【感想・ネタバレ】中央線で行く東京横断ホッピーマラソンのレビュー

あらすじ

東京駅から中央線にのって高尾まで32駅、帰りは京王線で新宿まで38駅。各駅でホッピーの飲める店を探し出し、ひたすら飲むという驚異のマラソン。ある時は常連客の会話に混ぜてもらい、お薦めのツマミの教示を受け、そして時々記憶をなくす。『酒とつまみ』編集長の名物連載。文庫化にあたって、各店データを収録するとともに、未踏区間の12駅で飲み書き下ろした。

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Posted by ブクログ

ホッピーマラソン。何のことやら説明されないと分からないと思うのですが、ただ単に中央線の各駅でホッピーを飲んで全駅制覇するというだけです。でもこの「だけ」に踏み出すおバカさんは世の中でこの人だけだったというこの奇跡。なんとも素晴らしいです。
そもそも僕ホッピー飲んだことないんです。どんな味がするのかも分からないのにこの本を読んでいるのもどうかと思いますが、酒場に憧れがとても強いので読んでいて心安らぎます。紙面からマイナスイオンが出ています。
そもそもこの人の少しおちゃらけつつ、悪いように書かない心の優しさがとても好き。多分嫌な時も有るだろうに、好きになろうと努力していたりいい所探したりしているんだろうな。
それにしても飲み過ぎだろうと突っ込みたくなります。普通2杯くらいにしてサクサク次の駅へ行くもんだと思いますがほぼほぼ沈没してますからね。それがまた愛されるゆえんだと思いますが。
またタモリ倶楽部でてくれないかな。心待ちにしています。

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2019年06月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『東京カレンダー』で初めて拝見した方の本です。
ひたすら中央線沿線及び京王線沿線の酒場をはじめラーメン屋、イタリアンのお店まで行ってホッピーを飲むというエッセイです。

すごく飲める人でないとこんな本を出せないんだろうなと思いました。ぐでんぐでんになるまで飲んでしまうのは酒をこよなく愛する人だからこそ(?)なのでしょうか…。
すごいなぁ…本当に。でも面白いエッセイでした。
大竹さんの本は他のものも読んでみたいです。

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2012年10月10日

Posted by ブクログ

最近、毎日のようにホッピーを飲んでいる。ホッピーが体にいいとか、安いとか、そう言うことではなく、ホッピーを置いているお店の雰囲気が好きなのだ。

本書は、中央線を一駅ずつ降りて、ホッピーが飲めるお店に一つ入っては、次に進む。スタートが、東京駅で、高尾駅まで32駅。高尾からの復路では、京王線で、ホッピーマラソンを続けている。

まぁ、タモリクラブ的な本ですね。でも、そのばかばかしさがかなり好きです。

あっ、ホッピーって知らない人もいますかね。ホッピーは、ビールの廉価版のような麦酒飲料です。ホッピーそのものだけを飲んでいる人を見たことがありません。基本的なルールとして、焼酎にホッピーを加えて飲みます。だから、ホッピー+焼酎をホッピーセットと呼びます。おそらく、これは、ホッピーだけだとアルコール度数が低すぎて、酔わないので、焼酎でアルコール度数をあげているのだと思います。だから、焼酎だけを追加したい人は「中おかわり」、ホッピーだけを追加したい人は「外おかわり」という形で追加します。ちなみに、ホッピーには、白と黒がありますが、黒も黒ビールほどのえぐみはありません。

とりあえず、私の目標は、1年かけて、この本に載っているお店をすべて制覇してやろうというものです。つきあってやってもいいぞ、というかたがいらっしゃいましたら、是非、お声がけ下さい。

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2011年06月19日

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