清武英利のレビュー一覧

  • サラリーマン球団社長

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    プロ野球選手はだいたいの人からは憧れの存在だ。
    そしてプロ野球選手には所属する球団があり、球団を運営するために影で様々な苦労をする裏方のスタッフがいる。

    この本は、野球と全く関係のない人生を歩んできたサラリーマンが、青天の霹靂の人事異動でプロ野球球団の建て直しをせよと言われ、奮闘するノンフィクションだ。

    著者の清武さんは読売新聞の社会部記者として、長年スクープを報じてきたが、ご自身もその後、巨人軍の球団代表になり2011年に「読売のドン」こと渡邉恒雄氏の独裁を訴え、『清武の乱』と言われた係争になったという有名人。ゆえに野球界の裏がわかるようなリアリティある内容でした。

    このノンフィクショ

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    2026年05月07日
  • しんがり 山一證券最後の12人

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    正直あまり期待していなかったのですが、面白かったです。大企業といえどもこんなふうにめちゃくちゃに崩壊するんだと…もう30年とか経つのにその怖さの本質はいまでも残っていると思う。しんがりを努めた12人は決してババを引いたのではない。長い人生、ホントどう生きるかが最後は大切なんだなあと痛感。良き本でした。

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    2026年05月05日
  • しんがり 山一證券最後の12人

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    会社の在り方と、会社と共に生きることの腹の括り方を学びました。
    潰れるとわかっている会社で、どこまで会社を守るのかが非常に鮮明に描かれています。
    ノンフィクションゆえのリアルが秀逸で、証券会社がいかに信用の上で成り立っていて、それが崩れた時の手のひら返し、証券会社の裏側を覗くことが出来ました。

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    2026年03月31日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    ネタバレ

    ノンフィクションを読むのが初めてで、若干の伝わりづらさがあったが、"記録"なのでこういうものなのかなと思った。映画は見ていたのでスラスラ読めた。
    実際は映画よりももっと多くの医療関係者と関わって、宣政・陽子夫妻が一生懸命に前進していったことが分かった。
    中央教会や神田さん、松尾さんの話は映画にはなかったように思うので、お二方の人生の一部を知れて良かった。
    映画では寿美さんが病院で声をあげて泣くシーンが印象に残ったが、奈美さんや寿美さんが小学生の時から強い正義感で佳美さんを助けたり、三姉妹で部屋で他愛ない話をしているシーンが心に残った。
    佳美さんが寿美さんに「いつまでもかわい

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    2026年03月29日
  • しんがり 山一證券最後の12人

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    会社が消える時、しんがり(後軍)として働いた人たちは、どんな気持ちで何を糧に自らを奮いたませていたのか。そこには、圧倒的な使命感、義務感、正義感があり、それこそが人生を良くするのではかいか。

    不正の成り立ちは極めてシンプル。あるべき姿を忘れ、会社のため、あの人にお世話になったからと人の情が優先される。それが行きすぎる。防げる仕組みをつくらず、意義を唱える人を左遷し、帰還不能点(point of return)を超える。あとは、いつ爆発するか分からない爆弾を次の世代に託し、最後にばばを引いたのが野澤社長だった。

    コンプライアンスは難しいものではなく常識的なものである。外から見るとおかしいと指

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    2026年02月15日
  • しんがり 山一證券最後の12人

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    ネタバレ

    序盤から中盤までなかなか没入していかなかったが、誰かのレビューでweb上ある社内調査報告書とドラマ版のしんがりを見てから読むと頭の中でイメージしやすいとのことだったのでその通りしたら後半はスムーズに読むことが出来た。
    誰もが逃げ出したい状況の中で、やっても得をしないような事を真正面からやってのけることも才能であることが分かった。
    また、終身雇用が崩れつつある中でもまだあの頃の日本人には会社に定年までいる事が当たり前だと思っていた頃、会社が無くなる事や転職する事、変化するのは今以上に抵抗があったと想像する。
    しんがりの12人の逞しさ、強かな生を感じた一冊だった。

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    2026年02月14日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    ノンフィクションはあんまり読まないが、息子から感動するからと借りた。
    心臓疾患の娘に心臓をつくりたいと研究する話。

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    2025年12月30日
  • しんがり 山一證券最後の12人

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    コンプライアンスを生々しく考えさせられる本。会社がおかしな意思決定になるのは、無責任で決められないトップ、ものを申せない経営陣、哲学が強く暴走する事業部長、恩義を感じて黙認する社員など、いろいろな人間味が混ざっている。
    社内調査という柔らかさがあるからこそ、外部監査とは異なり見えてくる事実があるのは興味深い。登場人物のひとりのように、聖書や仏教から人生訓を持つのも良いかもしれない。

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    2025年12月05日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    この本を読む前に、ふと学生時代にテレビで見た心臓カテーテルの制作ドキュメンタリー(ニュースだったかも)を思い出し、「この一家のことだったのか…!」と感動しました。
    父と母、そして姉妹が、ただ自分の家族を守ることを目的に、あらゆる勉強に励み、なんでもやってみるその姿がとても心に残りました。この一家の心情や誰かに対する姿勢を見習いたいものです。

