと?」
    「法律で遊ぶのは大人の務め」
    「人はデジタルというパンドラの箱を開けてしまった」
    「マネタイズを諦めれば、奴隷から解放される」

    0
    2012年08月12日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    誰もが簡単に、デジタルでコンテンツを作れて、他人の著作物を簡単に複製できるようになった昨今。
    コンテンツに著作権はつきものですが、今の世の中の有りように、上手く対応しきれていないようです。
    そんな著作権について、色々な切り口で解説されています。

    面白かったのは、著作権についてよりも、これからのクリエイターの有り方や『全メディア・アーカイブ構想』などと言った、これからの新しい仕組みについての話でした。
    現行の制度に対して文句を言う前に、試行錯誤を繰り返して何かを作り上げて行く方が良い事を教えてくれました。
    デジタルはあくまでも道具であって、全てではないと、改めて思いました。

    対談として書かれ

    0
    2012年08月09日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

    Posted by ブクログ

    デジタル時代のぼくらの著作権入門』:岡田斗司夫・福井建策(11.12)
    ネットで簡単に同じものがコピーされていく時代の著作権。
    もはや誰にとっても身近な問題なのだと思った。
    プロにとって怖いのは、違法にコピーされることよりも
    多くのアマが無償で作品を発表することなのかもしれない。
    今ある著作権の形態を見直しつつ、
    どうクオリティを保つのかが最大のポイントだな。
    ネットを通じて膨大な量の作品が流れていく中で
    むしろライブの希少性が上がる、というのは確かにそうだと思う。

    岡田斗司夫が言う「作品は趣味で、お金は仕事から」なんて
    まずちゃんと仕事がなければ成り立たないし。
    そしていくら作品が基本だと

    0
    2012年08月09日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

    Posted by ブクログ

    昨今の著作権がらみの議論から、評価経済の話にまで広がる。その辺りの前提知識がある人には面白く読める本かも。
    コンテンツに関わる人なら一読してみては。

    0
    2012年07月30日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

    Posted by ブクログ

    岡田斗司夫さんと、著作権法に詳しい弁護士・福井健策さんの対談本です。

    電子書籍の自炊について理解してたつもりだったけれど、よくわかってなかったんだな、ということがわかった。この本を読んで、なるほどと思った。
    あと、「僕たちが欲しいのはコンテンツではない」「人はライブの体験にお金を払う」というのもよくわかる。
    岡田斗司夫さんのコンテンツビジネスの発想も面白いし、非常に考えさせられるものがあった。

    恥ずかしながら、2008年にmixiが公表した規約規定をめぐる騒動があったことも知らなかったけれど、規約を読むと著作権法にあるキーワードがしっかり入っていて、このまま認めちゃったらあり得ない感じがわ

    0
    2012年06月19日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

    Posted by ブクログ

    岡田斗司夫さんと、福井健策さんの著作権についての対談集。

    この本の面白いところは、法律の専門家である福井さんに、コンテンツビジネスのことを考えまくっている岡田さんが、かなりインサイドギリギリの危険球を投げまくっているところ。岡田さんの突飛だけれど本質を突く質問に、福井さんは法律の専門家として真摯に答えているところが面白かった。

    結論から言えば、コンテンツで稼げる人間は日本で10000人くらい、というのはかなり的を射た数字じゃないかと思う。現在はプロとアマの境目が限りなく薄くなり、素人が大人気になる一方、玄人はつねに厳しい目に晒されてオワコン化していく……

    そういうなかで、文化でご飯を食べ

    0
    2012年05月11日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

    Posted by ブクログ

    岡田斗司夫らしく、極論で反例を問いかけながらダラダラと雑談形式で進む本。彼のYouTube動画を見ていて思うが、実験結果や調査結果に基づく知識ではなく、感覚的で天才的な論理展開をしているだけなので、良い意味で肩の力が抜けている。悪い意味では、内容が「ただの意見を言ってみた」与太話であり、どこにも辿り着かない。ゴールを求めているのではなく、考え方を突き合わせるような読書だからそれで良いのだが。

    面白いのは、著作権の範囲における家族ならOKというルールに対して、1万人の養子の是非を持ち込む点。あり得なくもないし、こうした検証は子供手当のような現実問題でも想定すべき。養育の事実関係が必要と応える福

    0
    2024年04月29日
  • 誰が「知」を独占するのか ――デジタルアーカイブ戦争

    Posted by ブクログ

    感想
    知識の大衆化。特権階級に独占されていた時代は終わりを告げた。誰もが知識に触れられるがそれは表層的なもの。知識の独占は分権的体制に反する。

    0
    2022年11月08日
  • 18歳の著作権入門

    Posted by ブクログ

    企業の著作権活用について知りたかったが、この本は個人向けのみなので、目的と異なっていた。ただ、JASRACや個人のブログ活用等、ずっと疑問に思っていたことが丁寧に書かれていたし、文章や内容も読みやすく勉強になった!

    0
    2021年10月04日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

    Posted by ブクログ

    10年前の本だけど、示唆に富んでいると思う。
    ファンコミュニティの話、贈与経済の話は今まさにブロックチェーンを使って実行しようとしている企業もあるようだし、この本で語られているようなことがこれから動き出してくるんじゃないかと感じた。

    0
    2021年08月09日
  • 18歳の著作権入門

    Posted by ブクログ

    著作権について、具体例を示しながらわかりやすく書かれている。
    著作物とは「思想や感情を創作的に表現したもの」

    歌詞でもとても短かい部分だけなら著作物ではない。許可なく自由につぶやける。Let it go, let it go~♪」とか「世界にひ~とつだけの花 ♪」だけなら、恐らく大丈夫。しかし、もっと長い歌詞や小説の名台詞をつぶやいたりするのは、理論上は著作物の利用になる。

    「引用」ならば許可がなくても大丈夫。

    著作物のほか気をつけたいのが、「肖像」などの拡散。人のプライベートな姿を撮ってアップするのは、肖像権という別な権利を侵害する可能性があるので要注意。

    0
    2020年07月31日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    岡田斗司夫さんが好きな人はいいと思う。コンテンツはフリーで流通させ、マネタイズは別の手法(ライブグッズのように)で行うのが理想という点は納得。余談だが、どうして音楽業界では無料公開のMVで曲を聴かせつつストリーミング等で購入可能にするというモデルが浸透しつつあるのに、漫画や小説で同じことをすると未だに目立つのかなーと思った。あと、消費税や所得税のことを考慮してリアルマネーよりポイントシステムを使いたがるということは大きな気づきだった。絵や本の権利を守るために生まれた著作権が、300年たった今無限にコピーできるデジタルコンテンツまで擬似的に一つ一つの物として扱おうとして機能不全を起こしかけている

    0
    2020年07月14日
  • 18歳の著作権入門

    Posted by ブクログ

    最近ブログを始めて、サムネイル用の写真や本の引用などどこまでが許されて、どこからが違法なのか曖昧だったので、入門書として勉強しようと思った本。

    高校生向けに書かれているとはいえ、知らないことばかりで勉強になった。

    これからなにかを引用する場合は著作権を意識しようと思った。

    0
    2019年11月24日