清武英利のレビュー一覧

  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    心臓病の娘のためとは言え、この努力と熱心さには頭が下がる。
    結局佳美さんは逝去され残念だったが、佳美さんのために、といろんな人が力を結集して意味のある仕事をしたことは素晴らしい。

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    2025年02月23日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    心臓病を抱えている娘佳美(よんちゃん)のために人工心臓を作ろうと苦闘する家族の物語。
    読み始めて、ドキュメンタリーな艶のない文章に夢中になれずに半年近く投げ出していたのだけれど、何かの拍子にまた手にとって読みだしたら止まらなくなった。実話ベースの物語であること、娘の行く末が気にかかったこと。暗示された不安を打ち消すような思いで読み進めました。
    ハッピーエンドではないけれど、アンハッピーエンドでもない。もちろんバッドエンドではない。ずるいと思いながらも泣かされました。
    よんちゃんの思いに対して☆4つとさせてもらいました。

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    2025年01月10日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    このノンフィクション作品に評価をつけていいのかどうか分からないが、一言で例えるなら切なく、感動の作品だった。
    娘の命を救うために未知の分野に飛び込み、莫大過ぎる借金を背負いながらも1人を救うために進み最終的に奇跡を起こした。
    とにかく進み続けた家族に最大の敬意を表する。

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    2024年12月30日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    一つの家族と中小企業のストーリー。
    次女の病を克服しようと奮闘する両親。その姿に胸を打たれました。株式会社東海メディカルプロダクツさんの実話。

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    2024年12月23日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    筒井ファミリーとその周辺の人々の努力や行動や祈りや情熱や絆や、そういったさまざまなものが胸に迫る。
    誰を主人公に据えるかで随分と違う物語になりそうだが、宣政を中心に、そして小説ではなくルポ仕立てで描かれているところが、好ましく感じた。
    ドラマチックなお涙頂戴物語ではない、家族の物語をしっかりと読者に届けている本。

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    2024年12月02日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    娘を助けたい思い出闘った家族の物語とのあらすじを見て、読み始めた。
    医療の発展が今ほどではない時代に、心臓の難病を患った娘。町工場でゴムなどの素材で工業製品を作る父が、娘を助けるために人工心臓の製造を試みる。資金を集めるために奔走し、専門家が集う場所へ赴く。娘を思う気持ちが行動させたことと、社交性の高い父の性格が功を奏したのかと感じた。
    今もこの会社の製造した医療製品は使われているようで、たくさんの人を助けることにつながっていて、感動した。

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    2024年11月24日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    先天性の心臓の難病をもって生まれた佳美さんのため、人工心臓をつくって助けようとした家族の、実際にあったお話。実はポットキャストで話題になったことから興味を持って読んでみました。医療とは無縁の素人である父親の宜政が娘の為に奮闘する姿、短い人生を精一杯生きた佳美さんの人柄や家族、友人との絆が垣間見られる濃密な23年間が書かれた内容で、とても心打たれる、色々な人に読んで欲しい一冊でした。

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    2024年10月20日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    友人がこの本のモデルとなった春日井市に住んでいて
    興味を持ち手に取った1冊。

    継いだ工場が借金まみれでも
    知恵を絞り足を使い、商品を生み出し商売をする
    たくましい父親。

    とにかくガッツが凄い。
    子供の病気、命の為とはいえ
    あの粘りはどこからくるのだろう。

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    2024年09月26日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    いやあ、すごい。
    生まれつきの心疾患の娘のため、人工心臓をつくるべく奮闘するお父さん。

    その熱量がすごかった。
    どんな時でも諦めない。

    淡々とした文章ではじめ読みにくかったけれど、当時の世の中や、父親の度胸に驚いた。大泉洋のイメージで読む。

    すごい熱量と行動力。実話をもとにした話。

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    2024年08月25日
  • どんがら トヨタエンジニアの反骨

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    ネタバレ

    トヨタから出る車、出る車、まったくブランドイメージの統一感みたいなものが感じられないと思っていたが、その仕組みがよくわかった。
    1台1台に開発責任者がいて、それぞれの連携や情報共有などは全くされていないとのこと。納得。

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    2024年08月13日
  • アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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    娘の心臓に残された時間はたった10年。
    何もしなければ、死を待つだけの10年。
    これを運命だと諦めるか。抗うか。
     
    町工場を営む家族は、『「人工心臓」をつくり、娘の命を救うという不可能に挑む』ことを決意した。

    実話です。本が先か映画が先かを悩んで、映画を先に観てから読みました。
    それぞれ面白かったのですが、小説からは、映画とは違うリアルさを感じました。
    人間の行動力って凄いなと思わされました。最初から諦めて何もしなければ何も起こらない。だからと言って、これだけの行動を起こせる人はなかなかいません。成功するかどうか先の見えない長い挑戦。何も成し得ないかもしれない中、ただただ娘のために突き進

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    2024年07月09日
  • 後列のひと 無名人の戦後史

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    いつもながら読みやすい。市井の人たちの人生に光をあてた本作は読みやすく、著者の温かい目線も感じる。著者の本はいつもながら読んでいて気持ちがよい。大いに楽しみながら読むことができた。