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    2025年09月06日
  • 記者は天国に行けない 反骨のジャーナリズム戦記

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    ネタバレ

    p110 朝日新聞大阪本社社会部 藤森かもめ 原発の利権

    p115 日本では昔から多弁や告白は疎んじられ、沈黙を貫くのが美徳とされてきた

    p119 共同通信 長谷川智一 関西電力金品受領疑惑

    p139 元日本経済新聞記者 菊地悠佑

    p143 疋田桂一郎とその仕事

    p158 高杉晋作 面白きこともなき世を面白く すいなすものは心なりけり

    p159 鶴岡憲一

    p168 毎日新聞 栗原俊雄

    p170 しんぶん赤旗日曜版編集長 山本豊彦

    p182 取材に必要なのは、問題意識と違和感

    p202 東京国税庁広報課や東京国税局広報室 所得隠しや申告漏れの統計は発表するが、個別事案は明らか

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    2025年09月02日
  • しんがり 山一證券最後の12人

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    あの社長の涙の会見は覚えている。
    専門用語や、部署と役職名が多出するため少し読みづらい。
    しんがりと言うからには敗戦したのであろうが、山一證券は何と戦って敗戦したのか?
    戦うべき兵隊である社員には、戦うべき敵が隠されていて戦えていない。不戦敗だ!
    一部の上層部による籠城戦。敵は彼らの義理、見栄、保身。敗戦要因はバブル崩壊、総会屋などなど。

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    2025年07月22日
  • プライベートバンカー 完結版 節税攻防都市

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    実名で語られる富裕層の実態。自分には縁のない世界なので興味深く読めた。最後の殺人未遂事件も含めシンガポールの闇の部分も知れて良かった。

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    2025年06月17日
  • プライベートバンカー 完結版 節税攻防都市

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    富裕層の金庫番であるプライベートバンカーの生態を描いた作品。綿密な取材をする清武英利氏の著作なのでリアリティがある。

    野村證券からシンガポールのプライベートバンクに転職した主人公がとある事件に巻き込まれるストーリー。物語として楽しむ本というよりは秘密のベールに覆われている富裕層やプライベートバンクの一端を垣間見ることができることに価値があると感じた。

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    2025年06月12日
  • サラリーマン球団社長

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    阪神タイガースと広島カープのサラリーマン球団社長の実話。

    私はベイスターズファンですが、いちプロ野球ファンとして大変興味深く読ませていただきました。

    結局はマネーゲームなのかな、いやいや本書にもあるようにサラリーマンやファンの力で球団を動かすのだ!

    だからプロ野球はおもしろい!

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    2025年05月22日
  • しんがり 山一證券最後の12人

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    おもしろかったが、証券業界の仕組みがむずい。
    12人の中に「パソコンが得意」って人がいるのが時代を感じるw

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    2025年05月06日
  • サラリーマン球団社長

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    プロ野球に携わる裏側の運営企業、そこで働く組織人の人間模様が面白い!よりプロ野球を楽しめるようになる一冊!

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    2025年03月03日
  • サラリーマン球団社長

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    野球ファン(カープ)だしこういう本には無条件で惹かれる。

    カープの鈴木清明球団本部長は野球の素人だけど選手に寄り添いカープファンのことを一番に考えてくれるサラリーマンだ。
    球団経営は想像をはるかに超えたしんどさがあるんだな。
    お金がない、ないから選手を育てるしかない、育てたらお金がある巨人に獲られる、の繰り返し。
    刈り取られたハゲ山みたいだけど
    そこに日の光が当たりまた選手が育つ、その繰り返しだ。

    それでもカープから目が離せない❢

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    2025年03月02日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    心臓病の娘のためとは言え、この努力と熱心さには頭が下がる。
    結局佳美さんは逝去され残念だったが、佳美さんのために、といろんな人が力を結集して意味のある仕事をしたことは素晴らしい。

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    2025年02月23日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    心臓病を抱えている娘佳美(よんちゃん)のために人工心臓を作ろうと苦闘する家族の物語。
    読み始めて、ドキュメンタリーな艶のない文章に夢中になれずに半年近く投げ出していたのだけれど、何かの拍子にまた手にとって読みだしたら止まらなくなった。実話ベースの物語であること、娘の行く末が気にかかったこと。暗示された不安を打ち消すような思いで読み進めました。
    ハッピーエンドではないけれど、アンハッピーエンドでもない。もちろんバッドエンドではない。ずるいと思いながらも泣かされました。
    よんちゃんの思いに対して☆4つとさせてもらいました。

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    2025年01月10日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    このノンフィクション作品に評価をつけていいのかどうか分からないが、一言で例えるなら切なく、感動の作品だった。
    娘の命を救うために未知の分野に飛び込み、莫大過ぎる借金を背負いながらも1人を救うために進み最終的に奇跡を起こした。
    とにかく進み続けた家族に最大の敬意を表する。

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    2024年12月30日