大竹聡のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
●明暦三年の大火の後、復興と新たな街の建設工事のための人足を江戸に集めたことで、外食の需要が生まれ、そこに煮売茶屋ができ、やがて酒を出すようになったのが、いわゆる酒場の走り。
● CIAの過去の検討資料自体も、バルビツール酸系薬物の下でも虚偽、情報の隠匿、虚偽自白が起こると認めている。
● 1950年代のCIA関連実験では、催眠をかけた被験者に対し、銃を手に取って別の人物を撃つよう指示する実験まで行われたが、完全な催眠状態でも人を完全にコントロールすることは至難の業。
● 同じく薬物によって人間を正確かつ安定的に操作するのも困難。混乱、虚偽、迎合、記憶障害は起こせても、「狙った秘密だけを正確に話させる」「特定の人格に作り替える」といった制御はできていない。
● 外交官や情報員が酒席で注目するのは、必ずしも機密情報そのものではなく、その人物の動機や脆弱性を評価する材料。 -
Posted by ブクログ
さほど酒飲むわけではありませんが、酒飲みの人が書く文章が好き。多分憧れがあるんでしょうね。酒場にふらっと行って、さりげなく飲んで帰ってくるような事に。
居酒屋でもなんでも外で飲むのってわくわくしますよね。庭で七輪、さんま、ビールなんていうのもあこがれる。
とはいえ普通に生活しているとそんなに表で飲むことも、庭でしみじみ飲むことも無いわけです。僕のような憧れを持っている人に需要があるジャンルなんではないでしょうか。本当に日常的に酒場行けている人は逆に読まないんじゃないかな。
大竹さんは「多摩川飲み下り」で初めて読んでその哀愁でぐっときましたが、還暦に近くなってきて哀愁が増してます。いい雰囲気です。
こういう本はいいも悪いもないです。ひたすら浸る感じです。 -
Posted by ブクログ
酒エッセイの現在の大御所の一人、ミニコミ誌「酒とつまみ」の編集長の初小説です。
恐らく自分がモデルの私小説的な短編集ですが、ファン以外の人が読むとつまらんという烙印を押してしまいそうな本ではあります。
酒場で自分の人生を滔々と話している流れで、子供の頃(昭和30年代)の頃からのノスタルジーに重きを置いた芸風です。
なぎらさんの古き良き昭和エッセイが好きなので、僕的には楽しめました。
おまけで3点かな。
彼と僕の共通点で、父親が家族を捨てて出て行っているので、父親をよく思っていないところがあります。僕はもう35年ほど父親に会っていないので、このまま会わずに終わるのだろうと思っています。前は罵倒してやりたい、蔑んでやりたいと思ったこともありましたが、自分が大人になってみると、ダメな奴にも一分の理があるんだろうなと冷静に考えられるようになりました。
この主人公は30年間会わなかった父親が倒れて動けなくなったとき、面倒を見ることを決めます。正直これは僕には絶対無理だし嫌です。真向拒否します。
彼は父を最終的に許すし、もっと話を聞けばよかったと後悔します。僕は絶対に後悔しない自信がありますが、子供の頃可愛がってもらった記憶があるから、感情移入出来るんだろうなと思うと、似た境遇でありながらうらやましくも感じました。
僕の話ですが、自分の音楽の能力と、逆にリズム感の無さは父親譲りだそうです。前に録音されている父親の歌を聴きましたが確かに声似ているなと思いました。作詞作曲してプロを目指していたそうですが、結局夢かなわずだったのでしょう。
僕の作った曲を聴いてどう思うかだけは興味あるなあ。ダメだしされたら怒るけど(笑) -
Posted by ブクログ
酒ばっかり飲んでそれを生業にしてしまった人。他の酒関係のエッセイストは自制が聞いている感じがしますが、この方はノンストップの呑兵衛という感じです。ほんと毎日ずっと飲んでいるという印象だし多分そうだと思う。
老舗を訪ね歩くコンセプトですが基本いつもとなーんにも変わらない。だらーりだらりと飲んで終電を逃して2軒3軒・・・。
酒場に行きたくなるエッセイというよりも、「あー、そうそう、呑兵衛ってこんな感じだよね。しょうがないなあ」と知り合いの話をぽつぽつ聞いているような本です。
これが何とも癖になるだらだら系酒エッセイです。
なんでか分からないけど好き。 -
Posted by ブクログ
最近、毎日のようにホッピーを飲んでいる。ホッピーが体にいいとか、安いとか、そう言うことではなく、ホッピーを置いているお店の雰囲気が好きなのだ。
本書は、中央線を一駅ずつ降りて、ホッピーが飲めるお店に一つ入っては、次に進む。スタートが、東京駅で、高尾駅まで32駅。高尾からの復路では、京王線で、ホッピーマラソンを続けている。
まぁ、タモリクラブ的な本ですね。でも、そのばかばかしさがかなり好きです。
あっ、ホッピーって知らない人もいますかね。ホッピーは、ビールの廉価版のような麦酒飲料です。ホッピーそのものだけを飲んでいる人を見たことがありません。基本的なルールとして、焼酎にホッピーを加えて飲みます。だから、ホッピー+焼酎をホッピーセットと呼びます。おそらく、これは、ホッピーだけだとアルコール度数が低すぎて、酔わないので、焼酎でアルコール度数をあげているのだと思います。だから、焼酎だけを追加したい人は「中おかわり」、ホッピーだけを追加したい人は「外おかわり」という形で追加します。ちなみに、ホッピーには、白と黒がありますが、黒も黒ビールほどのえぐみはありません。
とりあえず、私の目標は、1年かけて、この本に載っているお店をすべて制覇してやろうというものです。つきあってやってもいいぞ、というかたがいらっしゃいましたら、是非、お声がけ下さい。