清武英利のレビュー一覧

  • 記者は天国に行けない 反骨のジャーナリズム戦記

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    ネタバレ

    p110 朝日新聞大阪本社社会部 藤森かもめ 原発の利権

    p115 日本では昔から多弁や告白は疎んじられ、沈黙を貫くのが美徳とされてきた

    p119 共同通信 長谷川智一 関西電力金品受領疑惑

    p139 元日本経済新聞記者 菊地悠佑

    p143 疋田桂一郎とその仕事

    p158 高杉晋作 面白きこともなき世を面白く すいなすものは心なりけり

    p159 鶴岡憲一

    p168 毎日新聞 栗原俊雄

    p170 しんぶん赤旗日曜版編集長 山本豊彦

    p182 取材に必要なのは、問題意識と違和感

    p202 東京国税庁広報課や東京国税局広報室 所得隠しや申告漏れの統計は発表するが、個別事案は明らか

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    2025年09月02日
  • しんがり 山一證券最後の12人

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    あの社長の涙の会見は覚えている。
    専門用語や、部署と役職名が多出するため少し読みづらい。
    しんがりと言うからには敗戦したのであろうが、山一證券は何と戦って敗戦したのか?
    戦うべき兵隊である社員には、戦うべき敵が隠されていて戦えていない。不戦敗だ!
    一部の上層部による籠城戦。敵は彼らの義理、見栄、保身。敗戦要因はバブル崩壊、総会屋などなど。

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    2025年07月22日
  • プライベートバンカー 完結版 節税攻防都市

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    実名で語られる富裕層の実態。自分には縁のない世界なので興味深く読めた。最後の殺人未遂事件も含めシンガポールの闇の部分も知れて良かった。

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    2025年06月17日
  • プライベートバンカー 完結版 節税攻防都市

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    富裕層の金庫番であるプライベートバンカーの生態を描いた作品。綿密な取材をする清武英利氏の著作なのでリアリティがある。

    野村證券からシンガポールのプライベートバンクに転職した主人公がとある事件に巻き込まれるストーリー。物語として楽しむ本というよりは秘密のベールに覆われている富裕層やプライベートバンクの一端を垣間見ることができることに価値があると感じた。

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    2025年06月12日
  • サラリーマン球団社長

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    阪神タイガースと広島カープのサラリーマン球団社長の実話。

    私はベイスターズファンですが、いちプロ野球ファンとして大変興味深く読ませていただきました。

    結局はマネーゲームなのかな、いやいや本書にもあるようにサラリーマンやファンの力で球団を動かすのだ!

    だからプロ野球はおもしろい!

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    2025年05月22日
  • しんがり 山一證券最後の12人

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    おもしろかったが、証券業界の仕組みがむずい。
    12人の中に「パソコンが得意」って人がいるのが時代を感じるw

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    2025年05月06日
  • サラリーマン球団社長

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    プロ野球に携わる裏側の運営企業、そこで働く組織人の人間模様が面白い!よりプロ野球を楽しめるようになる一冊!

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    2025年03月03日
  • サラリーマン球団社長

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    野球ファン(カープ)だしこういう本には無条件で惹かれる。

    カープの鈴木清明球団本部長は野球の素人だけど選手に寄り添いカープファンのことを一番に考えてくれるサラリーマンだ。
    球団経営は想像をはるかに超えたしんどさがあるんだな。
    お金がない、ないから選手を育てるしかない、育てたらお金がある巨人に獲られる、の繰り返し。
    刈り取られたハゲ山みたいだけど
    そこに日の光が当たりまた選手が育つ、その繰り返しだ。

    それでもカープから目が離せない❢

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    2025年03月02日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    心臓病の娘のためとは言え、この努力と熱心さには頭が下がる。
    結局佳美さんは逝去され残念だったが、佳美さんのために、といろんな人が力を結集して意味のある仕事をしたことは素晴らしい。

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    2025年02月23日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    心臓病を抱えている娘佳美(よんちゃん)のために人工心臓を作ろうと苦闘する家族の物語。
    読み始めて、ドキュメンタリーな艶のない文章に夢中になれずに半年近く投げ出していたのだけれど、何かの拍子にまた手にとって読みだしたら止まらなくなった。実話ベースの物語であること、娘の行く末が気にかかったこと。暗示された不安を打ち消すような思いで読み進めました。
    ハッピーエンドではないけれど、アンハッピーエンドでもない。もちろんバッドエンドではない。ずるいと思いながらも泣かされました。
    よんちゃんの思いに対して☆4つとさせてもらいました。

