トーリ・フィリップスのレビュー一覧
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スリルある展開にドキドキ
ヒロインは、金目当ての婚約者から逃げ出した姫君、ヒーローは宮廷道化師。
宮廷道化師と見習い道化師に変身した姫君の冒険を通して、垣間見える庶民の暮しが生き生きと描かれているので、他の本では味わえない新鮮さがあります。
ピンチになっても、めそめそクヨクヨなんかしない、常に前向きに頑張るヒロインと、そんな頑固な姫君を陰日向になり守り抜くヒーロー。
そんな二人が惹かれ合うのは、自然な流れだと思う。
どんな風にエンディング持っていくのか気になって、後半は一気読みでした。
最後まで飽きさせない作品だと思います。 -
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Posted by ブクログ
以前に藤田和子先生のコミック版を読んで大いにはまったのですが、
今回破格の値段で小説が売られていたので
結末は知った上で読んでみましたが......
やっぱりいい!!
この話、凄くいいよ!
こんな名作埋もれさせておくなんて、偉い人は何をしているんだろう。
19世紀イギリスが舞台っていうのが大好きで
今までハーレに関わらず読んでいるけど、
(某執事漫画などの逸脱した設定の漫画は除くとして)
この道化師は恋の語りべという作品のヒーローとヒロインは
今までにない階級の隔たりがあり、そしてヒーローが下級階級に属するという
物語ののっけから先が読めない、特異な作品です。
いや、
この手の舞台で進めら -
Posted by ブクログ
ヒロイン・セレストの無邪気さに癒されます・・・ここまで徹底してくれたら、ささくれだった自分自身を忘れてストーリーに入り込めます。ヒーローであるガイもロマンスのヒーローらしく才色兼備(美貌がたちすぎて修道院に入ったくらい!)で、セレストに魅かれていく様子もこまやかに描かれていると思います。馬上槍試合や中世の城での暮らしぶりなどもヒストリカルならではで楽しめます。
日常を忘れてとにかく甘いロマンスに浸りたい方にお勧め!ロマンス小説はヒロインに感情移入できるように設定されているから良いですね・・・
ガイの両親を主人公にしたスピンオフも含めて、私にとってはヒストリカルロマンスのベスト10に入る作品です -
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Posted by ブクログ
☆4.1 楽しく読めた。ロマンスというより、おとぎ話。ヒロインは健気で賢く可愛いし、ヒーローの苦悩する様も笑える。
内容(「BOOK」データベースより)
フランスから来たセレスト姫はイギリスにうんざりだった。道中、信じられないくらいの災難続きで、とても婚約者の待つ北の辺境までたどりつけるとは思えない。嘆く姫に、神は自らのしもべを同行者としてつかわした。教会のステンドグラスから抜け出てきたかのような、神々しいまでの美貌の修道士、ブラザー・ガイを。
それはブラザー・ガイにとっては迷惑な話だった。女性がうとましくて、憎門をくぐったのに、誘惑がドレスを着て歩いているよう -
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Posted by ブクログ
ヒストリカル、お気に入りのキャヴェンディッシュ家関連の第二話。
第一話『野に咲く白薔薇』(☆5つ)のヒーロー・トーマスの従者だった洒落ものアンドリューが壮年になって登場♪
トーマスの息子ブランドンとガイも騎士になったばかりの若者として登場し、舞台はフランス○○平原の饗宴、酒池肉林ばりの貴族達の乱痴気騒ぎ真っただ中でのお話。
壮年のアンドリューはブランドンとガイからご老人とからかわれて、すっかり年とった気分(年齢38歳)。
そんな時に遭遇した娼館の処女(?)のセリ......。
アンドリューは調子に乗るブランドンとガイを諌めるため賭けをした、競りにかけられている女を数週間で淑女に変えようと。
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???☆2.5
期待していたのと随分違いました。
小説は未読です。
1巻の立ち読みが面白そうだったので購入。しかしドラマはあまりなく、巨大な悪に立ち向かうのでもなく、ヒーローは少しナヨナヨ気味で、ヒロインばかり鼻っ柱が強い印象です。
これは続き物なのでしょうか?あまりにも、あっけない終わり方です。 -
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