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    2024年07月07日
  • 奪われざるもの SONY「リストラ部屋」で見た夢

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    2006-2015年頃、ソニーのリストラ部屋に押し込められた人々のルポルタージュ。

    現場を知らないエリート達が小手先の数字作りに勤しむ姿と、それによって踏み躙られる尖ったエンジニア達のプライド。

    ソニーの株価を見る限り、このリストラ連発の頃が企業として最も苦しく、それが終わった2018年頃から復活したのだと言える。

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    2024年06月01日
  • しんがり 山一證券最後の12人

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    世間を揺るがせた事実が基になっているだけあり読みごたえがあった。粉飾の場合は殆どがなるべくしてなった事象であり当事者に同情の余地はないが、会社の最期を見届け締め括るしんがり達には男気のようなものを感じる。もし自分の会社がこのようになった時に、終身雇用のサラリーマンの運命と割り切るには自分の心が追いつかないと思う。

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    2023年12月10日
  • どんがら トヨタエンジニアの反骨

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    世の中には、暖かな日の当たる場所もある。
    どのように苦しい過程を経てであれ、最終的に、そう受け止められる職業生活を送ることができるというのは、素晴らしい星の下に生まれ、生きてこれた、ということだと思う。
    清武さんの筆力もあるのだろうが、羨ましい、というだけのこと。

    印象的なフレーズは以下。

    ー俺はこのドンガラを見るために頑張ってきた。
    多田は思った。
    それは出世するとか、表彰を受けるとか、会社の業績の一端を支えるとか、定年後には泡のように消えてしまうものではなく、数寄者の魂をがらんどうの車に吹き込む、夢の実現だった。
    (P222)

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    2023年10月10日
  • どんがら トヨタエンジニアの反骨

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    ネタバレ

    自動車業界で、販売台数世界No.1、つまり、大衆向けの車を作っているトヨタで、
    「売れない」「儲からない」と言われながらも、若者の車離れを食い止めるために、採算性を超えて再挑戦したプロジェクト=スポーツカー「86」やスープラの復活に賭けたトヨタチーフエンジニアとその部下たちの心震わす物語。

    技術者はときに、自己実現や「自分がこういう車を作りたい」という情熱を原動力にしているため、営業部門や役員から理解されないことも多くあっただろう。
    トヨタの核や強み、本分とは異なり、社内からの軋轢は多かったことだろう。
    ただし、そこには単なるスポーツカーの復活を遂げ、大きな壁を乗り越えた熱い物語というだけで

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    2023年08月13日
  • どんがら トヨタエンジニアの反骨

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    車に全く興味がなく、スポーツカー「86」「スープラ」も全く知らない私が読んでも胸が熱くなるノンフィクション仕立て小説(読後にネットで写真確認したが流石に「86」も「スープラ」もカッコイイ)。というのが半分で、意外に世界のトヨタも普通の大企業にありがちな官僚的会社であることがわかって少しホッとした。スケールが大きいだけあって、特異な人材も豊富で、異能を活かす素地があるところは流石ではある。週刊現代連載だそうだが、会社員であれば共感できるところ多数で、処世のヒントが色々見つかる。

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    2023年06月30日
  • どんがら トヨタエンジニアの反骨

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    多田哲哉
     三菱自動車でラリー部門に行けず退社、ベンチャー企業からトヨタへ。
     早く安く 二代目ラウム、パッソ、ラクティス、ウイッシュ担当
    2007年1月 スポーツカー担当へ
     チーフエンジニア=部長、主査=次長、主幹=課長、主任=係長
     チーフエンジニアの仕事の9割は辛抱すること 主査は製品の社長 2019年21人
     佐々木良典 父親が初代レクサス企画から副社長

    スバル=すたれた市役所 トヨタ=高度な町工場
     賚(たもう)主査 金沢市立工業高校から富士重工へ~群馬大学工業短大(夜間
     スポ―ツカ―は四駆に限る

    ナスカーでのヒアリング →手軽に買えるスポーツカー
     自分でカスタマイズ ライ

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    2023年06月12日
  • どんがら トヨタエンジニアの反骨

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    「下町ロケット」的テイストの話ではあるけど、ノンフィクションだし、何と言ってもスバルとの共同開発である86(ハチロク)という実車開発の裏話なので、とても楽しく読めました。。というか86が欲しくなります(^^)。BMWとの共同開発なスープラの逸話も語られ、こっちはもっと欲しいけど、価格的にちょっと手が届かない感。

    印象に残ったのは、センスを身に着けるには「家庭画報」を読め、というところと、あと、CV、1A、号口、といったトヨタ用語に関する説明は、以前、同社との仕事をしていた時にリアルで体験したので、そうだったなあ~と。

    どこの会社にも尖った人や情熱のある人はいて、そういう社員をどう活かすか、

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    2023年05月27日
  • どんがら トヨタエンジニアの反骨

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    たくさんのエンジニアが出てくる。そのトヨタの優秀な人材の勢いに後押しされる様に、グイグイ引き込まれてしまう。これからは、同様の働き方はできないが、違うタイプのエンジニアが突進することを期待して本を置いた。

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    2023年04月06日