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    2025年01月10日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    このノンフィクション作品に評価をつけていいのかどうか分からないが、一言で例えるなら切なく、感動の作品だった。
    娘の命を救うために未知の分野に飛び込み、莫大過ぎる借金を背負いながらも1人を救うために進み最終的に奇跡を起こした。
    とにかく進み続けた家族に最大の敬意を表する。

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    2024年12月30日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    一つの家族と中小企業のストーリー。
    次女の病を克服しようと奮闘する両親。その姿に胸を打たれました。株式会社東海メディカルプロダクツさんの実話。

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    2024年12月23日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    筒井ファミリーとその周辺の人々の努力や行動や祈りや情熱や絆や、そういったさまざまなものが胸に迫る。
    誰を主人公に据えるかで随分と違う物語になりそうだが、宣政を中心に、そして小説ではなくルポ仕立てで描かれているところが、好ましく感じた。
    ドラマチックなお涙頂戴物語ではない、家族の物語をしっかりと読者に届けている本。

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    2024年12月02日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    娘を助けたい思い出闘った家族の物語とのあらすじを見て、読み始めた。
    医療の発展が今ほどではない時代に、心臓の難病を患った娘。町工場でゴムなどの素材で工業製品を作る父が、娘を助けるために人工心臓の製造を試みる。資金を集めるために奔走し、専門家が集う場所へ赴く。娘を思う気持ちが行動させたことと、社交性の高い父の性格が功を奏したのかと感じた。
    今もこの会社の製造した医療製品は使われているようで、たくさんの人を助けることにつながっていて、感動した。

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    2024年11月24日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    先天性の心臓の難病をもって生まれた佳美さんのため、人工心臓をつくって助けようとした家族の、実際にあったお話。実はポットキャストで話題になったことから興味を持って読んでみました。医療とは無縁の素人である父親の宜政が娘の為に奮闘する姿、短い人生を精一杯生きた佳美さんの人柄や家族、友人との絆が垣間見られる濃密な23年間が書かれた内容で、とても心打たれる、色々な人に読んで欲しい一冊でした。

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    2024年10月20日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    友人がこの本のモデルとなった春日井市に住んでいて
    興味を持ち手に取った1冊。

    継いだ工場が借金まみれでも
    知恵を絞り足を使い、商品を生み出し商売をする
    たくましい父親。

    とにかくガッツが凄い。
    子供の病気、命の為とはいえ
    あの粘りはどこからくるのだろう。

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    2024年09月26日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    いやあ、すごい。
    生まれつきの心疾患の娘のため、人工心臓をつくるべく奮闘するお父さん。

    その熱量がすごかった。
    どんな時でも諦めない。

    淡々とした文章ではじめ読みにくかったけれど、当時の世の中や、父親の度胸に驚いた。大泉洋のイメージで読む。

    すごい熱量と行動力。実話をもとにした話。

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    2024年08月25日
  • どんがら トヨタエンジニアの反骨

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    ネタバレ

    トヨタから出る車、出る車、まったくブランドイメージの統一感みたいなものが感じられないと思っていたが、その仕組みがよくわかった。
    1台1台に開発責任者がいて、それぞれの連携や情報共有などは全くされていないとのこと。納得。

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    2024年08月13日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    映画を見る前に原作を!と思い読みました。

    心臓疾患をかかえる娘・佳美さんのために、父が人工心臓の製造に取り掛かろうとする話です。

    小学6年生にして聖書を聞き涙を流す佳美さんは、子供ながらに命は有限であることと、終わりが近いことを感じ取っていたシーンに胸が痛くなりました。

    そして、自分の命が救われなくても、他の人の命を救ってほしいと言える佳美さんの心の強さに心震えました。

    あとがきに、子供が障害や病気を持って生まれてきた時の親の考え方が2種類載っています。
    いまは健康に生まれてきてくれた娘だが、万が一にもこの先何かあった際は、子のために運命に抗う親になりたいと強く思いました。

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    2024年07月28日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    娘の心臓に残された時間はたった10年。
    何もしなければ、死を待つだけの10年。
    これを運命だと諦めるか。抗うか。
     
    町工場を営む家族は、『「人工心臓」をつくり、娘の命を救うという不可能に挑む』ことを決意した。

    実話です。本が先か映画が先かを悩んで、映画を先に観てから読みました。
    それぞれ面白かったのですが、小説からは、映画とは違うリアルさを感じました。
    人間の行動力って凄いなと思わされました。最初から諦めて何もしなければ何も起こらない。だからと言って、これだけの行動を起こせる人はなかなかいません。成功するかどうか先の見えない長い挑戦。何も成し得ないかもしれない中、ただただ娘のために突き進

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    2024年07月09日