にしおかすみこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一年目よりも文章が面白くなってる!!!
パクソが前よりめっちゃ悪者になってる!
お姉ちゃんの貯金箱からお金盗んで飲み代に使って、借りただけ!と逆ギレしたり、
にしおかさんが家族のためにつくった作り置きタッパーを流しにひっくり返して逆ギレしたり、、
他にも色々
それはあかん、、なエピソードありすぎて、
感情移入してパクソにイライラした。
ママとお姉ちゃんとにしおかさんの3人のエピソードはほっこり温かいです。
にしおかさんが帰ってきたら嬉しそうに2人で、
すみちゃんだ!すみちゃんが帰ってきた♪
ってはしゃぐのめちゃくちゃ可愛い。
なかなかお風呂に入らない2人から
お風呂の清掃業者入って綺麗にな -
Posted by ブクログ
とにかく"愛"がいっぱい詰まってる本!
ちょっと乱暴な言葉で面白おかしく書いてるけどそれはそれは壮絶でどれだけ大変でどれだけ心を削られることだか同じような経験をしたことがある私は想像する。心が痛くなる。それでも笑えるのはやっぱり愛がいっぱいだから。家族っていいなって思えるから。
徘徊をとめられたらと思い玄関に花を飾るすみちゃんと、娘の仕事を心配して、花買う無駄遣いをやめなさいというお母さん。高熱なのに雨の中米を買いに行くすみちゃんと、コルセットをして肉を入れ忘れた肉じゃがをつくるお母さん。涙を堪えて食べるすみちゃん。 愛だ‼︎
この家族を応援したい。本を買うかうことが少し -
Posted by ブクログ
認知症の症状が出始めたお母さん。そのお母さんが書いたメモに涙が出ました。
ダウン症のお姉さんを思うお母さんの気持ち、お姉さんの本質をつく言葉。
クスリと笑えるの文章の中に、認知症の家族と暮らす事の大変さや、やるせなさ、それでも大切に思う気持ちが伝わってきました。
にしおかさんは手がかからないからお姉さんが一番という感じだったのかな。自分も家族の関心は弟や妹で放置されて育ったので勝手にそのように想像して共感…
父親がにしおかさんが帰ってきてから母親の認知症がひどくなった気がするとかいったりするのムカつきました。にしおかさんが頑張っているのに報われなかったり、無神経な発言をされると、自分のことのよ -
Posted by ブクログ
認知症のお母さんのズレた発言に対して、心でツッコミを入れている様子が面白く、クセになります。
そんな風に認知症と向き合えたらな…と羨ましく思うも、ちゃんとにしおかさんも限界になってボロボロ泣いている様子も書いてくれています。
ダウン症のお姉さんに理想の対応ができなくて落ち込むやさしさもあり、大丈夫だよってこっちがにしおかさんに声をかけたくなることも。
でも酔っぱらいのお父さん(パパクソ)には容赦ないところも笑えて、ほっこりします。酔っぱらいだけど、無責任だけど、にしおかさんへの優しい気持ちが垣間見えるお父さんも憎めない。
ふと、にしおかさんみたいにこんなに家族のことを詳細に書くことを私は選択 -
Posted by ブクログ
家族って色々あるよなぁと。。
それをこんな軽いタッチで書いて、お涙頂戴にしていないところが良かった。それだけに、向き合う時間が増えてきただけに葛藤があるのだろうと感じた。特に、ダウン症のお姉さんに対する愛情が感じられて(誰よりイジらない)感じるところがあった。1つしか年が違わない姉がダウン症なら、自分に対する親の愛情の違いも感じるところはたくさんあったはずなのにそれを出さず、自然と守る存在になっているところが余計にグッときた。でもクソパパで涙が引っ込んだ(笑)そこも良かった。生きるって大変だけど、これ読んでるとそれでも生きていかなくちゃだし、家族だし、笑えるところ探して行った方が良いよなと思え -
Posted by ブクログ
前作の頃よりも、お母さま・お姉さま(特にお母さま)への思慕の念が溢れているように感じました。
家族みんな平等に歳をとっていく分、一家の”ポンコツっぷり”にも拍車がかかってきているけれど、そんな中でも書くことで日々のシーンを笑いに昇華させるのに加えて、今回はお母さまへの様々な気持ちが率直に文章に多くあらわされている気がして心がキュッとなることが多かったです。
「色々あっても大事なママ」、そんな言葉は本文にはもちろん出てこないけれど、そういったメッセージが行間からあふれているように勝手に感じました。
家族の日常エッセイという体だけど、ふとお母さまへのラブレターのように感じる瞬間が幾度となくあった