【感想・ネタバレ】貴婦人修業のレビュー

あらすじ

この世に生を受けて十九年、ロージーは人生最大の危機を迎えていた。親に捨てられ、貧しい農夫の養女として育てられた彼女は、欲深い養父の手で、これまた強欲な女郎屋の亭主に売られた。そしてこうして樽の上に立ち、熱い男たちの視線を浴びている。これから競りが始まる――もちろん、商品はロージーの体。値段は吊りあがり、彼女は伊達男の騎士に競り落とされた。ああ、これが娼婦としての初仕事。さっさとすましてしまいたい。けれども、伊達男のサー・アンドリューは意外なことを言った、十二日後に控えた宴に、貴婦人の姿で参加するように、と。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

年の差で女の子貴婦人に仕立て上げるお話で、もろ好み。
アンドリューが所々で老体とからかわれて年を気にしているところが年の差としていい。
女の子は一切年を気にしないで、アンドリューの他の男とは違う紳士的な優しさに惹かれてくとこがいいなー
とにかくかわいい。

1
2013年10月20日

Posted by ブクログ

キャヴェンディッシュ家シリーズの番外編
「野に咲く白薔薇」でトーマスの従者だったアンドリューと競りに出されているヒロイン・ロージー。
ロージーの口が悪く、思ったことをズバリと言ってしまうところが可愛らしい。
そんなロージーを貴婦人に仕立て上げようとするアンドリューのマイ・フェア・レディもの?

0
2017年10月06日

Posted by ブクログ

ヒストリカル、お気に入りのキャヴェンディッシュ家関連の第二話。
第一話『野に咲く白薔薇』(☆5つ)のヒーロー・トーマスの従者だった洒落ものアンドリューが壮年になって登場♪
トーマスの息子ブランドンとガイも騎士になったばかりの若者として登場し、舞台はフランス○○平原の饗宴、酒池肉林ばりの貴族達の乱痴気騒ぎ真っただ中でのお話。

壮年のアンドリューはブランドンとガイからご老人とからかわれて、すっかり年とった気分(年齢38歳)。
そんな時に遭遇した娼館の処女(?)のセリ......。
アンドリューは調子に乗るブランドンとガイを諌めるため賭けをした、競りにかけられている女を数週間で淑女に変えようと。

老人気分のアンドリューと、うら若い娼館の乙女のやり取りが可愛らしい(^ω^)

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

3.8
ロージーの庶民というか下層階級っぷりというか俗っぽさが楽しい。
王道ストーリー。
しかしアンドリューのファッションは現代からすると滑稽ですね。

0
2014年07月17日

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